初心者にも安心のCDプレス!対面でデザイン作成!しかも無料!

EVE OF THE LAIN pre. Road to ONEMAN『FULLSWING』-秋編- DAY5

音楽

 バンドによって違うんやけど、ライブスタンスとして「 ライブの事を ” 戦い ” に例えたり、 ” 優劣 ” を付けたりする 」のを良しとしていない事をMCで話したりするのを偶に聞いたりする。           基本、サウンドアプローチがどうであれ「 楽しく、気持ちよく、互いに元気をもらえる 」って事で問題ないのだが、本人達のスタンスは関係なく ” 勝ちに行くライブ ・負けちゃいけないライブ ”「 戦う姿勢で挑むライブ・勝ち負けの出るライブ 」ってのは存在する訳で。           互いに意識する場合もあるし、片方だけが思ってる時もあるし、本人達だけが分かってる場合やフロアの皆も分かってる場合など色んなパターンがあるけど、今日の2ndLINEは互いに意識した ” 戦い ” の見える2マンイベント。

 EVE OF THE LAIN が、今月の毎火曜日に行ってきた5週連続企画のラストは・・ Arakezuri とのVS2マン!          元々は、Arakezuri が数年前に行っていた企画内容を EVE OF THE LAIN が踏襲。           先輩VS後輩と言うよりは、同じ2ndLINEをホームと呼ぶ「 長男VS次男 」な印象で、実際に『 2ndLINEと言えば? 』の問いに出てくるのが、この2バンドな訳でね。        前出番 Arakezuri の後半「 カラス 」辺りから見たんやが、フロアがギッチギチのパンパンで全くステージが見えなかった。          フロアを煽りに来るVo.Gt.竣馬君の姿をチラリと見ることが出来、その際の目線だったりMCの内容だったりに、笑顔で両手を広げ余裕を持った状態で迎え撃つ感じを見せつつも、ギラギラとした目線で威圧感のある攻撃的な態度は崩してなかったですね。          「 時代 」「 ヒーロー 」の流れは、ドシッと構えた大きな壁を築くライブで、フロアを巻き込んだ一体感がありましたね。

※ 24年11月10日@梅田クアトロ
「 DARY DAY SPECIALviva!! QUATTRO!! 」
w:バウンダリー / the paddles / Fish and Lips / パーカーズ

Arakezuri HP https://arakezurishiga.com/

 そんな Arakezuri のライブを受けて、後攻の EVE OF THE LAIN が登場! 彼らのライブ直前にも、ドドーっとお客さん達が入って来られたので、更に隅に移動してモニタで観戦。           緊張してるのかどうかは分らんが、モニタ上で確認した感じでは、登場時のメンバー全員が「 やったるどー!見とれー! 」と不敵な笑みを浮かべてた印象。             『 どういうアプローチで行くんかな? 』と思ってたが、やっぱりそうだよな!とストレート一本鎗の変化球や小細工なしで勝負ですな。           「 エンジェルビート 」「 BANG!BANG! |BANG! 」 までが前半戦。            特筆すべきは、Dr.大河君のスネアやな! Vo.Gt.航平君の歌い方を含めて、最近はラウドロック寄りなアプローチでライブをしていて、そうなってくると以前に比べてスネアが埋もれ気味な感じだったのですよ。          それが今日に関しては、音色も抜けもラウドなサウンドに合う感じになってましたね!         ヘッドのピッチを変えたのか?打面に対するスティックの角度を変えた?PAさんがスネアのハイを突いてる? 理由は分らんけど、スネアに関しては100点をあげよう!!            今回の毎週企画で恒例?になっている対バン曲のカバーは、「 Arakezuri / 此処にいる 」を披露してました!           最近の Arakezuri のライブではセトリに入らなくなってる初期の代表曲で、リスペクトを感じられるチョイスやった!         本編ラストは、ここまでの流れや同じ2ndLINEをホームにしてるバンド同士の対バンとあって予想通り「 ホームタウン 」を持って来てました!          この曲なー・・何度か書いてると思うんやが、持ち曲の中でもハイトーン箇所が多く、どうしてもピッチが甘くなるのでセトリの後半に持ってくる時は、そのクオリティが出たとこ勝負の5分5分になるんですわ。          しかも、長尺2マンの1時間! 勝ちに行って追い越さなきゃ行けないライブで、この曲を持って来たかー! 予想はしてたけど勝負に出たな!           しかしながら、サビのハイトーンを喉を締めたシャウトで歌っていてピッチも崩れることなく歌いきってたなー。          ここに関しては、長尺ライブが続いてる事もあって、Vo.Gt.航平君にスタミナと自信が付いて来たんでしょうね。           12月に控える初ワンマンに向けて、幾つかある懸案課題の一つだったVo.Gt.航平君のスタミナに関しては、今回のライブを以ってクリアした!!って事で良いと思う。            5週連続企画の最終日、Arakezuri との2マンライブ・・「 もし勝ち負け・優劣を付けるなら? 」の問いには、当事者2バンド・フロアの皆さんのそれぞれが付ける採点があると思うんやが、個人的な感想としては・・ Arakezuri が前出番で築いた壁に穴を開ける事は出来たけど崩すまでには至らなかった。って感想です。          でも、これが一年前だと壁にキズひとつ付けられなかったであろう事は互いに分かってたはずなので、見えなかった背中に手が届く位置まで来たって事。         ストレート一本鎗もエエけど、歌詞をメインに聞かせるミドルテンポ曲や感動すら覚える壮大なバラード辺りを持ってれば結果は変わったのかもね。           いやぁーオモロイ2マンでした! 次に2マンをするなら、結果が予想できんな!

※ 24年12月7日@2ndLINE
「 The Beginning 」
初ワンマンライブ

EVE OF THE LAIN HP https://eveofthelain.info/

 世界最大の音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」にて前月にライブを見に行った、来店してくれたアーティストをメインに毎月月初にプレイリストで紹介しています。

プレイリストは → < コチラ >

コメント

タイトルとURLをコピーしました