今日は、昼から社会人バンドさんと打ち合わせ。 初対面の方と話をするときに大抵する質問に『 何処で録ってんの?』『 何処に出てるの?』とかがあるんですけど、その方の返答にちょいと反応してしまいまして、よくよく聞いてみたら地元の同じ学区な事が判明。 久々に地元話に華を咲かせました!!そうかぁ・・駄菓子屋の「 安ジジ 」( 安い値段のお菓子ばっか売ってるジジイの店 )無くなったんですね。 あらら、ワシが行ってた楽器屋さんも無くなって居酒屋になったって!!そりゃー20年以上前だし、個人店だったし仕方ないか・・。 CDを作成するにあたって一通りの説明をして、現状のデータをチェックしてあげて、今日はこの辺でお開き。 また作業が進んだら見せに来てくださいね。
早目に作業を終わらせてもらったのは、なんばハッチで行なわれる KANA-BOON の「 ご当地グルメワンマンツアー 」ファイナル大阪編を見に行く為!完全ソールドアウト!! Dr.小泉君に「 どれだけ成長してるか見に来てくださいっ! 」って言われてた。 すっかりスタートしちゃってるので小走りで会場へ向かいチケットをゲット!! 2階席だと言うので階段を上り、係りの人に「 すみません!遅れました!もう、一番後ろの立ち見で良いので・・。」と言うも、今日の2階席は全席指定で立ち見はNGみたい。 案内されて座席に行くと・・2階席真ん中最前の KANA-BOON の親族席やないか・・。 回りが空席の中、一人ポツンと座りましたよ・・チラッと後ろを見たら、全員が立ち上がってました。
なんばハッチには何度か来ているが、これだけ汗が止まらないまま見るのは初めてだ! いつもの2階席だと腕組みして関係者の方達ばかりなのだが、今日は9割方お客さん達で皆が立ち上がって踊ってる! 1F席もずーーーーっっとハンズアップしてて、前の方は湯気だっておる。『 空調効いてんの!?』ってくらいの熱気でした。 途中からだったので何曲目かは分からんが「 1.2. step to you 」くらいでようやく汗が引いてきた。 そうや、今回の全国ワンマンツアーでフロアで何かあったのか!?MCで鮪君が『 ライブの楽しみ方は自由だけれども、僕達のライブでは背を向けずに前を向いていて欲しい・・背中を向けられると寂しいんです・・。 』って言ってたけど、あれかな?サークルモッシュとかで誰かが怪我をしたとかか?言葉を選びつつ問題提起してましたね。 容認派は『 金払ってんだから、好きに見させろよ!嫌なら前に来るな! 』否認派は『 暴れたいだけでしょ!誰かが怪我したら責任取れんの!? 』で、演者側にも容認派・否定派があるので、どっちが正解ってのは言えないですけど、少なくとも KANA-BOON の総意としては、自分達の歌を聞いて欲しい!モッシュやサークルにも節度を持って!って感じなのかな。 他の会場がどうだったのかは分からないが、2階から見てる分には大きなモッシュや酷いリフトやサークルは起きていなかったみたい。 最前列の方で、後列からのプッシュがあって何人かが気分悪くなって運ばれてたけど、その都度Vo.Gt.鮪君は「 大丈夫?また戻ってライブ見てね。」って気遣ってたな。 KANA-BOON と言えば!!の代名詞となった「 ないものねだり 」の曲前MCでも「 この曲で合唱してくれるのは嬉しいんですが、みんなで歌う所を設けてるんで、それまでは僕らの歌を聞いてください。 」って言ってた。 その呼び掛けにも、お客さん達はちゃんと反応してくれてて、A・Bメロは聞いてくれてて、鮪君のここぞの煽りから合唱してたな!この一連の流れは気持ちよ良かったし、バンド主導で皆を一体化させてライブを作れていたね。 「 さくらのうた 」は、披露したくらいから何度も見てるが、初めてちゃんと聞けた。好きな歌なんだけど、いつも鮪君の声が壊れてたからなー。 「 盛者必衰の理、お断り 」「 フルドライブ 」をライブで見るのは初めてで、行き過ぎない疾走感が出てました!( ← この辺は、リズム隊の成長の現われだ ) アンコールは初期の代表曲「 A-oh! 」で〆てました。
何とも情けない字体・・彼らっぽいね!
大きな舞台での彼らを見て、思う事は幾つもありますが ” 変わらなきゃいけない事 ”が変わってたし、 ”変わらなくてよい事 ”が変わってなかった! このね・・ ” 変わらなくてよい事 ”がね・・メジャー行って、大きなフェスやワンマンライブばっか演って、オトナな人達に囲まれるうちにね・・う~ん、変わっちゃったなー・・になっちゃうのです。 よく言われる『 昔の方が良かった 』みたいな事は、この辺が理由だったりする。 そこが変わっちゃってから出会って好きになってくれるお客さんの方が圧倒的に多かったりするので、ビジネス的に見れば正解だったりするんですけど、今日の KANA-BOON を見てて『 間違いなく ” ここらへん ”は変わってるんだろうなー。』と思ってたところが変わってなくて、しかも ” 変わってない事 ”を昔のファンの方達も今のファンの方達も受け入れてくれてるってのが、個人的には驚きだったりした。 本人達の意向ってのもあるけど、良いスタッフ陣に恵まれてるんだろうな。 へぇー、ここを変えなくてもOKなんや!それでも行けるって事やな!・・と言う成功例な印象。 結果として、なんばハッチをソールドアウトさせたって実績は残せたが、メンバーそれぞれ磨かなきゃいかん事が一杯あるぞ! ここまで来たけど、まだまだ先は遠いし100点はやれない!これは苦言ではなく期待であり希望!しかし、これだけノビシロを残したまま、この大きさをソールドアウトさせて、見に来てくれた方達を満足させてるって事には拍手拍手ー!
※ 14年8月30日@泉大津フェニックス
KANA-BOON 野外ワンマンライブ
「 ヨイサヨイサのただいまつり 」
●初の野外ワンマンライブを地元・大阪で開催!約2万人規模の会場!
詳細は→ < コチラ >
KANA-BOON HP http://kanaboon.jp/
終演後、メンバーからの挨拶があるので残ってくださいと言われたが、多くの関係者の方達の「 良かったー! 」に合わせるのも変だし、かと言って、その状況下で「 お前らなー! 」って言うのもKYだし・・挨拶は丁重にお断りをさせてもらう。 変わりにお客さんが捌ける直前まで物販席回りで、見に来てたお客さん達の反応を見させてもらうことにした! 泣いてる子達も居れば、笑顔でキャッキャ騒いでる子達、Tシャツがグショグショでお疲れモードの子達・・皆、一様に満足気な表情! その中で、幾つか聞かれた会話が・・「 初めて、ライブハウスに来たー!! 」だった。 おー、それはそれは!初めてのライブハウスかー!楽しいライブで良かったねー! んんーと、でもね・・なんばハッチってライブハウスの中では、かなり大きな部類に入るのですよ。 バンド側からするライブハウスの印象って、ここの十分の一くらいのキャパなのですよ。( 200人前後キャパのライブハウスが一番数が多いです ) 今日、見てくれた KANA-BOON も、元々200人前後キャパの 三国ヶ丘FUZZってライブハウスで地道に活動してた訳で・・。 もし、もしね!「 バンドっていいなー!もっと知りたいなー! 」「 他のライブハウスにも行ってみたいー! 」って思ったのなら、地元にあるライブハウスに足を運んでみてください。 そこには ” いつかは俺達も、なんばハッチでライブするぞー! ”と息巻くバンドが一杯出てるので! きっと、あなたが本気で応援したくなる未だ見ぬバンドが見つかるはずです!
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