今日は、フォトグラファーの 勝俣信乃さんが来店。 誰かのライブを撮りに来たのではなく、僕も知っている女の子の結婚式パーティーだったみたい。 リニューアルされたHPのTOP挿絵は、元noiamのGt.キフ君が書いた絵だ!( HOOK UP のオムニバスCDも彼の絵を使ってます ) LIVE撮影を始めてから5年経って、心機一転原点回帰でフォトライフをしていくそうなので、テーマとしていた「 音楽と写真 」の融合がどうなっていくか楽しみ。
勝俣信乃 HP http://kazahana923.net/
信乃さんと話題になったのが、i-phoneアプリ や Twitter などの新しいWEB発信のサービスについて。 誰かのショートストーリーで「 このまま科学が進歩していくと、未来に残るのは ” 脳と指 ”だけになる。 」って話があったんだけど、最近のWEB発信のサービスはどれも凄くて、部屋に居ながら世界中の人と繋がれて外出しなくても生活できるほどになっている。 人と話をしなくても、ボタンひとつで何事も済んでしまいますもんね。 ” 脳と指だけ残る ”・・現段階ではそんな事は創造もつきませんが、サービスを享受する側・・” 提供される側 ”からすれば、何て便利な世の中になったんだろう!!って思いますよね。 この ” 便利になる ”ってのが ” 不便になる ”事もあったりする訳でして・・。 世のバンドマン達・・「 音楽を提供する側 」にとっても便利なツールは便利な訳で、Twitter も積極的に利用してプロモーションに繋げようとしてるバンドマンも多い事だろう。 「 便利になる事の弊害 」ってのが、独創性や発想力の低下になると何処かの教授が言ってましたが、まさしくその通りで 「 いやぁー、コレって便利だなー! 」ってそのまま受け入れるのではなく、便利なツールをどう使うのか?皆、そのツールを使うだろうから別の方法は無いもんだろうか?と言う考え方をする人が ” 提供する側 ”に回れるんだろうなー。 僕は ” 提供される側 ”で、何も産み出せてないから偉そうな事は言えんが、これからもドンドン日常生活や音楽活動に便利なサービスが提供されると思いますが、バンドマンは常に ” 提供する側 ”の意識を持っていて欲しいもんである。
次に、The Alan Smithy Band のDr.藤原君が、10年5月15日にリリースされるアルバム「 The Sound of Your Voice 」のサンプル盤を作成に来店。 メンバーそれぞれの仕事も忙しくなってきて、ふた月に1~2本程度の本数に落ち着いているそうだ。 「 カントリー というジャンルや、年齢的にもコレ位の本数で自分たちの演りたいバンドとゆったり楽しめる場所を創っていきたい。 」と言ってた。 彼らのお客さんもライブハウスのブッキングで、若いロックバンドとのライブをずーっと立ちっぱなしで見てるのもシンドイと思うので、この選択はアリですな。 今回のアルバムも ” 大人の遊び ”がフンダンに取り入れてあって、同世代には肩の力を抜いて聞ける内容になっている。 僕的には ” まだまだヒト花咲かせるやろが! ”と思ってるので、悪知恵を授けておいた。
※ The Alan Smithy Band の音源はお店にあります!
詳細は < コチラ >
The Alan Smithy Band HP http://www.alansmithyband.com/
そこからは、この数日続いているパソコンの復旧作業にあけくれる! レジストリをガシガシ弄くって、かなりチューンアップしてやった! おかげで、今まで再起動に10分以上かかっていたのが、約30秒ほどで立ち上がるまでに回復した。 とりあえず、仕事に必要な最低限のデータは回復させたので、あとはシステムのエラーチェック&デフラグメントして終了だわな。 最終段階のデフラグを行っていると、 ワゴンズ のメンバーが来店。 ついさっきまで、10年5月26日にリリースされるミニアルバム「 醒めて見る夢 」の最終マスタリングを奈良の MORG にて行っていたそうで、完パケ1発目を聞いて欲しいと持って来てくれた。 個人的なオススメはM-5に収録されている「 colors 」で、泣きメロとVo.梶本君の声が見事に昇華してます。 完パケ記念に焼肉でも行くかーっ!と意気込むも、先にジャケットのチェックを終わらせようって事になり、細かい部分の修正をしていたら、すっかり午前様になってしまい、焼肉 → 鳥貴族 へ変更。
居酒屋で、プロモーションについての相談を受けてたのだが、彼らって思いっきり ” CD店舗から情報が発信されてた世代 ”なので、やはりCDショップでの展開には微かに期待を抱いているみたい。 んー・・同業者のワシが言うのも変な話なんだけど、既存の流通システムや店舗プロモーションなんかは、よっぽど資金力やネームバリューないと見向きもしてくれないと思うよ。 本来なら、そんな部分は二の次で、音源の出来はどうか!?ライブの出来はどうか!?で判断すべきなんだろうけど、バイヤーも雇われの身なもんでお上の意向には逆らえないのですよ・・。 全国で統一された平台や試聴機展開 → 音楽好きは面白くないから店舗へは行かず、行ってもオモロな音源が無い → インディーズは売れず、取ってくれず → メジャーや事務所クラスのアイテムを増やす → 音楽好きは店舗へ行かず → 以下ループ・・。 もっと色んな要因があるんだけど、簡単に言うとこんな所。 特にこの半年でリリースしたバンドマンは、インディーズ音源の取り扱ってくれなさは身に凍みていると思う。 これはねー、もう店舗側が開き直って「 メジャーで誰でも知ってて何処でも買えるアイテムの展開は全部撤去して、お店がプッシュするアーティスト達だけを全面展開したったゾー!! 」くらいの変化が無いとこのままだろうね。( ←大手店舗だと100%無理だろうね ) なんで、流通乗せて置いてもらえるよう挨拶行って、ラジオなんかにも音源送って・・などの既存の方法は、とりあえずやっておくとして、自分達のスタイルに合う ” 別の出口 ”を本流にした方が良いと思うんだ。 失敗したら、もう一度立ち上がる時間も無いってのも分かるが、実は ” 別の出口 ”のチャンスって目の前や身の回りに転がってたりするもんだよ! クリエイティヴな事をやってんだから、既存のシステムから ” 提供されてる範囲 ”の中で動くんじゃなく ” 提供する側 ”の視点で頑張っていこう!( エラそうに言ってすまんかった ) ん?じゃあ、どうすればいいのかって!?だから言うてるやん、ワシは ” 提供される側 ”やって! 逃げてる訳や無いんやけど、そのクリエイティヴなセンスが無いんじゃっ!ワシも悔しいんじゃい!! また一緒に考えようゼ!
※ ワゴンズ の音源はお店にあります!
詳細は < コチラ >
ワゴンズ HP http://wagons.jp/
コメント
うおお。ワゴンズ焼肉流れたとは残念。
ほんとに今回の制作は色々ドラマがあったので肉で癒されて欲しいところでしたが、また直で叩き込みます。
今回MORGとしても手ごたえを感じる作品です。
斉藤さんのブログにも写真がありますが、最新最強究極の機材を入れまして、単純にそれで恐ろしくパワーアップしました。これやばいっす。ご存知色々あって僕の耳も結果として以前よりパワーアップしたんですが…。
ま、マスタリングに関しては比較的新しい分野なので定番品もいいですが、革新的なものも取り入れてこそNEXTを示せるのは間違いないですわ。
特に世界一流のスタジオは改造品を使ってるケースも多々ありますしね。
そういえば2008年のデータではまだ近畿は店舗試聴からの購入が多かったんですが、今や奈良に至っては中心部に大型店舗が無いですからね。むしろ橿原のタワーが何で残ってるのか疑問。僻地だから逆にタワーをオシャレと思って行くんですかね?
で、吉見さんもツイッターとかやりましょう。
何ならブログもアメブロに移行で。
僕もデザイン等準備はしてるんですがまーーーーったく時間取れずいつになるやら。
そして吉見さんの発想はたしかにあまり期待できませんが(笑)、提供する側の人間である事は間違いないです。数多く集まる提供する側の人間の意見を取り入れて、吉見さんが提供すればいいんじゃないすか?WEBでのCD、音楽販売もまだまだ強化できるでしょうし。というわけで吉見さんが諸々盛り上げてくれると期待しつつ僕も色々考えます。
ひとまず今日のBIGCATで何か感じてください。
>kdgkさん
焼肉・・やつらのチェックが甘く、歌詞修正してました。
「最新最強究極の機材を入れまして・・」を梶本から聞きました!
えっらい興奮してたので、よっぽどの逸材なのでしょう。
「提供する側の人間である事は間違いないです。」
ウスッ!有難うございます!!そうなりたいもんです。
「諸々盛り上げてくれると期待しつつ僕も色々考えます。」
闇の企画も水面下で進行中…密談しましょうね!焼肉で!!