今月は入出金の出入りが激しいので、領収書のチェックをしていたら、フラリと外国人の方が来られた。 近くにバックパッカー用のゲストハウスがあるので、日本のインディーズ音源でも探しに来たのかな?と思ったら、全く違ってて、どうもCD制作の相談に乗って欲しいとの事。 「 アナタハエイゴハナセマスカ? 」みたいな片言でもあれば良いのだが、ド頭から「 Can you speak english ? 」と来たもんだ。( 日本語はダメみたい ) こっちが「 Just a little bit. 」って応えると、一気に自分の現状や要望を伝えてくる! ちょっちょっちょっと待ってー!!早口過ぎるー!ゆっくり話してもらって会話を進めていく。 んーむ、昔は英語で話されても、脳内で英語で考えられていたのだが、さすがに勘が鈍ってて、英語 → 日本語に変換 → 言うべき答えを日本語で考える → 英語に変換 → 話す と何ステップも必要になってるわ・・。 それでも、何とか日常会話レベルは出来るが、レコーディングや機材なんかの専門用語を出されるとチンプンカンプン・・。 言葉の端々から要約するに「 RECして、MIXをしてもらったけど、意思疎通が上手く出来なくて、仕上がりに満足していない・・出来れば、クリスマスに音源が欲しいんだが、何とかならないか?あと、映像制作についても教えてください。 」みたいな感じ。 ここで「 ワタシ、ワカラナインデ、サヨウナラーゴメンネー 」で終わらせちゃうのも可哀想なので、何か対応策は無いか?とシンキングタイム・・ずーっと不安げにコッチを見てる・・・・・ピコーン!!!!そうや、お世話になってる奈良の「 MORG 」のエンジニア武田女史が、イギリスに音楽留学してたんだった!! ワシのように遊びで海外行ってたんじゃなくて、ちゃんと英語も話せるし、専門用語も行ける筈!!と武田女史に連絡をし、本人と話してもらうと・・今までのスローな会話から一気にベラベラと話し出して、全く聞き取れないスピード。 どうやら、上手く話がまとまったようで、親指を突きたて ” グッジョブ! ”と言われて、シェイクハンドしてきた。 電話で5分で済む話を1時間以上も掛けちゃって申し訳ない・・英語を勉強し直したいな。
MORG HP http://www.morg.jp/
その後、領収書の計算の続き&打ち合わせを1件終え、2ndLINEで行われている tricot が定期的に開催している主催イベント「 爆祭-BAKUSAI- 」のvol.7 を見に行く! ご存知の方も多いと思うが、今年の5月に同イベントが行われるはずだったのだが、ドラムのコマキ君が色々とアレでアレしちゃってお流れになってた。 無事、コマキ君も復活し、同イベントを同じ面子(w: Alaska Jam / キュウソネコカミ )で開催し、13年10月2日にリリースした1stフルアルバム「 THE 」のレコ発ツアー ” 女心と秋のツアー ”のファイナルになっているという事もあって、チケットは即完売のソールドアウトしてました。
ヒィイィーッ!やっぱりフロアには一歩も入れないー!!丁度、 Alaska Jam の後半だったので、事務所のモニター越しにライブを見る。 確かGt.の小野君が KEYTALK なんだよね!他にも別バンドのメンバーが居るはずだけど、誰だっけかな? ヒップホップ / ミクスチャーロックをポップに上手く融合してるね!大分と聞き易い。 空きっ腹に酒 / 忘れらんねえよ / 愛はズボーン なんかで見てみたい。
Alaska Jam HP http://www.alaskajam.jp/
そして、ファンの方達が今日を半年待ってた tricot の登場ー!頭から全曲見るのって久々だー!Vo.Gt.イッキュウが金髪になってるどー! 1曲目「 おちゃんせんすぅす 」からフロアもメンバーも爆裂しとるわ! 「 Swimmer 」「 おやすみ 」と聞かせどころのクオリティが上がったね。 「 スーパーサマー 」は初めて聞いたけど、曲が短いな!2分半くらいか?こういう曲はあっても良いね。 ラストは「 99.974℃ 」「 MATSURI 」で終了ー!持ち時間50分だったんだが、アッと言う間に終わっちゃったな・・。 ほぼアルバム収録曲をメインに演ってたんで、昔の曲なんかは無かった・・久々に「 消える 」とか聞きたいんだけどね。 アンコールが掛かって、ドラムのコマキ君が一人で出てきて、例の騒動の事や今日の開催に至って協力してくれた人達や待っててくれたファンの人達への感謝を述べると、会場から怒号のような ” コマキコール ”が湧き上がる! コマキ君って、こういうの苦手だからどうするのかな?と思ってたら、照れ隠しにドラムソロ叩いてた!コマキ君、お帰りー! そして、アンコールは皆が待ってた「 爆裂パニエさん 」しかも、爆祭バージョンと名付けられていて、曲の入りだったり途中のコール&レスポンスのアレンジや、Alska Jam の一節・キュウソネコカミの一節を入れ、最後は出演者が全員ステージに上がって暴れ倒してた。
終演後は、先日の BLUE ENCOUNT ワンマンライブに続き、クロークの荷物引き換えで2ndLINEのスタッフさんのお手伝い。 雨も降ってたし、早く引き換えてあげたいのは山々だが、とんでもない荷物量で探せど探せど見つからず・・引き換え待ちのTシャツ+短パン姿のキッズ達はガタガタ震えてるし、文句ひとつ言わず待ってくれてありがとう。
どういう意図があったんだろうか?
仕切り直しの「 爆祭-BAKUSAI-vol.7 」が、これにて無事終了ー!ただ、暴れるだけじゃ無くなって、ちゃんと歌を聞かせられるようになってる!メンバー間の休符の取り方が抜群にエエ感じ! tricot = 変拍子・難しい展開みたいなイメージがあるのかな?ここらで、どストレートな歌詞で8分刻みの淡い青春時代を感じさせるような曲とかも欲しいかな?( まぁ、それは冗談だし、作らないか ) 歌詞だったり曲構成なんかが、どんどん難解になっているような気がして・・そこがウリなんだが、もう一歩行くためには、ちょっと「 マスを意識 」した曲があっても良いのになー・・って思うのはワシだけか?
※ 14年3月27日@梅田AKASO
「 帰ってきたトリコさん 」
ワンマンライブ
tricot HP http://www.tricot.tv/
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