今日は、巷で話題になっていた『 世界を変えたレコード展 』の最終日に行って来ました！
この企画は、金沢工業大学内に設立されてるポピュラー・ミュージック・コレクション（ ＰＭＣ ）が、１９９２年から全国の音楽関係者や愛好家から寄贈を受け、約２４万枚を超えるレコードや関係書籍・関連資料を所蔵。 その中から、ポピュラーミュージックの歴史を辿る約５０００枚を選出し『 20世紀という時代がいかに創造的であったかを見直させてくれることでしょう。さらに未来につながるまだ見ぬ夢の旅を一緒にお楽しみください。』な趣旨で開催された展覧会。
最終日とあって展示場内はギュウギュウな人波で、皆それぞれがアナログレコードのジャケットを１枚１枚覗き込みながら感傷に浸ってる感じ。 予想はしていたけれど、やはりワシと同世代の方達が多いな！恐らく ウッドストック ～ ＭＴＶに影響を受けた３０代後半～５０代後半は客層か？
何となーく自分で所持してるアナログ・持ってたけど売っちゃったアナログ、当時欲しかったアナログをメインに写真を撮ってきた！ ワシを含む来場者の皆さんは、ジャケットを見ながら・・『 あの時こうだったよなぁ・・。 』と当時へ思いを馳せながら観覧してた。 たまに居た若い２０代前半のカップルなんかは、ジャケットを見ながら「 これ可愛いー！ 」「 へぇー名前知ってるけど若いねー！ 」と違った見方をしてたな。
小学生の時に出会った THE BEATLES のアップルレコードを始め、その１枚１枚に自らの歴史を重ねていく・・レンタルレコード屋の「 黎紅堂 」や現AVEXである「 友＆愛 」で借りまくってた中高時代がフラッシュバックする！ レコードからＣＤの登場で、その変遷期をモロに受けた所謂 ” ＭＴＶ世代 ”なんで、どのジャケットを見ても感慨深い・・。
どうですかね？見た事のあるジャケットばっかでしょ？場内では写真を撮りたい方達で一杯だったので、人波の隙間を狙いながらパシャパシャ！他にも撮りたかったジャケットあったけど断念・・これでも、撮った枚数からすれば一部だけです！ 場内で案内・説明役として常駐していた学生さんに話を聞くと、今日までに約６万人近く来てくれてたようで！！ その内訳を聞いてみると、やはりワシら世代が９割を占めるそうで・・。 学生さん達からすると、自分達と同世代の１０代後半～２０代前半の音楽好きにも見て貰いたかったんだろうなー。 海外だとアナログレコードの生産量が上がってるし、国内にも数年ぶりにレコード生産工場が新設されると聞くし、ガンガン若手アーティストがアナログリリースしてたりする。 ルーツや芸術性を学べる素晴らしかった本企画ですが、個人的には最後の方の小さなブースでも良いので、主催の学生さん達が選ぶ ” これからの１０枚 ”とかの展示があればなぁーと思った。 主催者側としては、ワシらオッサン世代への懐古オンリーで展示している訳じゃなく、今の若者達が『 どうアナログレコードの存在を捉えているのか？ 』な意見や提示も知りたかっただろうし、そういった世代に向けたアプローチがあっても良かったのかも？ また来場していたワシと同世代＋先輩のレコード世代の方達にも、今の時代にリリースされてるレコードに触れてみて欲しいですね！
いやぁー至福のひとときを過ごして参りました！最終日とあって来場者が多かったのが悔やまれる・・平日の人が少ない時に行って半日くらい居座りたかった・・。 偶然にも『 ワシの人生を変えたレコード 』が数枚展示してあって歓喜しちゃった！！ 素晴らしい展示会でした！メインで主催していた金沢工業大学内ＰＭＣ科の皆さん、お疲れ様でした！行って良かったです！
世界を変えたレコード展 HP http://www.kanazawa-it.ac.jp/record/
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