昨日は、23年9月23・24日@大阪城野音で開催される「 KANSAI LOVERS 23 」のオープニングアクトを決めるオーディションライブ ” GIANT LEAP AUDITION EXTRA ” を見に行く。 主催は・・J-WAVE / FM802 / AVEX / A-sketch の4社で、どういう経緯なのかは分らんが、直近のバタバタ加減を見る感じ、突貫工事で開催された企画なのかなー? 早い時間からスタートしていたので、ライブを見たのは・・ ヨナツメ → fews → つきみ の3組。
持ち時間15分の3曲。 ヨナツメ のライブを久々に見たけど、かなり細かく出音バランスが調整されてました。 パート毎に『 誰がどれくらい前に出て、後ろに引くか 』が共有されていて、視覚的な動きが少ない分は音の立体感でカバーしてますね。 3曲目の代表曲「 アウトプット 」は、ほぼ完ぺきな出来でしたね!案の定、終演後に聞こえた話で初見の方たちはこの曲が気に入ったみたい。 今まで男女ツインボーカルと言うものの女性Vo.Gt.mikiちゃんがメインに見えていたが、男性Vo.AGt.福屋君の出る箇所も増えてきてるので、1曲くらい彼が前面に出るウェットでネオアコな曲が欲しいところ。
ヨナツメ Twitter @yonatsume__
オーディション組のトリ出番が、本命視されている fews で15分をどう使うのか?を見てましたが、さすが百戦錬磨でしたなー。 照明も曲とのシンクロ具合がバッチリで派手やったなー。( いつも fews を担当してる照明さんかな? ) 今回のサポートGt。ケンスケ君( fr.SUGARLUNG )は、2・3カ所怪しそうな箇所があったけど、楽しそうに弾いてましたね。 次にサポートする際は、もっと前に出て行くように! 3曲全部アッパーで行くんやろうなー。と思ってて、ラストは「 ノーマライゼーション 」やろ!!と予想してたが、バラード「 水槽 」でVo.Gt.海君がハンドマイクで歌い上げてました。 3曲だけやったけど、対バンイベントってのを全く感じさせないレベルでガラッとフロアの雰囲気を自分たちのカラーに染める力量ありますね。
fews Twitter @fews_official
ゲストバンドの福島発のガールズバンド つきみ のライブを初めて見ましたが、Vo.Gt.ににちゃんは写真で見てた時より、実物の方がギャルギャルしいな! このイベントが『 急遽、開催やったんやろうな・・ 』って思っていたように、彼女たちも縁のないカンラバのオーディションイベントに呼ばれたようで、MCの内容に苦労が見られた。 それでも十分に爪痕は残せたようで、中盤「 さよなら春 」やラスト「 ねー、ダーリン 」は良かったですね! 少ないコードをぶっきら棒に掻き鳴らすVo.Gt.ににちゃんとアクセントに左足を上げるBa.しゅかちゃん、2人とも良い感じに蓮っ葉でロックンロールですな。 彼女達お目当ての女の子のお客さんが多かったです! ジャンキー58% との対バンは見たいねー!
つきみ Twitter @tuk_imi
ゲストバンド つきみ の演奏が終わり、オーディション結果が発表されるのか!?と思ったら、有効期間のあるQRコードが配布されて、その投票結果+審査員票で決定するみたいですね。 そのQRコードが載せられたフライヤーか・・下衆い話やけど、このQRコードをファンの間で回しちゃえば・・いやっ!不正はアカンで! 誰が「 KANSAI LOVERS 2023 」のオープニングアクトを獲得するのか!後日、ウェヴ上で発表されるそうです。
GIANT LEAP HP https://giant-leap.jp/
KANSAI LOVERS HP https://kansailovers.com/2023/
日が明けて、今日は梅田バナナホール+Zeela の2カ所で開催されている毎年恒例のナニワ’nファンクの祭典「OSAKA FUNK GRAMMAR 2023」を見に行く! 今年で6回目かな? ライブを見たのは・・ ベッド・イン ~ ~ ザ・たこさん ~ Fabulous Brothers ~ Heartful★Funks でした!
質の良い夜遊びをして来られたであろう30~50代と言う高めの年齢層やが、皆さん恰好も所作も若くて個性的!! 年に一度、ファンク好きが集まる祭典とあって、周囲からは「 おー!久々ー! 」な会話が多く聞かれました。 ほとんど知り合いの居ない現場なんで、ワシも仕事を忘れてビールを飲みながらライブを見、ステップ踏んで踊っておりました! ベッド・イン のライブを見るのは数年ぶりか?フロアの年齢層を見て、得意の80年代バラエティネタもいつもより多めやったし反応もヤバかった! 「 アン・ルイス / あゝ無常 」のカバーや「 FREEDOM 」が良かった! 露出度の高いボディコン衣装で扇子を振ってクネクネしながら歌うVo.益子寺かおりとヘッドマイクでギターを弾くGt.中尊寺まい の色気たるや! 中盤に、これまた80年代バラエティでよくあった ” 生着替え ”も盛り上がってました! 手伝ってた梅田Zeela モッティー君とバナナホール 今富さんの両店長も彼女たちの誘いに鼻の下を伸ばしてタジタジしてたのがオモロかった!
ここまでエロを潔く曝け出してると、嫌みを感じないし女性にも人気なのが分かる。
ベッド・イン HP http://bedin1919.chu.jp/
ナニワ’nファンクの重鎮?珍獣? ザ・たこさん のライブ、もうなー・・赤マントを羽織って登場してきた生臭坊主なVo.安藤さん が格好良すぎてねー! この感じは、クリトリック・リス にも感じる。 サウンドは、完全にJBサウンドなんやけど大分と聞き易くコミカルな見せ方で「 ファンク?良さが分らんし・・ 」って方にも分かり易いアプローチ。 とにかく休符の使い方、タメ・ブレイク・ポケットなんかのキメどころが30秒に2~3回の頻度で入ってくるんで気持ち良い! 食ったり被せたりしても、一切リズムにヨレがみられない演奏陣のクオリティの高さよ! ギターロックなバンドマンも機会があれば一度は見ておくべきバンドです。ほんと見た方が良いよ! 何年かぶりに聞いた「 突撃!となりの女風呂(On A Blow) 」にヤラれちゃいました!
ザ・たこさん HP http://the-takosan.com/
トリ前が、こちらもファンク界の重鎮 Fabulous Brothers で、トリ出番を見る為の場所確保の為に途中までしか見れず・・。 ファンクはもとより、モータウンソウル / レゲエも取り入れてて低音がブリブリだった70年代のレジェンド曲フレーズが上手く取り入れられたサウンド。 要所々々で『 あー!この曲!!・・知ってるけど、誰やったっけ? 』と何度も思わせられた。 当然のように演奏が上手く、どのパートも極太な出音なんやけど全く塊にならず抜けてくるのはどういう音作りをしてるのか?気になる。 Key.岩井ロングセラー のハモンド音色オルガンで弾くソロパート格好良かったな!
Fabulous Brothers Twitterなど見つからず
トリ出番、主役の Heartful★Funks は、大きな括りではファンクに属するんやが、他のバンドが70年代のディープファンクなアプローチとは違い、Vo.ナイルパーチ富樫の歌をフューチャーするアーヴァンな歌ものファンク。 EW&F のように濃くなくて聞き易いです。 年一のお祭りなんで、Vo.ナイルパーチ富樫にギター / ドラム / ベース / パーカッション に加えて、鍵盤 / ホーン三管の9人編成。 6年目となると、腰の低さもなくなって良い意味でドッシリ構えた上から目線のライブになってました。 自分達より年上の演者さん・お客さんが7割以上とあって、初年度辺りは斜に構えてライブを見てる方も居たが、このイベント自体が定着してきて、そういった見方をしている人も皆無で老若男ニコニコユラユラで楽しんでおられました。
ブギーなダンスチューン「 wonderland 」曲中にガンガン遊べる「 Higher Tired 」やこの時期開催には持ってこいのサマーチューン「 Candy my love 」は、マストな定番曲になってますな。 去年はイベント主催者にありがちな・・イベント中に走り回るのと精神的な疲弊で自分達のライブクオリティが低下する。に陥って、Vo.ナイルパーチ富樫に艶が無かったのですが、今年は上手くスタミナコントロール出来ていたみたいで、R・Kelly ばりのフェイクも太く長く艶がありましたね! 毎年、思うんやけど・・主宰者なんやから、持ち時間もう1曲分増やしてもエエんちゃうのかな?
今年もエエ感じに躍らせてもらいました! たまにはグルーヴィーなVIVES浴びたいもんね! 遊びの分かる方達が見に来てるので、もっと面白いことが出来そうなんやけどなー・・とりあえず会場を一つ増やしてみるとか?
Heartful★Funks HP http://www.heartfulfunks.com/
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