昨日は、2ndLINEに弾き語りで出演する Crispy Camera Club のVo.Gt.ミサトちゃんが来店。 実は、先週末にバンドの1st.EP「 PINE 」が一気に来た通販注文によって売切れてしまったので追加納品をしてもらいました。 こういう注文が殺到する時って必ず何らかの理由があるのですが、ミサトちゃんに聞いても心当たりが無いみたい・・。 大体は、リリースや告知のタイミングだったりTVやラジオでのオンエア、誰か影響力のある人間が薦めてくれてるなどなど・・今回の場合は、即効性のある理由と言うより過去1ヶ月以内に何らかの理由があって薄っすらと脳内に刷り込まれていて、これまた何らかのフックがあって『 音源欲しいな! 』に繋がっていると予想! でも、理由がわからないと追撃プロモーションが出来なくてね・・一過性に終わってしまう可能性が高い。 ミサトちゃんも、状況を把握はしていたが全く理由が思い付かないようで『 何処が発端か探します! 』って言ってた。 インディーズで活動してると多方面から攻めるプロモーションは取れないし、そもそも ” じわじわクチコミ ”が基本。 勿論、その ” じわじわクチコミ ”が一番手堅くリアルなんだけど、こうやって何処かでポッと小さな灯りが点く事があって、それを見つけても大きな炎までに育てられないのがインディーズだったりするのでね。 んー・・やっぱり < コレ > くらいしか思い付かないんだけどなー。
EP「PINE」が追加納品されました!
閉店後は、毎年バレンタインのこの時期に全国のライブハウスで行なわれているガールズイベント「 フリージアとショコラ 」の2ndLINE版を見に行く。 トリ前、京都のSSW 石庭未来 から見ましたが、なかなかの ” 静寂 ”の使い手でしたね。 生ギターにフェザータッチの爪弾き、ダイナミクスの振り幅が大きい・・バンドのライブでは余り見られない ” 全ての音をゼロにして残響だけにする ”場面を多用してます。 それこそ、音の無くなったフロア全体が煩く感じるくらいの静寂だな。 弾き語り・バンドのライブでも曲終わりやブレイク前に、こういった静寂を演出する事もありますが、ここまで多くは無いし、静寂を演出していたとしても残響が完全に無くなるまで待てずに次のアクションを起こしちゃいます。 彼女の場合、その静寂の演出を必殺技レベルまで徹底してます。 余りマイクには詳しくないのですが、生ギターを拾うのに単一指向性コンデンサマイクの SM81 を使ってた。 ハコに拠ってはボーカルマイクをそのまま立てられる事もあるんだろうなー・・それだと低音が『 ボボォー 』だったり、高音が『 ヒィーン 』だったりとハウリングを起こしちゃう事も多いようで。 「 エレアコかセミアコに変えた方がいいよ! 」ってのは何処でも言われてるんだろうなー。 でも、彼女の武器はフェザータッチと残響なので、ギターを変えるより合うマイクを探した方が良いね。 これが成立しないと、サビでの力強さが活きて来ないもんな!うーん・・誰かマイクに詳しい人ーっ、彼女のギターに合うマイクを見つけてやってー! あと、ステージ上で醸し出してた雰囲気もライブ終わりで普段着に着替えちゃうのか? ピーンと張り詰めた緊張感を作り出してた彼女とは180度違ってフニャフニャな感じになっとる! オンとオフで違うのは構わないけど、ライブ直後の物販時間くらいステージ衣装のままで居ないと本人かどうかが分からんぞ!
※ 17年3月3日@心斎橋Twice cafe
「 あの子が朝のうたを描いたのは、こんな夜だったかも知れない 」大阪編
w: チヂマツミキ / 西原恭平 / 七燈(fr.イトカムトビコ)
石庭未来 Twitter @10210karaage
そしてトリが、Crispy Camera Club のVo.Gt.ミサトちゃんなのですが、バンドと平行して弾き語り活動もしていて、地元・京都では、以前から弾き語りとしての知名度も高く実力も評価されている。 トリ前で 石庭未来 が作った ” 静寂の世界観 ”に引っ張れちゃうのかな?と思ったが、強気な彼女は武器である無垢な少年のような清涼感でガラッと雰囲気を変えて来た! バンドの代表曲である「 favorite train 」から、弾き語りだけの曲「 キャッスルロック 」「 夜をこえないで 」なんかを演ってた。 地声で歌える音域が広く、どの範囲でも振幅数を自在に操るナチュラルビブラートが武器だったりする。 女性SSWがよく使うファルセットも持ち時間の中で使ったのは数回くらいで、ほぼ地声オンリーで歌いきってる。 以前はセットリストに英詩を数曲入れてたりしたが、バンドの曲を織り交ぜるようになって英詩のカバー曲は入れなくなってるんだな。英詩オンリーのライブも見てみたい!
※ 17年3月24日@北堀江club vijon
「 LADY KILLER vol.2 ~女も惚れちゃう女達~ 」
w: An Sept. / 未遂ドロップス / SEKIRARA / toaru
※ Crispy Camera Club の音源はお店にあります!
詳細は→ < コチラ >
Crispy Camera Club HP http://crispycameraclub.com/
ミサト HP http://misato1993.com/
打ち上げに参加しようとも思ったが『 予期せぬトラブルが発生したので助けて欲しい! 』とのSOSを受け、ワシも手伝ったフライヤーやジャケットデータを朝までに全て作成し直す事に・・。 本来なら最終工程を手掛けたデザイナーさんが受け持ってくれれば良いんだけど、急な依頼の別案件を手掛けているようなので、メールで指示を受けながらワシが手直し作業をする事に!( そういう理由だし、ワシで良ければ! ) 同じ個人事業者、小額ではあれ一つのクライアントさんとの関係が切れちゃう怖さを知っているので快く協力します!
『 集中せねば! 』と気合いを入れて作業をしていると、こんな時に限って酔っ払い軍団が襲来・・一度は『 すまん、こういう理由だから 』と帰ってもらったのだが、どうやら終電が無くなったようで店の表で「 寒い・・寒い・・店に入れてください! 」と言うので、朝まで静かに休む事を前提に店へ招き入れるもギャッギャッ騒ぐわ飲むわ寝るわ騒ぐわ食うわ寝るわ・・で気が散る!! 完全に意識をシャットダウンして作業に没頭!!始発が来たので酔っ払い軍団を帰らせて何とかクライアントさんが起床するであろう時間帯には間に合った! 件のデザイナーさんより「 何かお礼を! 」」の申し出をされたが、こういうのはお互いさまなので何かの案件を振って貰う事で貸し借り無しにしておいた!
日が明けて、今度は別案件のデザイン作業!これが数年来で一番細かいイメージ指示書が来てて、どういう手順にすればイメージ通りに表現出来るのか?を試しながら作業。 例えば・・『 円の中に ”72本 ”の線で放射線状にする。その出来た線と線の間の全箇所に文字を挿入 』などなど かなり細かい指示だ!やりがいあるぜ!!
そんな作業をしているとスタジオ終わりの Split end からDr.みさきーにょすとGt.ずんちゃんの2人が来店。 店に来るなりプンスカプンスカしておるので理由を聞いてみると・・「 ( Vo.Gt.)ななみちゃんが寝坊してスタジオに来なかったんです! 」との事。 ふーん、そりゃー今日の朝方まで店内でギャッギャッ騒いでた酔っ払い軍団の一員だったもんな。今度、会った際にキツク叱っておくよ!
気を取り直したDr.みさきーにょす が「 今日って、2ndLINEに日比直博さんが出るんですよね?私、小学生の時にストリートで音源を購入したんです! 」なんて話をしていると、当の本人であるSSW 日比直博 が来店。 日比君にその話をしてやると偉く感動したようで、まさか小学生時代に自分の音源を購入してくれた女の子がバンドマンになってるなんてねー! その日比君とは久々に会うのだが ” 笑いと音楽の融合 ”な売り言葉で活動していた NEW POPS ORCHESTRA って活動休止したんやな・・相方だった漫才師の松村君の結婚が理由なのかな? 今は、原点に戻りソロシンガーとしてストリートをメインに活動してるのね。 最近のストリートシンガーがやってる宣伝方法を教えておいた!日比君なら全国にお客さんが居るし反応あると思うよ!
※ 17年3月3日@梅田AKASO
「 ひびまつり 大阪編 」
ワンマンライブ
※ 日比直博 の音源はお店にあります!
詳細は→ < コチラ >
日比直博 HP http://hibinaohiro.jp/
その後、不完全燃焼だったスタジオ練習の鬱憤を晴らすように、みさきーにょす と すんちゃん 2人による Spilt end の音楽性やアレンジメントミーティングが始まった! スケジューリングやプロモーションに関してはDr.みさきーにょすが良い発想をしているし、アレンジメントに関してはGt.ずんちゃんの感覚や知識はなかなかのモンやな! おーい、オリジナルメンバーの2人っ!加入したばかりの年下2人はバンドをよくする為にストイックに頑張っておるぞー! そんな話をしている間にも、方々からイベントのお誘いメールが来るんだな! しかも大きめのイベントやライブサーキットやら・・にょす と ずんちゃんには「 実力で呼ばれてるんじゃなく『 何か話題っぽいし一度ライブを見ておくか・・』くらいで呼ばれてるんだから、浮かれてちゃダメだよ! 」と釘を刺しておいた。
※ 17年2月20日@心斎橋JANUS
metro polica レコ発「 タイムトラベル・シーケンス 」
w: metro polica / アシガルユース / サクラメリーメン / Li-Net
※ 17年3月22日@新宿SAMURAI
「 SAMURAI戦国時代 vol.10 」
w: TheFloor / THE BOY MEETS GIRLS / Helsinki Lambda Club
※ Split end の音源はお店にあります!
詳細は→ < コチラ >
Split end HP http://splitendnara.web.fc2.com/
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