今日はねー、偶然にも昼間・夕方・晩の時間帯で、某バンドのドラマー君達が来店。 良い話なんだけど、どう転ぶか分からんので、ココで書く訳にはいかんのです。( 本人は、書いてもイイッスよ!と言ってたけど ) どのドラマーも、練習熱心でライブの度に成長してる。 でもねー、ステージじゃなかなか目立たんのですわ。( 元ドラマー談 )
僕がドラムを始めたのが、確か14か15歳くらいだったと思う。 今考えると何でドラムを選んだんだろうか? ギターや鍵盤だとメロディーで鳴らせるから、個人練習も幅があるんだけど、ドラムの個人練習って地味ですよー。 最初なんて、メトロノーム使って延々と” タントンタントン・・ ”ですからね。 練習方法として適してるかどうか分からんのだけど、叩くのを辞めてからもずーっと習慣でやってる事がある。 通勤・通学って大体同じ道を行き来するじゃないですか、その道中にひとつは信号機があると思うんです。 時間帯によっても変わるんだけど、最初にストップウォッチなんかで ” 赤 → 青 ”になる分秒数を測っておいて、その信号で引っかかった際に目を閉じ指でリズム取って「 脳味噌に1秒の感覚を覚えさせる練習 」をしてた。 例えば、40秒で ” 赤 → 青 ”に変わる信号があれば、リズム取って40回目にパッと目を開けた瞬間に青に変わってればOK! これやってみたら分かると思うんですけど、体調や精神状態にも左右されるんですわ。 早く目を開けちゃうのはまだしも、遅く目を開けちゃうと、一人だけ渡らずに止まってて恥ずかしい思いをする事もある。( 車乗ってる人はナシね ) ギター・ベース・鍵盤なんかは、自分の部屋で練習出来るけど、ドラムセットは場所取るし音がウルサイですから、どうしてもイメージトレーニングや練習パッドを使った地味な練習になりがちなのだ。
こういうので、メトロノームの早さを変えながら、1時間も2時間も一人でポコポコやる訳です。( 今はやる気がしない ) 他にも、当時の習慣と言いますか癖と言いますか、日常的にテンポ取りに言っちゃう事が多々あります。
そんな練習の成果を見せるのがライブなんですが、フロントマンに隠れて目立たないですよねー。 目立ちたくないから、ドラム選んでるってのもありますが、実はライブの度にアレンジや叩くニュアンス変えたりするんですわ。 ハイハット8分で叩いてる時に、1箇所ハーフオープン入れたり、タム回しの際にフェイクで1発スネア入れたり、フロアの温度見てテンポ変えたり、クラッシュシンバルへの入りを変えたりね。 ギターを変えました!ってのは分かるけど、スネアのヘッド変えました!キックペダル変えました!って言っても見えないですからね・・。 「 えー、そんなの気付かないですー! 」うん、大丈夫です。楽曲の世界観や雰囲気を邪魔してなくて、何となくでも聞きやすかったと思ってもらえれば!
今日、各ドラマーと話してて思ったのが、控えめで自己主張しないよなーって事。 ステージでの役割も、フロントメンバー見て客席見て、この曲は熱く行くか?テンポはどうする?などと、場の雰囲気に流されない冷静な判断力が求められるし、見えない所で土台を支えないといけないからね。 んーと・・ドラムばっかり見る必要はないんだけど、もし!もしね!全体的にライブ良かったんだったら、ドラマーが上手くライブを支えてコントロール出来たって事だし、メンバーも気持ちよく全力出し切れたって事だから、終演後に一言「 ドラム良かったよ! 」と言ってあげて下さいな。 その一言で、ご飯3杯いけちゃうんで!
1件、紹介しておいてください!と言われたので・・
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