今日、北堀江club vijonで行なわれた lical の18年7月18日にリリースされた2ndEP「 filmeld filament 」のレコ発がオモロ過ぎて!!! 今日の打ち合わせで頂いたエエ話や、丸坊主・体育会系の学生君が「 ペヤング・超超超大盛り 」を差し入れしてくれた話もあるんやけど割愛するわ!
そう、閉店後に向かったのは北堀江club vijonで、着いたら同じくレコ発大阪編を迎える Althea が最後の曲を演る前くらいだった。 つい先日、2ndLINEで見た際も思ったけどVo.Gt.ゆーへー君のMCがいいね! サウンドも尖ってて鬼気迫る感があるよね! WOMCADOLE との対バン見てみたいなー。
Althea HP https://althea-jp.com/
Althea 終わり時点では『 ふぅーん、この Althea のライブを受けて lical はどんなパフォーマンスを見せてくれるんやろか? 』くらいで考えてた。 転換中、ドリンクカウンター前で出演していた 絶景クジラ のGt.ノゾちゃんと話してたら、どうやら lical のライブがスタートしたようなのでフロアに入る。 Vo.Gt.璃菜ちゃんが独唱をしてたんで『 何の曲やろ?これ1小節歌ってからバーンと入って来るんやろな。 』と思いながら、フロアの真ん中辺りまで移動した所で、急にドラムだけになる!? まだこの時点では『 あー、メンバーの誰かが入りをミスって演奏を止めたんやな!あるあるですわ! 』と思ってたんだけど、それにしては照明も落ちてるし、VJを使ったプロジェクションマッピングも無くて、PAブースではエライ大騒ぎになっておる? フロアでもガヤガヤして来たので ” あっ!ブレーカー落ちたのか!! ”と気付いた。 ひとまずブレーカーを上げたら音が出たので、仕切り直して・・せーの!ドーン!ジャーン!・・・・・でブチッ。 二度目のブレーカー落ち・・ライブハウスでは、こういう事が起こらないように電源容量は充分に確保されているので、何処かの回線がショートしてるか過電流?オーバーロード?原因は分からんが、一旦はアンプやミキサーなどステージ上で使用している電源回りをオフってからブレーカーを上げて、ひとつずつ電源を点けていき、どの回線?電源タップ?が問題なのかを探るのがエエんやろうけど、スタッフさんも皆が焦っちゃってて、全電源オンのまま再度ブレーカーをオン! マイクが通ったので、Vo.Gt.璃菜ちゃんが軽く弾き語ってみてOKそうだったので、メンバーも出て来て3度目のスタート! 何とか照明もVJもステージ上も問題なくライブスタートしたが、やはりAメロ終わりサビ入りで・・ブチッ・・またしてもブレーカーが落ちる。 この頃には、vijon のスタッフ陣は真っ青になってフロアを動き回っていて、お客さん達もザワザワし出して来て lical 特有のヒリヒリした緊張感が一気に弛緩してしまっていた。 ワシも内心『 うわぁぁ・・↓↓・・レコ発でこうなっちゃったら、メンバーの集中力も切れちゃうよな・・↓↓・・。 』と思ってたし、フロアからもヤバそうな雰囲気・・( 中止?どうすんの? )になってましたが、ふとステージ上のVo.Gt.璃菜ちゃんを見たら・・笑ってやがる!!しかも、この笑いは呆れちゃって・・とかではなく、完全にスイッチの入った不敵な笑みやった。 結局、何やかんやで都合5回くらいブレーカー落ちしたのかな?最終的に vijon スタッフが取った手段が ” ノン照明・ノンVJ ”の真っ暗な中でのライブだった。 苦肉の策ではあるが、何らかの原因でオーバーロードしちゃってるなら使用量を削減しちゃえ!と言う単純案だが、それが功を奏して何とかライブがスタート。
メンバーの集中力はどうかな?と思ったら・・ほぉ、これだけトラブルがあったのにオフってないな・・Vo.Gt.璃菜ちゃんも何時になく楽しそうに不敵な笑みを浮かべたままだ。 真っ暗のフロアなのに、何故メンバーの表情が伺えたのか?って言うと、誰からともなくフロアの皆が自分の携帯電話を取り出して簡易照明でステージを照らしてくれていたから! 皆、踊りながらステージを照らしているので、光源が揺れてちょっとライブ照明っぽい! 曲としては「 Yellow iris 」にビックリしたなぁー。 ここまでの lical は、テクニカルな ” 変拍子 ”を売りにしていたんだけど、この曲は青春アニメを意識したような100%ポップス側に全振りしていて、初見の女の子にも受けが良さそうだ!見栄え的にも、Vo.Gt.璃菜ちゃんがハンドマイクでステージを縦横無尽に動いて lical には無かった ” 可愛らしさ ”が全面に出した曲。 こういうドポップな曲がひとつあるだけで、ゴリゴリ変拍子の「 ワールドエンドサイレン 」や「 群青的終末論 」との対比が活きてくるね! 手数の多さとタイトなドラミングに定評のあるDr.嘉一君も、いつもはフロントとの呼吸が合わず自己主張が強くなっちゃう傾向があったが、プレイは熱いまま気持ちは冷静に叩けてたようだ。
ノン照明、ノンVJ、何時またブレーカーが落ちるかも?な状況の中、あたかも最初から仕様だったかのようにビシッと本編を締める事が出来たのは、ライブ中に成長したんだろうね。、 ずーーーっと携帯電話の照明をステージに当て続けた皆さんお疲れ様でした。 この事態ねー・・ライブハウス側からすれば、もし出演者が lical ではなく、大手事務所・イベンター・メディア絡みのイベントとかだったら、演奏中止・ハコ代無料・来場者への全額返金・振り替え公演のハコ代無料などなど只事じゃない事になってた可能性も・・。 北堀江club vijonをメインに活動する lical だったから何とかなったよなー・・と思ってたら、スタッフとしては ”この日の為に一緒に動いて来た lical だったから悔しい ”って事だった。 照明担当やVJ担当は、仕込んでいた演出が使えなくてメチャクチャ悔しい思いしてるんだろうな。 見に来たお客さんとしても「 ちゃんとした状況で見たかった・・。 」って意見も合ったし「 レアなライブ見れた! 」と肯定的な意見もあり、皆それぞれ悲喜交々な感じであったが、終演後フロアに出てきたVo.Gt.璃菜ちゃんは、自分でも何言ってるか分からないほど ” 興奮冷めやらぬ様子 ”でドヤ顔してました・・そうか、君は逆境だと燃えるタイプなんやなー・・ライブ中の成長も見られたし、エエ経験が出来たね!
★ 今回リリースされた2ndEP「 filmeld filament 」は、海外から通販希望の方が多く居るそうですので、数日以内に当店でも通販を開始します!
※ 18年8月28日@新宿SAMURAI
「 filmeld filament Release Party ! 東京編 」
w: Egw Eimi / the mother’s booth / été
lical HP http://lical321.wixsite.com/prgl
コメント