今日は、ちょっとお勉強!! 丁度、CDプレスの質問で、「 マルC 」「 マルP 」ってなんですか?表示は必須ですか?という質問が来た。
みなさんもCDのジャケットとかで ©
マルC について簡単に説明すると、「 Copyright 」の略称で ” サークルC ”とも言われる 知的財産マーク のひとつです。 日本だと著作物を作った時点で、自動的に著作権が発生しますが、国によっては、公的機関などへの登録をしないと権利が認められない場合があります。 なので、” マルC+著作者+発行年 ”を表記しておけば、その著作物は外国でも保護されます。
書き方を補足すると・・・
●著作権表記の前後に「 All Rights Reserved. 」
●著作権者の前に「 by 」
●マルCの前に「Copyright」
●著作権表記の後に「不許複製」「無断転載を禁ず」など
●(C)でもOKです
こんな感じかな?( カッチョ良く全部を英語表記にしてるジャケットとかありますね。)
あと、マルCの他にも色々記号があって、これも簡単に説明していくと・・・
・マルP – 「 Phonogram 」の略称。マルPの横に発行年を表示することで、「 レコード製作者の権利 」を保護を受ける。 マルPマークが無いと、国際条約に加盟していない国での保護が受けられません。
・マルL / Y – 邦盤か洋盤かの区別です。 マルLが邦、マルYが洋です。
・マルX – 貸与許諾禁止表示の事です。
・それぞれ、(P)(L)(X)でもOKです。
どうですか?なんとなーく分かりましたか? ホント簡単に書いただけなので、詳細な突っ込みはご勘弁を・・。 正直言って、この辺の記号表記は必須じゃないので、国内で手売りするインディーズ盤だと付けなくてもいいんですよねー。( 勿論、必須表示もあります!ディスクロゴとかね。 ) まぁ、何かの参考にしてください。
他にもコピーライト表記に関しては、細かい規定が一杯あって、全部言え!と言われると、トンデモナイ文章量になるので、詳しくは ” 日本レコード協会規格 – RIS204 ”を見てください!( PDFファイルです。)
日本レコード協会 RIS204 – http://www.riaj.or.jp/issue/ris/pdf/ris204.pdf
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