今日は、２ｎｄLINEで行われている昼公演 蒔音 / airlie の２マンライブ「 起句 」を見に行く。 昨年、ＳＳＷ 蒔音 のライブを見た際に『 airlie と対バンしたら勉強になるのになー 』なんて思ってたら、まんま予想ドンピシャで決まってた２マン企画。 ＶＳ２マンな見え方で、先出番が先輩の airlie から！ どうやら年明けに体調を崩してたようだが、今日は万全の体調で臨んでいて『 そりゃーそうなるよなー。 』ってくらい余裕しゃくしゃくでライブしとりました。 前半の「 フィクション 」「 ランドリー 」中盤の「 恋 」「 熾火 」など、余裕を見せつつも歌に入るとピーンとした緊張感で場を支配して ” 深みと凄み ” を見せてましたね。 曲終わりで拍手が起こらないＳＳＷって関西だと数少ないと思うのです。 聞いてる方が、拍手をして良いのかどうか分からない・・と言うよりも、惹き込み方と余韻の作り方が上手いと同様の現象が起こる。 ２ｎｄＬＩＮＥスタッフも「 映画を見てるようやった・・ 」との感想でベタ褒めしとった。 ワシ的には・・画家 ミレー の「 オフィーリア 」 が思い浮かんだ。 そういった意味では「 さすが 」のライブだったと言えるけど、やっぱ彼女が挑む側に回るライブの方が更なる凄みのあるヒリヒリとしたライブをするので、早く airlie を脅かす若手ＳＳＷが出て来ないかなー？と思ってる。
※ airlie の音源はお店にあります！
詳細は→ < コチラ >
airlie HP https://airlie.mystrikingly.com/
後出番が、挑む側のＳＳＷ 蒔音 で、緊張は見られないが airlie が作った雰囲気をガラッと変えるまでには至らなかった・・ってのが正直な感想。 airlie には無い爽やかなポップス曲で勝負してたけど、リズムやテンポに囚われないくらいに、その場の感情に従った泳ぎ方をして行ければ！ 中盤に演った「 言葉 」 や 寺前未来 を彷彿させる洒落た日常ソング「 クレンジングオイル 」が良かったなー！ 良きＳＳＷになりそうな匂いがプンプンするので、先輩シンガーにガンガン挑んで行って ” 深みと凄み ” を身に付ければ、同世代では負けなしの無二なシンガーになって行きそう。 今は、まだ「 時 」が来ていないので、今年一年は挑戦の年にして一つずつ武器を磨いていけば、ある瞬間に「 え！？これって！！ 」って感覚を掴めるはず。
蒔音 Twitter @04__CoNnN
終演後、ＶＳ２マンを終えた airlie と 蒔音 の２人が、ノーサイドって事で挨拶をしに来店。 ２人とも、今の現在地を理解しているみたいですね。 それぞれに ” 合いそうなアーティスト ” を提案しておいた！ これは本人に言うの忘れたけど、 airlie はライブ本数を削ってる？みたいなんで、サブスク / ＭＶなりライブ映像なりで入り口の間口を広げていって欲しい！ 蒔音 は、同世代の女性シンガーよりは、彼女がバンド好きってのもあるので、弾き語りにも定評がある先輩バンドマンとの対バンを模索したいところ・・ワシのオススメは アルコサイト の北林君！ 実は、弾き語りもメッチャ良いのです！ あとは エダワカレ のレレレちゃんとかも！
夕方からは、今年に結成２５周年を迎える関西パワーポップ界の雄 Bacon からＢａ．森山君が来店。 その２５周年記念ライブを行うにあたり、各ライブハウスへのフライヤー配りをしてる途中のようで！ ２５周年を迎えるにあたり、話の流れは当時に盛況を誇っていた十三ファンダンゴ（ 現：堺ファンダンゴ ）で鎬を削っていたバンドの話題に。 Bloom field / HAPPY UNDER RIVER / ジャカランタン / ポップショコラ なんかの名前が挙がってたけど、ワシ的には ザ・アウトロウズ / 井上ヤスオバーガーバンド との３マンを見たい！ 実は、ザ・アウトロウズ のＶｏ．Ｇｔ．森次（兄）が近日中にソロバンドで復活ライブをするそうで、不定期で良いので継続活動してくれんかなー？と思ってる。 そこに 井上ヤスオバーガーバンド も入れて、当時に演ってたセトリ縛りでの３マンやってくれたら、皆さん喜ぶんじゃない？ って、個人の妄想もありつつ、 Bacon には１０代後半～２０代前半の若手バンドとガンガン絡んで行って欲しいんだがなー。
※ ２５年３月２２日＠扇町Para-dice
「 UNDERGROUND & 25th 」
ｗ： and young… / サコーンズ / ポップスタンダード
※ Bacon の音源はお店にあります！
詳細は→ < コチラ >
Bacon HP https://rarirarirarirurero.wixsite.com/bacon
晩からは、２ｎｄＬＩＮＥで行われている Chim Chap pre. THE ”ORANGE” TOUR 大阪編を見に行く！ 昨年度の「 十代白書2024 」グランプリアーティスト Chim Chap の後半２曲＋アンコールだけ見れた！ Ｖｏ．Ｇｔ．Jesse君は、そのリズムに対する感覚が『 子供の頃からブラックミュージックを聞かされてきたんやろうなー 』と思わせられるくらい自在にアクセントを入れてくるね！ あとバイリンガルなので、英詩の発音も違和感なく、上手く日本語詞とミックスしてますね。 ラスト「 end of the night 」～代表曲「 カシス 」の流れが良かったですね！ アンコールでの曲名は分らんけど、８０’ｓサウンドの匂いのするダンサンブルな楽曲やったなー！ 「 モダンラヴ 」「 レッツダンス 」を歌ってた頃の David Bowie みたいや！ 基本は、フロアを躍らせる方向性がメインなんやと思うが、お洒落でスタイリッシュな感じも底抜けに明るいソウルフルなダンスロックもあるんで、前者なら Ochunism / 後者なら BRADIO との対バンは見てみたいなー！
Chim Chap Twitter @Chim_Chap
世界最大の音楽ストリーミングサービス「 Spotify 」にて前月にライブを見に行った、来店してくれたアーティストをメインに毎月月初にプレイリストで紹介しています。
プレイリストは → < コチラ >
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