今日、かなり気になっていた「 SHM-CD 」を MORGさんから偶然にも借り受ける事が出来た! どうやら、MORGさんも気になって、比較対照し研究したかったそうだ!
MORG HP http://www.morg.jp/
「 SHM-CD 」とは?・・・” Super High Material CD ”の略で、販売会社の売り文句を引用すると・・・
「 全てのCDプレーヤーで再生可能な高音質CD。 通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネイト樹脂を採用。 素材の透明性が格段向上したことにより、マスター・クオリティに限りなく近づいた高音質CDです。 」
・・・と書いてある。 で、このCDである!
このCDは、通常のCDとSHM-CDを聞き比べるために、リリースされた体験版サンプラーで、洋楽のスタンダートが17曲収録されている限定2枚組みだ。 早速、聞き比べてみたのだが、曲によって音質が変わる部分が違うのかな? 全体的に言えば、通常のCDが” 3畳くらいの部屋 ”で聞いているとすれば、SHM-CDで聞いたら、奥行きが広がって” 8畳に広がった ”感じです。 音は鮮明になると言うより、ふくよか?温かみ?アナログに近い感覚か? このCDのラストに収録されている Extreme / More than words は、音数が少ないので、比較し易いかと思います。 再生機器によっての違いはあるのだが、高級オーディオよりも皆が持ってるクラスのCDプレーヤーの方が違いが鮮明に出るとの事である。 なので、奥に広がったり、横に広がったり、高音域の輪郭がクッキリしたり・・と環境によって変わってきそう。
なかなか面白かったです。 SACDって言うバケモンみたいな規格もあって、滅茶苦茶音質いいんだが、専用のプレーヤーが要るので、普及は難しいでしょう。 なので、このSHM-CDが普及してくれれば!と思います。 今のところ、カタログリリースしてるのは、ユニヴァーサルだけなのかな? VHSとベータ・ブルーレイとHD-DVDと、ユーザー無視の規格争いを繰り広げてきた各社も、ココは足並み揃えて標準規格にするのだ! 商標を持っているユニヴァーサルもビクターも、普及の為に門戸を広くして欲しい!
SHM-CD HP http://shm-cd.co-site.jp/
※ spicy jam の「 soul 2 soul 」を預かりました!
spicy jam HP http://www.spicyjam.net/
※ my space ですが、早速のフレンドリクエストありがとうございます! 一番手は、ザ・アウトロウズ でした! 返信の仕方?タグがどーのこーので苦戦してるので、返信ちょっと待っててね!
my space HP http://www.myspace.com/hookuprecords7
コメント
ここ数年のデジタルの変化でCDもこの数年でかなり音が変わりましたね。うちのマスタリング担当作品はDDPマスターからのプレスなので製品とCDRの比較でいつも変化を感じてもらってると思いますが、SHM-CDでさらに再生機にかかわらずいい音で音楽が聴けるとナイスですね。SACDは別格に音がいいですが普及してませんし。一応MORGでも192khzで近しいところまでは作れますが肝心の再生機の互換がPS3限定の擬似DSDまでです。DSDマスターからいかにCD規格に音質の変化を感じさせずに落とし込むかが現在のマスタリングの肝です。また数箇所ある知人の高精度リスニング環境でも比較せねばです。ただ古い録音物もなんとも音楽的ないい音なので、結局は『いい音=リアル』では決してないのが音源の素晴らしいところですね。歴史を手繰りつつ日々精進です。
>MORGさん
補足説明ありがとうございます。
やはり音の向こう側が想像出来る音質に出会うと嬉しいですね。
貸して頂いたCDを聞いて、一気に学生時代に
フラッシュバックしましたしね。
今、お手伝いさせてもらってるバンドの音源も
何年か経った後に聞いた時に
鮮明な当時の記憶が蘇るくらいの空気感を
パッケージしていきたいですね。