今日は、名古屋中心に配布されている地域限定フリーペーパー 2YOU MAGAZINE の柴山君が来店。 彼は、元タワー名古屋パッセ店のインディーズバイヤーをしていたので、後輩といえば後輩にあたる。 元タワーバイヤーがする話ってのは、やっぱりソッチの話になる訳でして・・。 前作実績でイニシャルを決めるって?そんな数字なんて何にもあてにならんぞ!あくまでも参考値でしか無いし、前作のリリースから一人もお客さん増えてないって判断なのか!? そんなのライブ行きゃ一発だし、行く時間が無くてもライブハウスに電話して「 ○○ってバンド最近どうッスカ? 」って聞くだけやん。 他にも名古屋のバンド・ライブハウス事情なんかを仕入れる。( ココでは絶対書けんわ! ) そんな 2YOU MAGAZINE の編集部が、名古屋市内にあって「 バンドマンは遠征に来る際、顔出してください!ウェルカムっす! 」と言っておったので、名古屋遠征に出るバンドマンは挨拶行ってみれば?( ちゃんと事前アポイントは取るように )
2YOU MAGAZINE HP http://2youmag.com/
次に、心斎橋AtrantiQsでライブのあるザ・ラヂオカセッツ が来店。 君らってまだ学生やったんやね。ガツガツ来るもんだから、無茶ぶりな話ばっかですまん。 大阪来る度に顔を出してくれるので、ここらで見ておかないと!と思い、出順を聞くと丁度掛け持ちが出来そうな時間。 何とか間に合わすよ!
次に、下北のサウンドを中心に構成されている音楽専門誌 Quip Magazine のライターさんが来店。 お忍びで、 LOVE LOVE LOVE の初ワンマンライブを見に遠征してきたそうだ。 好きな大阪バンドの話をしてると出て来る出て来るお店に出入りしてるバンドの名前!! ANATAKIKOU / Prof.Moriarty&SMiley-Todd / アシガルユース / Bacon などなど・・・今興味があるのは カルマセーキ / モーモールルギャバン みたい。 その後は、お目当てである LOVE LOVE LOVE について話し込む。 2人して初期の名曲でここ数年は全く演っていない「 愛を… 」を演ればいいのにねー!なんて話をしてました。 昼間に来てた 2YOU MAGAZINE の柴山君もそうだけど、マインド的に似た方向だったので、お近づきになれて嬉しい!!
Quip Magazine HP http://www.medicomtoy.co.jp/quip/
閉店後は、 LOVE LOVE LOVE のワンマンに行く前に、心斎橋BIGCATへ大阪在住のビジュアルバンド Sadie のワンマンライブを見に行く事に! 事前に仕入れた情報では、チケット実売が900枚近く行っててソールドアウトしてるらしく、もしかしたら入場出来ないかも…?って事だった。 そりゃーリリースしたら、メジャーに混じってランキング上位に来るバンドだし当然か。 会場へ着いて、 Sadie のレコーディングや本日のライブ録音を担当している奈良の MORG さんに無理くり頼み込んで何とかチケットを用意してもらう。 僕が着いたのが、19時くらいでライブ自体は17時半から行われているっぽい!( 全36曲あるみたい ) スタートから既に1時間半経っているのだが、お客さんの声援が ” アメリカメジャーリーグでホームランを打った時の歓声 ”レベルの怒号がずーっと続いてんのね。床も揺れちゃってるよコレ! 入り口の扉付近、最後部で見てたんだけど、フラフラの酸欠状態になって扉出た途端バタッと倒れる女の子が続出。( みんな汗だく ) 見る方も大変だわなー…と思ってると、倒れてた子達が「 ウッシャー! 」と気合いを入れ直して扉の中へ。( 戦地に赴く兵士ですな ) ビジュアルって事は関係なく、関西在住でスタンディングのBIGCATを即ソールドアウト出来るバンドって居るんだろうか? 3時間半以上ノンストップでライブ出来るスタミナ・高い演奏力・練られたパフォーマンス・それに呼応してヘドバンし続けるお客さん・・・・・凄ぇや!よりも単純に悔しくて仕方が無い!( 色んな意味でね ) ガッチリ関わっておられる MORG のエンジニアさんの話を聞くには、彼らは想像以上の努力をしているそうで、過酷なスケジュールの合間を縫って、曲作り・REC・プロモーションをこなしてるそうで、音楽のために生活の全てを注いでるみたい。 そこに付き合っている MORG のエンジニアさんも体はボロボロなんだが ” ジャンル関係なく意識の高いバンドと同じ時間を過ごせてる事が幸せ! ”と言っておった。 ここまで来るのにどれ位の時間が掛かってるのかは分からないが、もっと早い内にライブ見てれば、どういうストーリー作りをしてきたのかが分かったのに!!
Sadie HP http://www.sadie-web.com/
MORG HP http://www.morg.jp/
BIGCATを後にして心斎橋AtrantiQsへ ザ・ラヂオカセッツ を見に行く。 正直、2~30人お客さんが居れば…と思って入ってみたら、ギッチギチで身動き取れないでやんの!( コッチもソールドアウトだった ) 更にライブにも正直期待してなかったのだが、メンフィス辺りのブルース魂を前面に出した度胸のあるライブをしてた!! 後半「 シュガーユー 」辺りから見たんだが、うっわぁー!この年齢でこれだけ泥臭いライブ出来るのか!!もっと早くに見ときゃ良かったー!と悔しい思いをする。 ウルフルズ / 鶴 / ザ・アウトロウズ / 片山ブレイカーズ なんかが好きな人に見てもらいたいなー。 名古屋の Nothingman / 大阪の ギャーギャーズ で3マンとか面白そうだ。
ザ・ラヂオカセッツ HP http://www.radicase.com/
終演後、更に人が入ってきて身動き取れなくなってきたので挨拶も出来ないまま退散。 バイク飛び乗りで LOVE LOVE LOVE の初ワンマンライブへ向かうぞ! 福島に着いて、一旦お店へヘルメットを置きに行ってメールの返信処理を2件ほど行い、2ndLINEへダッシュ! ぞくぞく出て来るお客さん…うわ・・嫌な予感・・やっぱり・・終わってた・・。 会場へ入って物販席の位置を見ると、かなり後ろへズラしてあった事から200人近くお客さんが来てたのが分かる。 お客さん一杯来てくれてれば・・と思ってたが心配無用だったみたいね。( こりゃソールドアウトしてるだろ ) フロアをウロウロしていると、先ほどお話をさせてもらった Quip Magazine のライターさんを発見! 「 今日ってどうでした? 」と聞くと「 ダブルアンコールで”あの曲”演りましたよ!! 」との事。 ???と聞きなおすと「 演ったんですよ!『 愛を… 』を最後の最後に! 」と興奮気味に話しておられた。 ゲゲッ・・マジかよ・・・・・今まで散々リクエストしても演ってくんなかったのに、今日に限って演ったんかい! Quip Magazine のライターさんに「 今日のライブだけは見て欲しかったのに・・・ 」と追い討ちを駆けられる。
メンバーよ!マジで頼む!!「 愛を… 」聞かせてくれ、もう1回チャンスくれ!!
※ LOVE LOVE LOVE の音源はお店にあります!
詳細は < コチラ >
めっちゃ悔しいついでに、昔お店で販売してた LOVE LOVE LOVE 幻の4曲入りCD-R「 しましまのカブトムシ 」だけに収録されている「 愛を… 」を聞いてます。
LOVE LOVE LOVE HP http://www.love3.jp/
コメント
名古屋事情、気になります(笑)。
昨日も某バンドのメジャーデビューシングルを予約しに行ったら、入荷予定がないと言われたところです…(^^;
22日にCDを買って、個人的にデザインの需要などを聞いた者です。
いきなりの質問にも関わらずいろいろ教えて頂きありがとうございました。
店を出てから、名前も名乗らず失礼な事をしてしまったと思いました。すみません。
営業用サンプルを作成して、また見て頂きたいのでその際、名刺も作ってきちんとご挨拶させて頂きます。
22日はどうも有難うございました!
急にお邪魔したにも関わらず色々お話させて頂いて有難うございます。ずっと行ってみたいと思いつつ、大阪にはなかなか行けないので、今回やっとお店に伺う事が出来ました。
ちゃんと「現場ガチ」の匂いがしてて何か嬉しかったです。
今後ともよろしくお願いします!
>さつきサン
名古屋事情…今度来た時にでも…
そーいや、新しいBass見てくれた?イシテツって呼んでやってね。
>昨日の訪問者さん
大丈夫!覚えてるから。
そういうのは横の繋がり作ったもん勝ちだから
ガツガツ声を掛けてみましょう!
>Quip朝倉さん
こちらこそ、ヒートアップしちゃって申し訳ない・・。
それよりも「愛を…」を聞けなかったのが
とてつもなく悔しいんですけどー!!!
次回、大阪に来ることがあれば、是非呑んでヒートアップしましょう!!
何とか見てもらえたようで良かったです。
ちなみに僕はPA席から全く動けない状態でした(笑)
ヴィジュアルって偏見持ってる人もいるかもですが、正直今まで関わってきたメジャー含む全てのバンドの中でもSadieは群を抜いて熱量を持ってます。本当に生きるということをフロアに伝えて、オーディエンスも元気とか気合をもらってるのが凄く伝わってきますからね。そんな彼らやレーベルでなければ僕も今自分が感じているような短期間での成長を得る事はなかったと思います。
この感覚と成長した自分の能力をまた色々なバンドにも活かせればとも思っています。
エンジニアの人材育成もやっと適性のある人材が見つかりそうですし。
うちもストイックに機材導入や研究をしている以上、よそのスタジオさんから機材の量でお金持ちの道楽みたいに見られたりも実際しますが、そんな事は全然なくて、本気で本気のアーティストと限られた時間内で最高の結果を出せるようにと10年以上コツコツぶれずに毎日行動して今があります。SadieもMORGもミラクルに期待するんじゃなく、純然たる己自身の努力で頑張ってるという点では同じ熱量と思っていますので、
今後も負けじと己を磨き、仲間、仲良くしてくださっているスタジオと連携し、更に熱い輪を広げていきます!吉見さんもその輪、広げてくださいね!
ボロボロの体は仲間それぞれと焼き肉で癒します(笑)