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PASSIONISTA

音楽

 今日は、梅田Zeelaで行われている「 PASSIONISTA 」と言うブッキングイベントを見に行く。          単純にブッキングイベントと聞くと、若手メインのオールジャンルで余り人が居ないイメージがあるが、今日は豪華な面子や!        草野華余子 / Qaijff / そこに鳴る地上波アニメタイアップ!万人フェス経験あり!の全国区3組+O.A:エダワカレ でした。          エダワカレ はともかく他の3組は、ワンマンや2マンの長尺ライブが多いので、こういった『 初めまして! 』を含む対バンライブは久々のようで。         各アーティストのファンの方達からすれば、ワンマンや2マンで多くの曲を聞きたいだろうし、見に来られてたのは ” ブッキングイベントの妙 ” を分かってるガチ勢なんでしょうね。

 さて、遡る事・・今年の1月、エダワカレ のVo.レレレちゃんと店で雑談してた際に「 草野華余子さんと対バンしたい! 」なことを言い出してね。         ライブが好きとか人柄が好きとかではなくて、単純に「 鬼滅の刃 / 紅蓮華 」で有名な人!くらいの認識だったように思う。         ワシもレレレちゃんもアルコールが入ってたのもあって、ワシが「 ほんなら会いに行って、直談判してくれば? 」と言ったら「 ほんなら行きますわ! 」って流れがあってね。           まさか ” 果たし状 ” を持参して、対バンを直談判しにいくとはなぁー・・。

 そんな出来事があったが『 まぁ2~3年以内に実現したら御の字やな 』くらいに思ってたら、梅田Zeelaのブッキングチームが、レレレちゃんの意を汲んでくれて、アレよアレよで豪華面子のブッキングイベントになりました!         ほんでO.Aで出演したハートコアバンド エダワカレ のライブ、これはワシの予想なんやが、ライブをすれば対バン面子や初見の方から賞賛されてるやろうし、ライブハウスのブッカーさんからも厳しいダメ出しをされる事も無くなってるだろうし、周囲にリスペクトしてくれる方が増えてるんやと思う。           これね、大体キャリアを重ねて30歳前後になったバンドが ” 中堅 ” と呼ばれる立ち位置になってきた際に起こる現象でね。         東京だったら山手線、大阪だったら環状線のように、この状態においてサークルの中に居続けるか?サークルの外側に打って出るか?って選択ができる状態。( しなくても良い )         実際、ワシの感覚にはなるが、そのサークルの中だとTOPクラスのライブは出来てると思う。         今日のような ” サークルの外側( マス ) ” で勝負出来ているアーティストと対バンしてみて何を得てどう考えるのか?って事に自ら気付いて欲しくてね。         これはブッキングを担当してくれた梅田Zeela のブッカー隼君も同じ考えのようで「 あいつらの為にエエ面子揃えましたわー! 」って言うてた。         持ち時間25分かな?そのサークルの内側で言うと『 そりゃーこのライブしてたら スゲェー!って賞賛されるよな。 』な感想になるが、じゃあサークルの外側でも勝負できるのか?って一面から見れば・・本人達が一番理解できてると思います。          「 有名な先輩バンドと対バンできて嬉しかったー! 」になるのか、サークルの外側の光景を見る為には?と考えるのか。          関わったアーティスト達には、皆がサークルの外側で評価されて欲しいなーと思うが、その光景を見る事が出来るのは1000分の1くらい?もっと低いかな?な確率なんでなー。         エダワカレ が今日のライブを経験して、どう判断するのかは分らん。        サークルの中で ” 唯一無二 ” の存在になるって道へ進んだとしても素晴らしい事やと思うし、マスを意識せずに ” 続ける ” や ” 楽しむ ” で活動して行くのも全然OK!

 2番手の そこに鳴る は、そのサークルの中で ” 唯一無二 ” になって、その事が評価されて サークルの外側 に行く事が出来た。 そういうルートもある。          ポストロック / マスロック と言ったニッチな世界でもTOPを取れば世に出れる!と言う良い例やと思う。        中盤に演った「 相聞詩 」「 miss-dystopia 」 なんかのアニメテーマ曲は、変わらずの鬼手数・鬼構成やが難解さの中に大分とポップス要素が混ざってて聞き易いですね。          もう何年前か忘れたけど、ライブを見た際に『 将来的には Slipknot / Korn のようなニューメタルな方向に行くんやろうなー。 』と思ってたんやけどね。         バンドマンと そこに鳴る の話をする際に、ドラムの手数の多さを話題にすることがあるが、これだけ手数が多いのに全く曲の邪魔になってないのが凄いよなー。         ほんで、Ba.美咲ちゃんは、そのプレイも目を見張るもんがあるが、佇まいが洋人形みたいに凛としてるわ!         ライブ感想で「 ドラムが曲の邪魔をしてる 」と言われたことのあるドラマーは一度ライブを見て欲しい!

 トリ前の Qaijff は、Vo.Key.森彩乃がMCで言うてたけど6年振りの梅田Zeelaになるみたい。( 大阪初ワンマンも同所だったよね )          あと驚いたのが、初見の方が多いと判断してか?MCで「 乳がんに罹患しちゃって・・ 」の話をちゃんとしてた。         治療が終了して完全復活してるとは言え、センシティヴな話題やし口にするのは躊躇するよなーと思ってたが、結構あっけらかんと話してたなー。その治療状況をTwitterで追ってただけにビックリした。           それと Qaijff と言えば!地元・名古屋のサッカーチーム 名古屋グランパス の公式サポートソングを10年も続けてる事! バンド名からして、オランダでは英雄扱いの名選手から取ってるしな!          その公式サポートソング「 掴まえろ頂点を 」 を初めて聞きましたが、大分とパーカッシヴな曲で手拍子がし易いですね。         この辺は、スタジアムの一体感を意識してるんでしょうね。         後半に『 久々の大阪やし、この曲は絶対に演るやろう! 』と思ってた「 Wonderful Life 」を聞けたー!          生死をさまよう病気療養を経たからか、楽曲の説得力や破壊力がとんでもない事になってたわ! 元気一杯の 森彩乃 が歌う姿を見て、ワシはニマニマしてたんですけど、泣いてる方も多かったなー。          ピアノポップス を銘打ってる若手バンドには一度ライブを見て欲しい!

 そして、トリ出番の 草野華余子彼女のウィキペディア を見てもらったら分かる通り、アニメ・ゲームタイアップやアイドル・シンガーへの楽曲提供の数が膨大で、その辺の楽曲を持って来られたら全然分からんなー・・と思ってたら、10年くらい前の大阪在住時代の楽曲がメインやった!          そしてバンド編成!その内の3人が梅田Zeelaのスタッフ!            丁度、ドラムの田中君( ブッカーの一人 )が見える位置やったんやが、ミドルやバラードで滝汗をかいてるのを見て『 メッチャ緊張しとるし、集中しとる! 』と思う。         尺や拍の間違いよりも一音一音のニュアンスに気を使ってるのが分かる。 元ドラマーとしては、同情も込みで胃がキリキリしちゃったわ。         ほんで 草野華余子 、セトリの半分くらいをハンドマイクで歌ってたんやが、衣装がヘソの見えるセパレートでね・・見たら判るけど、見事なシックスパック!完璧に腹が割れとる!         サビでシャウトする際に腹で歌ってるから、腹筋がボコボコーって浮き出てくる!        大分と歌う為に必要な筋肉を鍛えているからか、低音域が更に太くなってるし、声色の種類が増えとるわ。         「 イミテーションロック 」「 マーメイドララバイ 」「 僕ら死ぬまで旅の途中 」とか久々に聞いたなー。         ハンドマイク時のステージングも広さと狭さを上手く切り替えた動きで、視線の持って行き方も上手いわ。          上手いと言えばMCな!東京で、どういうMCしてるのかは知らんけど、ナニワのチャキチャキ姉さんっぷりは健在で『 上沼恵美子かよ! 』と思うくらい笑わせてもらった。          ひとつ苦言を申すなら「 カーテンコール 」を演らなかった事! 前述したように エダワカレ のVo.Gt.レレレちゃんに「 カーテンコールって曲があるから!この曲はセトリに入るから絶対に聞いて! 」って宣言してたのにー。

エダワカレ HP @edawakare234
そこに鳴る HP http://sokoninaru.com/
Qaijff HP https://www.qaijff.com/
草野華余子 HP https://kusanokayoko.com/

 終演後、打ち上げに参加させてもらって久々に 草野華余子 と話す。         彼女のストイックさには感服するし、こうやってブッキングライブに出てるのは ” 自分への投資 ” なんだと分かる。        これだけ売れっ子の作家なんだから、ライブするとしても大きなホールで提供したアニメ曲をメインにライブすれば良いって話なんやけど、彼女自身の感覚?旬?の確認の為、時代の照らし合わせをするのには必要な活動なんやろうね。         そんな彼女と エダワカレ のVo.Gt.レレレちゃんをちゃんと引き合わせたかったので、仲を取り持ってあげようと待機してたら、華余子 のライブに感銘を受けたレレレちゃんは、ワシの力を貸すまでもなく「 華余子姉さんーっ! 」とガンガン絡みに行ってたのでコッソリ退散。          レレレちゃんと華余子、今日を起点に何らかのストーリーを作って行って欲しいですね。

 世界最大の音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」にて前月にライブを見に行った、来店してくれたアーティストをメインに毎月月初にプレイリストで紹介しています。

プレイリストは → < コチラ >

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