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ZZZ's in MORG

 今日は、REC立会いの為に奈良まで行って来るぞー!と意気込んで電車で鶴橋に着いたお昼12時!         しまつた!通販の発送をワスレテタ・・で、一旦お店へ戻り、再度REC立会いの為に奈良まで行って来るぞー!
 今回レコーディングするのは、女の子3人のアングラサイケロックバンド ZZZ’s で、場所は関西屈指の凄腕エンジニアと機材量を誇る「 MORG 」です。        

オペルームと武田さんの後姿

MORG HP http://www.morg.jp/
 人見知りの女の子3人って事と、アングラ色の強いサウンドになりそうとの予想から、海外でRECを学んできた 武田女史 にRECを依頼する。( つい2日前までは、このMORGでドリカムを手掛ける岡村弦さんが、Sentimental Toy Palette録ってました )         元々、彼女達から要望のあったイメージを形にするには、天高やステージに10mクラスの広さが無いと難しかったのだが、武田さんの出してきた提案に乗っかる事にする。         ノリ重視の一発録りなんだが、理論や構成よりはイメージ重視で要望を伝えてくる。         「 もっとドーンと! 」「 ここはチープに・・ 」などなど、そのニュアンスを汲み取って、マイク位置やアンプのつまみ、イコライジングをサッと変更して ” こうですよね? ”といとも容易くイメージを形にする武田さん、男前。しかも、作業早ぇーなー!         一日で3曲は無理か!?と思っていたが、コミニュケーションが良好だったせいか、テンション高いままOKテイクが続く。         ワシ的に『 こりゃー取り直しだろ・・。』と思ったテイクにOKが出たのが???だったが、後で聞いてみるとそういう事だったのねとなる。         メンバーの想像する完成形を更に上回る完成形が見えてないと、あのテイクでOKは出せんわな。        何故このマイク位置、何故このアンプ、何故この編集を説明してくれるからワシみたいな初心者には助かるわ。         自分達の想像する完成形に到達させるだけなら、現状、多少の知識と手間暇掛ければ何とか自分達でも作れちゃったりする。          本来ならば、プロデューサーを立てることで、もうワンランクツーランク上のサウンドに仕上がる。         今回は、予算や時間の都合で、武田さんにプロデューサー的役割まで押し付けた結果になったが、見事予想を上回る仕上がりになったと思う。        ちょっぴし時間に余裕も出来たので、やれたらやろうと提案してた音色を足そうって事になり、折角なので数年ぶりにスティック握ってRECに参加させてもらった!

 1曲丸々ってのは、さすがに体力・技術が追い付かないので、8小節録って良い所をループで切り貼りしてもらう事にする。        いやゃー緊張しましたですわい!!重ねたテイクを聞いたら、民族音楽みたいになってた!!エエのんか?知らんで。        そこからは、奈良に行けば必ずココへ!大盛り食堂 ” がっつり亭 ”に行って来た!!           彼女達とはここでお別れ。合宿RECって事で、エンジニアの武田さん共々ガールズトークに華を咲かせているんだろうね。         明日は、歌入れするんだから夜更かしもそこそこにしとけよな。




顔出しNGなもんで編集しました

 今回、録った音源ですが彼女達とミーティングしながら、どういう形でリリースするか決めて行こうと思ってます。        まだまだ妄想の段階ですが、ようやく居場所を見つけたようだし、その覚悟は生半可な気持ちではない!       まぁ、いいか。で行動に移さないバンドが多い中、「 無謀や! 」「 100%無理やって! 」と言われても信念曲げずに夢を追う彼女達を応援してやらなきゃ誰がやるのだ!?        金にならないから?サウンドがアングラ過ぎて売れ線じゃないから?ふーん、見てればいいと思うよ。
ZZZ’s HP http://zzzs-jpn.com/
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 これはワシ個人的感覚のレコスタ論なのだが、レコーディングは現状のベストを取るだけだと、直ぐにライブの方が成長しちゃったりするんで、半年・一年先の自分達の到達地点をイメージしたサウンドにする方が、目標も見えて良いと思うのです。          しかし、関西には、そういった半年・一年先に到達すべきサウンドをイメージ出来るプロデューサーが関西には皆無だったりするので、どうしても現状のベストをパッケージしたサウンドになる。          レコスタで、バンドの要望通りのサウンドに仕上げましたよ!ってのは、自分の仕事としては当然の事なのだろうけど、それだとバンドの成長やシーンの向上に繋がらないと思うのです。       RECに望むバンド自身には、その到達地点はほとんど見えてないし、立てるべきプロデューサーも居ない・・となれば、エンジニアさんの質に頼らざるを得ない。         その到達地点を各バンドごとにイメージ出来ると、必然的に『 ここに到達させるためにはこの機材 』『 それを再現させるためにはこの技術 』となってくる。       そうなると、オールジャンルで対応して行くには、先人達の文化・歴史を学び、日々新しい技術を学び、機材を導入していかないと、どれも同じ仕上がりになっちゃうし、エンジニアさん自身の成長にも繋がらないと思うのです。        そういった視点を持ったエンジニアさんが関西にも居て、スタジオさんの名前を挙げていっても良いんだが、そうでない所からは苦情来るだろうし止めておきます。         ちょっと怖いのがバンドマンから聞く「 優しかったです。」「 安かったです。」「 言ったとおりにやってくれて。 」その選び方だと、バンド自身も成長しないと思うぞ!        あんまり書くと、また敵が増えちゃうんでこの辺で。
 ワシもプロモーションやスケジューリングの知識や実績には自信があるが、サウンドプロデュースに関しては、全くの素人を言って良い。        その半年先・一年先の到達地点の判断が出来ない。         やはり、そういう事も勉強していかないといけないのはヒシヒシと感じてる。         ワシ自身の成長の為とバンドの成長の為!もっと勉強したいなー。

音楽
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