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いやいや、NOじゃないッス!

 元ソニー代表取締役の丸山氏の始めた音楽配信サイト「 mf247 」8月末でサービスを休止するみたいです。        思った以上に赤字で止めるのか?思った以上に利益が出て、新規事業を立ち上げる為に止めるのか?どういう経緯でサービス休止に至ったかは分かりませんが、インディーズでの音楽配信先駆者として期待をしてたので残念ですね。
mf247 HP http://www.mf247.jp/jp/
 って、話題を今日来店されてたレーベルさんと話してたんですが、その方が僕に「 音楽配信の反対派ですもんね! 」と言ってきた!          言ってる事や書いてる事から、そう受け取りましたよ!との事だが、「 いやいや、NOじゃないッスよ!諸手を上げて ” 賛成 ”でもないけど、反対はしてないです! 」と言っておいた。
 あれですかね?音楽配信反対派に見えるんですかね?丁度いい機会だから、ちょっと書かせてもらうと・・・・・。
 メジャー全体・業界全体の大きなパイで考えると、配信部分の収益比率の方が上回ってくると思います。        世間的な志向がソッチに行ってるので、メジャー各社も今までとは違う方法で、どう配信に結び付けていくか?を考えてる所だと思います。
 こと、インディーズに関しては、一部の宅録系アーティスト・アイドルなんかを除いて、ライブハウスで活動してるバンド・アーティストでの音楽配信では利益がマイナスになると思いますし、確立されたシステムを未だ見たことないです。         お店にもよく配信事業に参画してください!って話がくるのだが、そこでされる話の一部を言っちゃうと・・・・・

・大きくて綺麗な ” 入れ物 ”を作ったので、ソコに ” 入れるモノ ”を紹介してください。
・バンドには最初は無料で使ってもらって、ある程度知名度付いてきたら、登録料かサーバ管理料を取って行きます。
・バンド自身のページを与えるので、ソコでライブ告知とか出来ます。
・HOOK UP さんには、2ndLINEや十三ファンダンゴに出てるアーティストさんや他のハコの店長さんを引き込んでもらいたい。

 収益構造としては、まず関西で知名度のあるインディーズバンドを取り込み、そこから他のバンド・お客さんを呼び込む。       訪問者が増えてくれば、企業に広告を打ってもらう展開だ。
 本当は、もっと細かく提案されるんだが、大体は何処も最初はこんな感じ。       ” 入れ物 ”を作ったのはいいが、何を入れたいのか?ってのを聞くと、「 そこそこ知名度あれば、何でもいいですよ! 」との事。          この時点で「 あー、企業に数を見せて、お金引っ張るつもりやなー。」ってのが分かる。( 企業はバンバン広告費削ってるのにね。)         バンド自身のHP持ってるのに、わざわざ別ページに更新なんか来ないし、放置されてるページ見られるのもマイナスだしねー。      こんな話しを2ndLINEの今富さんやファンダンゴの加藤さんに持っていったら、鉄建制裁喰らうわ!        
 そういう方に限って、「 関西のインディーズシーンを熱く盛り上げて、どーたらこーたら・・ 」言うのだが、コッチが「 最近、インディーズバンドのライブ見ました?オススメ出来るインディーズバンド居ましたか? 」って聞いたら、「 忙しくてライブ見に行ってないです・・オススメは マキシマムザホルモン とか ・・ですかね? 」ってオイ!!ホルモンはええけど、インディーズちゃうし、デカイし、関西じゃないし・・。         これだと、一緒にやっていきましょー!って気分にならないですよね?
 音楽配信に反対してる訳じゃなく、コレは凄ぇ!!是非一緒にやらせてください!ってのが無いからです。         ライブハウスに出てるバンドやそこに集まるお客さんや関係者を巻き込んでいかなきゃいけないのに、当の本人がライブを見ないってのは、説得力に欠けますもんね。
 インディーズでの音楽配信は、まだまだ良いシステムが構築されてないので、誰かが良いシステム考えれば、トップを取れる可能性はありますけどね。        そういう意味で「 mf247 」には期待してたんですけどね。          メジャークラスだと、” 入れ物 ”作って、ソコに B’z / 宇多田ヒカル / 浜崎あゆみ / サザン / ミスチル などなど大御所を入れれば、ビジネスになると思うが、インディーズは ” 現場 ”です!!        ” 現場 ”に繋がらない音楽配信は、バンドマン・お客さん・ハコの関係者などなど、” 現場 ”界隈に居る人間からは支持されないと思います。
 メジャーの場合は、音楽配信を 出口 に設定しても利益は出て行きますが、インディーズの場合の音楽配信は、ハコでの生のライブ・メンバーから直接音源購入・ファン同士の繋がりなどなど、あくまでも ” 現場 への入り口 ”であって、出口になるには相当時間が掛かると思います。         ちゃんと、” 現場 への入り口 ”として機能すれば、バンドマンも我先に!と利用するはずです。
 現在も、多種多様なインディーズ配信サイトがありますが、単体で利益が上がっている所は、ほんの一部だけです。        今後、淘汰され統合されていった時に、” 現場 ”と結びついた画期的なシステムが出来てくる事を期待しています!
 もう一度言いますが、音楽配信にNOでは無いですから!バンドであり、お客さんであり、ライブハウスであり、ウチのような実店舗であり、ちゃんと点が線になるのであれば、何時でも協力するんで、オモロな話し待ってます!

音楽
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コメント

  1. 期待してますよ☆

  2. 実に興味深い話、勉強になりました。
    システム的にもわかりにくいものが多くてとっつきにくいので魅力が薄いですね。
    期待してます。

  3. HOOK UP RECORDS より:

    >モーグリ坂本君
    コッチも期待してますよ!ニヤッ!
    >HappyWestStudy
    興味深かった?まだサワリの部分しか書いてないんやけどね。
    ここからは、沈められそうな話しばっかだし、
    さすがに書けんです!

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