Quesa

　ワシは、基本出された食べ物は好き嫌いなく食べる。　　　　　　　　１年の３分の２以上を麺類で過ごしてるから、他の食材を食べたことが無いってのもあるけどね。　　　　　　　　　食べ物では好き嫌いは無いのだが、普段の生活空間に関しては「 苦手意識 」の強いモノが多い。（ 食わず嫌いだったり、トラウマだったり ）　　　　　　　　カフェ・スウィーツ・髪の長いＯＬさん・貴金属・ブティック・テーマパーク・ショットバーなどなど、勝手な思い込みだが、ワシが「 オシャレ 」だと思ってる事が苦手だ。　　　　　　　　場所で言うなら、空間が広く取ってあって間接照明なんかのある小奇麗な場所に行くと 「 こんなのが来ちゃってすみません・・ 」な気分になってしまうのだ。
　今日は、そんな苦手キーワードひとつである「 アートギャラリー 」に女性鍵盤弾き語りの Quesa を見に行ってきた。　　　　　　　京都在住の彼女は、大阪ライブの度に連絡くれるんですけど、ずーっとタイミング合わずだった。　　　　　　　　最近からかな？披露している新曲の評判を聞きつけ、ライブに行くタイミングを探ってたら今日がベストだった。　　　　　　　　ライブの行われる場所は、なんばハッチの近くにあるビル一棟がまるまるコンセプトショップやギャラリーなど、アートの先端になっている ” ART YARD ”という所で、４Fにあるギャラリー兼フリースペースでイベントが行われるとの事。　　　　　　　　　以前から、近所までは行ってたのだが、ビルに出入りする人達がオッシャレーだったので躊躇してた。　　　　　　　　　　ビル内に入ってみると、やっぱり店員さんやお客さん達は皆シュッとしてはるわ。
　会場へ着いてコソコソっと奥まで向かい、ステージを見てみると丁度 Quesa のライブ途中だった。　　　　　　　　　しかし、時間に遅れてしまってラスト２曲「 うそつき 」「 川辺をゆく 」しか聞けなかった・・。　　　　　　　　　評判の新曲が聞きたかったのにー。　　　　　　　　今日は弾き語りじゃなくサポートを加えたアコースティックバンド編成だったので、いつもとは違った雰囲気を感じた。　　　　　　　　「 川辺をゆく 」は、若干テンポを上げてて、どこか春の息吹を感じる内容だった。　　　　　　　　Quesa のファルセットもバンドサウンドと壁の反響と相まって ふくよか な印象を受けた。
　彼女の楽曲とアートとの相性は良いね。　　　　　　　　このままアートと絡めた話題を作っていきたい所だが、コッチ界隈の事情に疎いので、持っているアイデアが実現可能なのか？コッチ界隈の方々が面白いと思ってくれるだろうか？ってのが疑問なのだ・・。　　　　　　　後日、ちょいと本人と話してみようと思う。
Quesa HP http://abc-ques.jugem.jp/
　次が、京都MUSEを中心に活動する リフレイン で、てっきりアコースティックスタイルで挑むのかと思いきや通常のバンドセットだった。　　　　　　　　Quesa とは違い、バンドサウンドだとちょっと音量上げただけでビビっちゃうし、反響も強すぎて歌詞が聞き取りにくかったりするね。　　　　　　　　バスドラも１４”のミニセットを使ってたんですが、それでも音が大きすぎた感は否めない。　　　　　　　　　ラストに演った曲がアコギのミドルテンポな感じだったので、違和感なく聞けて印象は良かった。　　　　　　　　初めて全編ライブを見たんだが、ライブハウスで見てみんことには・・。　　　　　　　　　個人的には、初期インディーズ時代の サウンドスケジュール に近いかな？
リフレイン HP http://refrain-web.com/
　終演後、 Quesa に「 ホワイトデーなので★ 」とお菓子セットを頂戴した。　　　　　　　ん？女子からもらっちゃっていいの？まぁ、ええか。　　　　　　　　この ART YARD ですが、空間的な雰囲気が良いので弾き語りにはピッタリかも？（ ２０人くらいで埋まっちゃうしね ）　　　　　　　　逆にバンドサウンドだと、音響機材や反響の大きさなどで演り難いかも？（ アコースティック編成で行くべきですな ）　　　　　　　　会場から出る前に、ビル内をウロウロしてみたんだが、コダワリの強そうなお店が幾つかあったよ！（ 勇気が無くて入れずでした ）　　　　　　　　なんかねー・・シュッとしてはるわ！ほんま！　　　　　　　　アート好きの方は一度足を運んでみれば？
ART YARD HP http://www.artyard.jp/