昨日の夜中、メンテか何か分からんがBlogに繋がらんかったんで、昨日来店してくれたバンドを紹介。
リハビリーズ – ピアノロックバンドなんだが、鍵盤が未だサポートなんだよなー。 秋口くらいにミニアルバムのリリースをするらしく、方向性や正式メンバーの事など色々と話す。 リーダーのウエノ君は、心斎橋club★jungleでブッキングを担当してるので、出てみたい方はウエノ君に電話してみてください!
そのリハビリーズのウエノ君が、後輩の作家志望の男の子を連れてきてて、相談に乗ってやってくださいとの事だったので、作家になる為の手段やその難しさなんかを話してあげる。 事務所・プロダクション・制作会社なんかとコネクションを作るのがいいかと思うが、質問に対する返答から考えると、もっと知識の幅や理論の深さを身に付けておいた方がいいと思うよ。 作家オーディションも、探せば頻繁に行われてたりするしね。
雑魚猫タワー – 09年9月23日にミニアルバム「 浮世で通り雨 」をリリースする奈良の17~20代の男女4人編成バンド 雑魚猫タワー から女性Vo.のakariちゃんが来店。 関西地区のCDショップに挨拶回りで大阪に来たとの事。 ショップでは、そこそこ厳しい洗礼を受けてきたみたいだったので、音源と紙資料を基に、色々と質問してあげる。 school food punishment や joy なんかと対バンして行ければねー。
そうそう、まずは画像を見てもらおう!ジャン!!
ふふーん、何だと思います? これは、お世話になっている奈良のスタジオ MORGさんより提供して頂いた ライブレコーディング や プリプロ に使える Pro-Tools 内臓ラックで、16chもあるのだ!( キャスター付きなので、持ち運びもラクラク! ) 通常、オペレーター付きで出張レコーディングを頼むと、最低でも3万、大抵は7万~10万くらい掛かると思います。 この価格だと、インディーズバンドには、なかなか手を出し難いので、DIYでやってもらって、デュプリケーターやCDプレスをしてもらう事を条件に ” MAX5000円 ”くらいで貸し出そうかと思ってます。( 需要が多いなら、もうちょい安くしてもOK ) こんなの触った事ないゾ!って人にも大丈夫なようにセッティングされてて、ボタン一発で全システムが起動、PA卓の各チャンネルからケーブルもらってセット、あとは、Pro-Toolsを立ち上げ「 録音開始ボタン 」を押すだけ!( ちゃんとレクチャーします ) これなら、容易に ” ライブCD-R ”や ” スタジオデモCD-R ”を作成出来るので、ちょっとしたトピックスを作り易いし、バンドからお客さんへのサービスにもなると思う。 勿論、定期的にライブ録音をする事で、バンド自身の成長過程記録になるし、チャンネルごとに録る訳だから、各パートのチェックも出来るのだ!
それにプラスして、かなり高価なコンデンサマイクも、同じくMORGさんより提供して頂いたので、ライブ録音時にフロア後方に設置しておけば、会場の空気感もバッチリ拾えるのだ!
どうよ?この優れものの機材君達!!ぶっちゃけ、この機材レンタルでお店の売り上げをどうこうしようなんて一寸も思ってない!( そうするんなら、市場価格に合わせるって! ) もっと関西のインディーズシーンを活性化させる為だけの措置なのだ! 2、3度試運転をしてから、貸し出しを始めようと思ってるので、興味を持った方は連絡してみてネ! 本番のレコーディング時にも、この経験が役立つので、是非、利用してみてくれぃ!
MORG HP http://www.morg.jp/
で、今日来店してくれたのが・・
東京から来た CLUTCHO と ←2HT→ のメンバーだ! 連れて来てくれたのは、元々、大阪在住時代に僕と親交のあった個人イベンター SYOJI・Y君で、現在は、東京/大塚に出来たライブハウス「 大塚Deepa 」のブッカーだそうです。 お店近くのライブハウスに、パンク・メロディック系の強いハコが無いので、なかなかコッチ系のバンドマンが来る事は少ないのだが、彼らがリスナーだった時代と、僕がタワーでパンク・メロディックも担当してた時代と被ってるので、皆で当時のバンド名の言い合いでワイワイしました。
SYOJI・Y HP http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=69ersEVENTs
閉店後は、来店してくれた CLUTCHO と ←2HT→ 、そして大阪の HOT SONIC の3バンドが結成7周年を記念したイベント 「 DEEP IMPACT 」を見に行ってきた!( 7周年って言っても、20代中盤なんやね! )
早い出番の CLUTCHO が見れず、 ←2HT→ から見る。 お店に居た中では、引っ込んでた感じのしたBa.Ryo-Hey君が、ステージ上では一番アホなんやね。 全編じゃなくピンポイントで、明らかにプログラミングされたウワモノが入ってたんだが、誰かが操作してる訳でもなく、ギターのエフェクトで音を作ってる訳でもなく、どうやってんのかなー?って思って聞いたら、「 無音部分も含めて、頭から同期させてるんです! 」との事。 これ、同期バンドなら分かると思いますが、例えばサビブレイクの後に、” シュワー ”ってデジタルエフェクトを入れるとして、ピッタリ合わせるのって難しいよね? タイミングよく誰かがパッド叩くとかなら分かるけど、曲頭から同期させてるって事は、その ” シュワー ”部分までは、無音のまま進んできてるんだよ。 しかも、めちゃくちゃ早い前ノメリのテンポだし、暴れまくってるしね。 サウンドの方も、お店で聞かせてもらった音源では軽く感じられたのだが、実際は結構ヘヴィーでしたね。( この音源は宅録なので、音が軽くなっちゃてるらしい ) ジャンルは違うんだが、「 alive 」なんかを聞いてると、 THE JFK と対バンさせたい気がした。 Vo.yusic君のシリアスなMCに全く嘘を感じなかったので、終演後にMCについて話をしたら、波乱万丈な出来事を経てステージに上がってる事が分かった。 一度、底を経験してる人間の言う事には重みがあるね。( 歌ってる姿は、クリンゴンの木村君に似てたなー )
←2HT→ HP http://www.2ht.jp/
その後、久々に GELUGUGU と HOT SONIC を見る。 両バンドとも、かなり久々に見るが、スカパンクの重鎮となった GELUGUGU は、若いファンの子達が増えてて、演奏も動きも若かったなー。( MCは年相応でしたけどね ) HOT SONIC も、何年か前に心斎橋AtrantiQsで見たっきりで、その時は顔付きがまだ子供だったような気がする。 なんかオッサン染みた事を言うようだが、貫禄ついて大人になったなーって印象。 SABOTEN / PAN / REAL REACH 辺りともっと絡んでいけばいいのにね。 今日は、 ←2HT→ が当たりだったなー、折角お店に来てくれた CLUTCHO 見れずでゴメンねー。
CLUTCHO HP http://clutcho.com/
GELUGUGU HP http://www.gelugugu.com/
HOT SONIC HP http://hot-sonic.com/
コメント
おぉぉぉ~超でぶっ腹♪
いや訂正
太っ腹!!!
LIVE音源も好きなんで食い付いちゃいました。
良いなぁ、触ってみたい。
みなさん Let's go!
吉見さんのバンドを応援する気持ち、いつも伝わっております。
でもそれなりの価値があるものは、やっぱそれなりの値段にする理由があるし、気をつけないとあかんです。
つい最近、好きなバンドのメンバーさんの機材が盗まれるってことがありました。
盗まれたのはバンドに携わっているひとも多い仕事先でのコトだとのこと。
幸い楽器のシリアルナンバーから、売られた先より連絡をもらえたようなのですが。。
ココロナイひともいます。
それに、もし破損した場合の補償など、安過ぎると後で大変かもしれません。
口うるさいことを申し、申し訳ないです;
デモそんな低価格で、そんなすごいことが実現したら、
本当にすごく素敵なコトだと思います☆(≧ω≦)ノ[[EE:AEAAB]][[EE:AEAAB]]
ではでは、私は吉見さんを応援しております☆☆☆
たしか以前に
『安価で安易なRECORDINGスタジオでRECするなら予算組んで良いレコスタでしろ』的なことをここで書いてなかったでしょうか?
矛盾していませんか?
確かにツールスとカタログに書いていながら、ほぼLEのシステムだけでやっているレコスタも多々あるのは事実です
でも、過去それに対して批判的なことをこのブログで書いていたあなたがそれを助長するのはどうでしょう?
いつだったかヒポグリフかチャックのライブ音源をよしみさんが録っていたことがあったはずですが、あなたは『プロ』のエンジニアではないはずです
この件に関しても、本当はあなたがバンドとプロ(この場合MORGさん)の橋渡しをしてあげて、駄目なら誰か良いエンジニアを紹介するのが良かったのではないでしょうか?
そしてエンジニアに対するギャランティに関しての金銭面での交渉をするのがあなたの最善で良い行動ではないでしょうか?
一番言いたいのは!
この文章では、『試運転で覚えたら、ワシがやったんで』
と勘違いしますよ
レンタルはMORGさんに直接連絡するようにすればいいのでは?
おっと。お騒がせしてすいません。
基本ダイレクトアウトからのパラ録音+エアーかエアーのみの2トラレコーディングをセルフでってコンセプトなんでプロのお話とは別次元です。
ややこしくてすいません。
僕が行くともちろんマイクやアウトボードなど持ち出しますが、予算が高くなりますし、打ち合わせや現場の仕込みもいるので気軽には出来ないかと。
要はいいライブが出来たらいいテイクが録れるってだけでプロの話題を出すにはこのセットでは役不足です。ダイレクトアウトなら録音側のの手腕はほぼ関係ないですし。PAさんに負担無く出来るのがメリットなだけです。で、こういうセットを持ってるバンドもいてますよ。
ライブ録音でプロって結構大変ですよ。今まさに39CHのプロの録音物をミックスしてますが…。めっちゃクオリティー高いです。
PA、バンドに負担無く記録するのが目的の簡易セットなんでちょっと論点違いますね。専門機材って何でもプロ機に見えちゃうんで説明要りましたね。すいません。いいレコスタは大阪にもたくさんありますが、そういうところは全然機材レベルが違いますし、人材(人間性含む)も素晴らしいですよ。
あとうちは電話、住所非公開かつ奈良なんでセカンドラインも近いHOOKUPに提供させていただいた次第です。ほんとお世話になってます。
あんまり難しいことをバンドでやって演奏とか作曲がおろそかになったら問題ですが、ライブとか記録に残して、良かったら無料配布とか他人に聴かせるってのは演奏力や表現力を高める上でも有効と思うんでそういうのを経て本レコーディングというのも全然ありと思いますよ。逆にライブの方がいいバンドもいますし。
リエさんの仰るように心無い人もいますがとりあえず吉見さんのまわりはいい人ばっかりと思ってるんで(笑)念のためお守りとかつけときますかね。
補償の事もありがとうございます。吉見さんが大げさに書いてるだけで案外安いんです…。アンプとかギターとかバンドさんの機材のほうが高いくらいですよ。
バンドのいいテイクが記録されていけばファンとっても嬉しい事と思いますので僕も一ファンとして好きなバンドに使っていただける日を楽しみにしています。なんだかややこしくなっちゃいましたが吉見さんとお話した時にしっかりお話出来ていますので、興味のある方は吉見さんから正しい説明を聞いていただければと思います。僕も吉見さんを応援してますので!とりあえずメシ食ってそろそろ冷えだすので早めに布団かぶってくださいね!マジで!
>かちサン
色んな人にバンドを知ってもらう為への
足掛けの一歩として、定期的に簡易の録音物を作ってもらえれば
少しは手助けになるかなー?と思っています。
>リエさん
ご心配ありがとう御座います!
その辺りに関しては、気をつけないといけませんが、
何か新しい事をする際には、
それ相応のリスクは付き物になってきます。
盗難・修理など、ある程度のリスクヘッジは考えてありますが、
普通に歩いてるだけでも刺されちゃう時代・・・
それでも誰かがやらんと道は開けないのです!
でも、気をつけることにこした事はないです。
ありがとうね。
>このRECシステムについてサンへ、その1
コメントありがとう御座います!
皆に分かり易いようにと思って書いたのが、逆に説明不足になっちゃっているみたいですね。
MORGさんも書いてくださってますが、僕なりにひとつひとつ応えていきますと・・
・『安価で安易なRECORDINGスタジオでRECするなら予算組んで良いレコスタでしろ』的なことをここで書いてなかったでしょうか?
– 書いてました。これは流通なんかも視野に入れた「CDプレス盤」の事で、年間スケジュール組んで動くレベルの話ですね。 この機材でのレコーディングはもっと簡易でデモ的な扱いのCD-Rレベルの話なのです。(明日のライブ録ってみようか?って位のです)
・過去それに対して批判的なことをこのブログで書いていたあなたがそれを助長するのはどうでしょう?
-上記を読んでもらえれば分かる通り、本番レコーディングと簡易デモCD-Rとは別物なので、本番レコーディングするなら、それなりの予算を組んでクオリティを追求すべきです。 インディーズバンドが行う簡易デモCD-Rレベルならば、これ位の機材と予算で十分だと思いますし、安価でクオリティの低い方へ誘導しているつもりはありません。
>このRECシステムについてサンへ、その2
・いつだったかヒポグリフかチャックのライブ音源をよしみさんが録っていたことがあったはずですが、あなたは『プロ』のエンジニアではないはずです
– プロで無い事は十分理解してますし、比べるのが失礼にあたる位、「プロ」のエンジニアさんを尊敬してます。 Hippogriffは、マイクの設置からレベル調整から自分達で行い、僕は「RECボタンを押しただけ」で、その後、プロのエンジニアさんにマスタリングしてもらってます。 chaqqに関しても同様で、プロのミキサーさんに頼んでますよ。
・この件に関しても、本当はあなたがバンドとプロ(この場合MORGさん)の橋渡しをしてあげて、駄目なら誰か良いエンジニアを紹介するのが良かったのではないでしょうか?
– それなりのクオリティを求めているならば、僕には到底無理な話なので、プロのエンジニアさんに即効話を振ります。 Hippogriffの際も、当時の記事に書いた通り、スタジオの手配が間に合わなく、時間も無い為にお店で一発録りをしたのであって、時間に余裕があれば、何処か紹介していました。 ギャランティに関しても、無料配布音源でとにかくデモでいいから新曲を聴いて欲しいので、クオリティは二の次だったみたいで、バンドの懐事情も考え、あのレコーディングになった訳で、決してプロの領域を侵したつもりはありません。
・この文章では、『試運転で覚えたら、ワシがやったんで』と勘違いしますよ
– 記事の文中に「 条件としてDIYで~」と書いているので、そこは勘違いしないと思いますが。 因みに「DIY]ってのは"Do It Yourself"の略で自分で出来る事は自分でするって意味です。
・レンタルはMORGさんに直接連絡するようにすればいいのでは?
– MORGさんは奈良にあるので、大阪のバンドだと、機材を取りに行って返却してもらう労力・時間・費用を考えれば、大阪に置いた方が効率が良いからです。 奈良のバンドであれば、MORGさんに頼めば、もっと良い機材がレンタル出来ます。
>このRECシステムについてサンへ、その3
「このRECシステムについて」サンが、どういった方なのかは存じ上げませんが、スタジオもエンジニアもドンドン淘汰されていくと思います。 今後、やる気があれば自分達で出来ちゃう機材やソフトがもっと出てくるので、それ以上の費用対効果を見込めないスタジオやエンジニアは難しくなってくると思います。 CDショップも同じ事で、無料で通販サイトを作れたり、アマゾンの台頭で苦しくなってくるでしょう。(実際、ウチも苦しいですよ) この機材レンタルも、時間が流れれば、多くのバンドが同等の機材を持って、どんどんデモCD-RやライブCD-Rを作って配布していく事になると思います。 そういった部分では、危機感を持っていないと言いますか胡坐をかいている音楽業界人が多いのが事実で、現場が凄いスピードでDIYでもクオリティの高いものが作れてしまう時代が来ている事に気付いていないようで、バンドやお客さんのニーズに付いていけてないように思います。
もしかして、「プロでもない癖にでしゃばるな!」的に思っておられるのであれば、それは説明不足で申し訳なかったです。 1mm足りとも、自分が「プロ」だなんて思った事はありません。 このレコーディング機材レンタルは、デモCD-Rレベルでいいのに、何万円も取られてしまうので、二の足を踏んでいるバンドに対するサービスで、このサービスによってバンドがトピックスを作れ、お客さんにも名前を知ってもらい、集客も増えてくれば、プレス盤への要望が上がり「本番レコーディング」にも繋がり、そこから先は「プロ」の方にお願いする事になるので、「プロ」の方にもマイナスでは無いと思っています。
※コメント欄に字数制限があるので、これ以上書けないですが、ご理解頂けましたでしょうか? もう少し聞きたい事があるのであれば、またコメントして頂ければ幸いです。 お店に来てもらえるのであれば、一番早いのですが・・。熱く議論しましょう!!