今月の「 全日本ＣＤショップ店員組合 」の中のワンコーナー” ＣＤショップ大将！ ”に、ちょっとしたインタビュー記事が載ってるので、見てみてください。（ 何て写真写り悪いんだろうか・・） 大師匠 mona records の行さんからのインタビューでしたが、かなりええ具合に書いてくれてます。（ 行さん、ずーっとPerfumeの話してたのに・・） 文中に出てくるバンドマンは、 モーグリパラシュート のＢａ．グチヲ君です。
行さんの言葉の中に「 …CDだけでなくって本人たちとの直接の付き合いとか、ライヴとか血の通った交流が大事だということなんですね。… 」って件があるんですが、ホントこの１点に尽きます！！ 主力業務のひとつである ＣＤプレス で言うと、このメジャークオリティの品質と低価格、更にデータ持ち込んでもらって、１対１で細部までチェックしてって所は、そう無いはずです。 価格で言えば、安い所はあるかも知れませんが、顔を合わせず、データだけのやりとりで、工場に回っちゃうので、出来上がってから「 ココ間違ってるやん・・」「 うわ、画像の位置ズレてるやん・・」なんて事もよくあるって聞きます。 そこの方達が、プレスしたバンドのライブに見に行ってるとも思わんしナー。 バンドにとって、ＣＤはやっぱり形として残るものだし、その時の自分達やお客さん、関わりのある人達の想いが、パッケージされているものだと思う。 １対１でチェックする事によって、ＣＤの事以外の話も出来るし、バンドに合ったアドバイスも出来る。 バンド自身に” どうだ！ ”って言ってもらえるようにしてあげたいし、買ってくれたお客さんにも、ちゃんと伝わるＣＤであって欲しいと思うしね。 朝方まで一緒に作った ＣＤジャケットや音源が、現場で巣立っていく姿を見るのが嬉しいです。
どんだけ、ネットが発達して便利になろうが、この「 血の通った交流 」だけは捨てれんって事ですわ。
全日本ＣＤショップ店員組合 HP http://www.cdshop-kumiai.jp/
そんな ” 血の通った交流 ”を求めて、今日もアーティスト達が来店。
まずは、 後藤雪絵ちゃんという鍵盤弾き語りのＳＳＷです。 井上ヤスオバーガー や Bacon / ザ・アウトロウズ の面々から名前は聞いてました。（ 向こうも僕の名前聞いてたみたい。） 先日、その Bacon / ザ・アウトロウズ の九州ツアーに帯同してたそうで、そのツアーの模様を収めた映像集をリリースすべく、ＤＶＤの作成で来店したそうだ。 彼女の曲を聞きながら、考えてたのが・・・・・ 岩崎愛 / はせがわかおり / 寺前未来 / 渡部百 / 東藤リカ / 竹上久美子 / 北山真美 / 槌谷知香 / 電気キャンディのマリリン などなどお店に来るカッチョイー女性ＳＳＷが増えてきたので、これだけ集まりゃイベント出来るよなーなんて考えてました。 雪絵ちゃんは「 これからもヨロシクです！ 」と元気良く帰って行った。（ コチラこそよろしくね。）
次に、ワンマンレコ発が大盛況だった ネオロカビリーバンド 高木まひことシェキナベイベーズ から、Ｖｏ．のまひこ君が音源の納品で来店。 リリースして、そんなにプロモーションをしてないのに、各方面からお声が掛かってるそうで、東京は下北Queに出るそうだ。 大御所のロックンロールバンドに可愛がられてるのは、まひこ君のキャラなんでしょうなー。
※ 高木まひことシェキナベイベーズ の音源を預かりましたー！
高木まひこ HP http://takagimahiko.com/
次に、女性Ｖｏ．のエレクトロポップバンド √thumm のＧｔ．松永君が来店。 「 うわっ、 Small Circl of friends と対バンするんやー！ 」なんて話してると、おっそうやそうや、丁度その時に居合わせた space star horns のＫｅｙ．チャック君が、先日のライブの感想を聞きに来店してたんや！こりゃ、顔合わせしてあげなきゃ！と思い、仲介をしてあげる。 今日が、初絡みの２人だが、周りの知り合いがオモクソ被ってた事と、” Rhodes ”ってキーボードの話で盛り上がってました。 この２人の今日の感じ・・・・・おそらく対バンあるはずです！
√thumm HP http://aran.parallel.jp/thumm
その後は、space star horns のチャック君と、ライブの話をしてました。 後半のライブしか見れませんでしたが、思ったことを伝えておいた。 本人も分かってる事だったそうだ。 秋口にリリパがあるので、ソコまでには修正して、真のパーリーバンドとなるのだ！
space star horns HP http://www.spacestarhorns.com/
コメント
ええこと書いてますよね。
普通にジーンときましたよ。
CDジャケットはほんと何でかミス出ますよね…。
中身の音楽と同じくらい重要なデザインという壁でも存在しているかのように感じます。
CDはジャケットや歌詞も含む総合芸術品なのを近代の人は忘れてるのかもしれないですね。
そしてiTUNEは便利ですがCDの方が断然音がいいです。ネガティブな意見ですが聞くに堪えないサウンドも何故かiTUNEだと粗がわかりにくくなるんですよ。特にiTUNEのサウンドチェック機能は絶対使わない方がいいです。ただいい音源になるとCDの方が圧倒的にいいです。近年音楽シーンに元気が無いのも血の通った付き合いのできる人が減っているのもあるんでしょう。スタジオも職人が育たずしょうもない営利重視のスタジオが大量に出来ましたし。ちゃんとこだわった独創性のあるその人にしか出来ない事をやってるようなバンドさんでHOOKUPがにぎわえば何か変わるかもっていつも期待しています。
こちらも常に向上しつつ、いい音、いい音楽をパッケージしていきますのでお互い頑張りましょう！
>MORGさん
そう言ってもらえると嬉しい限りです。
配信配信と言われてますが、
僕的には、あくまでも配信は
音源やライブへの導入部分でないといけないと思っています。
当然、近くにＣＤショップが無い・ライブハウスも無いという
地域にお住まいの方には、願っても無い技術だと思いますが、
やはり想いのこもったパッケージ（歌詞含む）で聞いて欲しいですしね。
こういう考え方が古いと言われるかも知れませんが、
そこはこだわって信じて進んで行こうと思ってます。