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KOH-GEN RECORDS pre.ヒカリノミナモト

音楽

 昨日は、2ndLINEで行われているブッキングイベント「 CROSS OVER 」を見に行き、ライブは・・ ニィキュッパ / pug の今年出会った2バンドを見る。         ニィキュッパ は今年3月の結成初ライブ、 pug も今年5月が出会いですな。

 ニィキュッパ は、今年一年は10代バンドらしく精力的な動きで、市内ライブハウスは一通り出演し、同世代バンドとも一通り対バンしたのかな。        1周した事で、ライブするだけで楽しいー!ってステージから、色々と取捨選択もした上で『 これはOKやな! 』『 こうするのが正解なんかな? 』『 あ、これはアカンのか! 』などなどライブでの試行錯誤が見えるようになってるね。          ここから少しの間は踊り場でもがきながら、足したり引いたり・・やっぱ足したり、もう一つ足したり、ガッツリ引いたりと方向性を探る段階になるので焦らずにね。          コッチへ行きなさい!って話ではなく、早いうちに Bacon / THE TOMBOYS には出会っておいて欲しい。         十代の若い感性と今の楽曲を考えると、その2バンドを見れば必ず !!! と得るモノが多いと思います。

※ 23年12月19日@心斎橋Pangea
「 STORYWRITER vol.2 」
w: meem / Cleo / ruggirl

ニィキュッパ Twitter @298band

 トリ出番の pug ( ピーユージー )は、ワシの中では20代前半の若手バンド!な位置付けなんやけど、それでも出演者の中で最年長とか!?って話を聞いて、コロナ禍を経て若手バンド結成が増えてるのかな?         楽器演奏未経験からスタートした彼らも、軸が定まってきて楽曲は揃って来ましたね。         楽屋トークばりのアホアホMCも板に付いて来て勢いあってよろしい!          BPM200超えのアッパー曲が増えてきたのはエエんやけど、演奏力・表現力が追い付いてなくてね・・。        本来なら、フロアの皆さんにゴキゲンな受け取り方をしてもらえるはずの楽曲も、これだけヨレちゃうとなー・・。          来年の課題は、その辺になるよね!とにかく 3SET-BOB のライブを見るよう言っておいた。

※ 23年12月18日@神戸・太陽と虎
「 tayori 」
w: WackMon / silent sparkle / ヒグラシ

pug Twitter @pugofficial3

 日が明けて、今日は昼直ぎから商工会へ出向きアドバイスを受けながら書類作成をば!          ほんと行政提出の書類作成は難しい・・『 これはどっちなんや? 』って書き方されててねー、そうか!そこには記入して、そこは空欄でエエのか!          なんでそうするのか?なんて全く理解せずに指導員さんの言うなりに記入していく。         夕方過ぎまで掛かって、何とか8枚分の提出書類が完成!!         第一段階はコレで通過すると太鼓判を押してもらえたが、ここから次の段階に進んだら、更に難しく多くの書類提出が待ってるのです・・しかも年内閉め切りのようで・・はぁ、先が思いやられる。

 閉店後は、尼崎にある邦楽CDショップ KOH-GEN RECORDS が不定期に主宰する「 ヒカリノミナモト 」を見に行く!        毎度、質の高いアングラサウンド( FUJI ROCK 的な! )を提供してくれるイベントで、2ndLINEで開催時はワシ全通してんじゃないのかな? 今日のお目当ては何と言っても MOTHERCOAT ですっ!

 MOTHERCOAT !昔は、よく2ndLINEに出演してたんやけど、メンバーの脱退やら田舎への移住やら色々あって活動のフィールドが変わっちゃったので久々の出演やね!           初大阪ライブくらいから付き合いあるんで、当時の話は一杯できるんやが、Vo.ギガ君がMCで言うてた通り「 昔、このステージ横の金網に登ったら落ちて鉄柵に頭を打ち付けて流血し、病院に行った思い出があって・・ 」な話をしてたけど、現場で見てたんだよねー。         ダラダラ流血しながらライブ続行して、終演後は対バン( noiam )の機材車で病院行って、戻ってきたら後頭部がホチキスで止めてあったのが衝撃やったなー!          米国で開催されている世界最大のコンベンションイベント SxSW に出演したりで、今だ根強い海外ファンも居る彼ら。        今は、Ba.Vo.トッキーとのユニットで活動してるんだが、久々に見たライブがこれまた衝撃でね!           昔は、Vo.ギガ君が ” 勝ち ” への拘りが強くて、ライブで満足いく結果を出せなかった時にはメンバーに激高しとったんで、常にヒリヒリした綱渡りなライブだったのが、田舎への移住が切っ掛けなのか一切の拘りがなくなって、その日その日でそこに居る人とそこにあるモノをその時の気持ちで好きなように演奏してて ” 全て慈愛で受け入れる ”仙人のようなパフォーマンスで川の流れを見てる感じやった!          ヒーリング / スピリチュアル / アースビート / シャーマンサウンド ・・カテゴライズするなら、そんな感じかな? 雰囲気や感覚で混ぜてくるアドリブだったり、ズレやヨレも含めて曲にしちゃう大らかさは、何が出来るのか?作るのか?を決めずに気の向くままクラフトしてる感じやね。 昔だったら、立てた予定やイメージから1mmズレただけで演奏を止めちゃったりしてたのが信じられん。         ありがたい事に、若手バンドからのオファーが一杯あるそうでマイペースに活動できてるみたいですね! 畑で作った農作物を物販でお裾分けしたりしてんのね! エエ感じやん!          個人的には、ハンズアップ必須な若手のロックバンドイベントに混ぜてみて、フロアに多く居るであろう10代後半~20代前半の方達がどういう反応をするのか!?は見てみたいなー。

※ MOTHERCOAT の音源はお店にあります!
詳細は→ < コチラ >

MOTHERCOAT Twitter @mothercoat

 次が、慧 a.k.a. Miya-z で memento森 / ALL ITEM 10 TIMES 他、色んなバンド・ユニットで活動する Miya-z のソロ名義で、トラック+ラップなスタイル。          こちらも久々にライブを見たが、定評のある フリースタイル の高速ラップは健在でドープでしたねー。           今、流行ってるチルでお洒落なトラックじゃなく、メッチャ硬派なサウンドとフロウで 意地 と 意思 の見える泥臭い客演やった! 「 THA BLUE HERB / 今日無事 」が好きな人は!        トリ出番の Genius P.J’s は、同イベントによく出演しているイメージがあって、逆に同イベントでしか見てないな。           今回の編成は、ラッパー / ドラム / 鍵盤+マニュピレーター の3人編成。          前出番 Miya-z のライブを受けて世相をブッタ斬るようなソリッドでシニカルな前ノリのリリックに後頭部にベッタリ引っ付くくらい粘りのあるオフビートなトラック+生演奏のバランスが深かったなー。            途中で、Miya-z を呼び込んでのバースの掛け合いやオーバーグラウンドでも通用するポップな曲があったりと硬軟織り交ぜたステージで幅の広さを見せてくれてた。            見に来られてた方のノリや雰囲気を見て『 FUJI苗場食堂が移動してきたみたいや! 』なんて思ってました。        いやぁーオモロかったなー。 アングラに括られるのかも知れんけど、サウンドとしては一歩も二歩も先に進んでると思うわ。         毎度、発見の多いイベントですわ!若手バンドマンや個人イベンターさんにも一度来て欲しいもんだ。

Miya-z Twitter @Miyaz_k
Genius P.J’s Twitter @HER_Records
KOH-GEN RECORDS Twitter @kohgenrecords

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