EVE OF THE LAIN Pre. マブダチロックンロールフェス

　先週末に大阪城野音で開催された「 KANSAI LOVERS 2024 」を見終えてから、一気に秋めいてきて涼しくなってきましたね！　今まで「強」にしていた扇風機も「弱」でエエ感じになり、朝方も暑さで眠れず・・って事もなくなってきた！　　　　　　　　　　このくらいの『長袖にしようか？Tシャツのままで良いかな？夜はちょっと寒くなりそうだしなー・・』って時期が一番過ごし易いですよね。　　　　　　　　　でも、年々春や秋の過ごし易い期間が短くなっていて、夏や冬が長くなっているような気がする。

　そんな晩夏の風物詩「 KANSAI LOVERS 2024 」で念願の初ステージを経験した EVE OF THE LAIN が、余熱冷めやらぬ次の日に自主企画を敢行！　　　　　　　　バンド活動してれば、土日祝に自分達だけでハコを抑えて企画を打つ！ってのが難しいのは判ると思う。　最低でも三桁動員できる自信がないと赤字確定だもんな。　　　　　　　　l今回が２回目の開催（前回は２２年の OSAKA MUSE ）で面子は・・アスノポラリス / 明くる夜の羊 / 浪漫派マシュマロを呼んでの４マン。　　　　　　　　　ここ最近の勢い通りに早い段階でソールドアウトしとりました！　ライブを見たのは、２番手の明くる夜の羊～浪漫派マシュマロ～ EVE OF THE LAIN の３バンドでした。

　２番手の明くる夜の羊は、対バンのカラーやソールドアウトで初見の方が多いとあって、初っ端から「シネマを抜け出して」～「あの日の僕ら」 そして、最近MVが公開された「はじまりの声」 とビート感のあるアッパー曲でスタート！　　　　　　　　　　　ライブでは初めて聞く「はじまりの声」、曲中のチャント ” トゥトゥトゥララララ ” を皆が唄ってましたね。　　　　　　　　　　　『今日は、全編アッパーで押してくセトリかな？』と思ってたら、後半で「主人公になれなかった」を持って来てて感慨しちゃった。　　　　　　　　ライブ前半で、Ｇｔ．クラシマ君が弦を切っちゃって、 EVE OF THE LAIN のＧｔ．大旗君からギター借りてた。（ライブ中に弦を切ったのは初めてみたい）　　　　　　　　　　それにしてもＶｏ．Ｇｔ．カワノユイの歌唱力が更にアップしてますなー！　野外フェスや４桁クラスのイベントに出演するようになってる経験が大きいね。　　　　　　　　　　歌唱力のアップは、単に歌の上手さだけではなくて、表情や上半身の使い方などパフォーマンスのクオリティが上がってますね。　　　　　　　　　　あとＭＣの内容な！この嘘偽りない感じは Hakubi の片桐ちゃんに似てるなー。　　　　　　　　今、関西の女子ボロックバンドで明くる夜の羊と対峙できるのは・・パッと思いつかんなー、バチバチやり合える女子ボロックバンドが台頭して来て欲しいところ。

明くる夜の羊 HP https://www.akuruyo-sheep.tokyo/

　トリ前、浪漫派マシュマロは下北バンドとばかり思ってましたが、北海道発やったんですね。　　　　　　　　　　サーキットで数曲チラ見はあったけど、全編を見るのは初めてかも？　　　　　　　　２か月ほど前に YOUTUBE で邦ロックを自動再生の垂れ流しで仕事をしてた際に『ムッ！？』と思った「一目惚れ」が前半で聞けたー！　　　　　　　　　　勝手なイメージで、もっとヤンチャなライブをするんやろうなーと思ってたが、優しいハイトーンの歌ものバンドでしたね。　　　　　　　　欲を言えば、ファルセットが細くなるのと低音域のヨレが矯正されてくれば！　最後の曲も良かったなー！後奏で、ラララをループさせるところでフロアの皆さんが頭上に手を挙げて左右に振りながら歌ってるのは一体感ありましたね。

浪漫派マシュマロ Twitter @RomamaRo_003

　トリ出番の EVE OF THE LAIN は、登場時からヒューヒュー！キャーキャー！と黄色い声援が飛んでて、今の知名度アップの一端が伺えますね。　　　　　　　　　　１曲目「電光石火」からガンガン飛ばしてて、以前に懸案になってた ” アッパーを続けると３曲目で声がへたる ” ってのが 「 BREAK 」まで４曲連続させても大丈夫になってました！（ギリギリやけど）　　　　　　　　　中盤に新曲を放り込んできたが、この新曲投入に関しては、相対音感の問題やと思うが、初披露～５回目くらいまでは、どうしても主旋ラインに当たって来ないよなー。　今回もそうだった。　　　　　　　　満員のフロアや大きなイベントに出演する事で責任感が芽生えてきたＶｏ．Ｇｔ．航平君は、マイク前の立ち姿とＭＣの内容が変わって来ましたね。　　　　　　　　　　新曲でのピッチヨレはあったものの後半でのスタミナ切れもピッチヨレも無く、ハイトーンのシャウトやロングトーンも勢いを維持できるようになってます！　　　　　　　　　半年前は『これ・・１２月のワンマンに間に合うんやろか？』と思ってたが、何とかなりそう！　それもこれも来場してくれる方の ” 目 ” のおかげで成長してる！ここは、マジで皆さんに感謝した方が良いです。　　　　　　　　　これはバンドマンだけじゃなく、ステージに立つ人の全般で確信してるけど、フロアで見てくれる ” 目の数 ” が多いと成長も早いです！　航平君に関しては「環境が人を育ててくれる」の成功例やと言えますね。　　　　　　　　　後半に演った代表曲「一寸先の闇を壊せ」 は歌い方を崩してて良い感じに仕上がって来てるけど、もうちょっと崩してもＯＫです。　　　　　　　　Vo.Ｇｔ．航平君が弦を切っちゃって、今度は明くる夜の羊のＧｔ．クラシマ君がギターを交換してくれた場面に『仕込みやろ！』ってくらい盛り上がってたのは良かったなー。