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激安プレスの理由

 最近、何故かは分からないが、台湾のCD/DVDプレス業者数社から、メール・FAX・電話で何度も営業攻勢されている。      「決まったメジャー工場使ってるので・・」と言うも、たどたどしい日本語だが物凄い勢いで、”価格の安さ”を押してくる。       確かに、価格の安さでは「これで利益出るの?」ってレベル。       ちょっと興味があったので、資料用サンプルを送ってもらう事にした。        それで送られてきたサンプルを見て、それを工場側にも送ってみて、分かった事が幾つかあった・・。
・ウチでプレスした盤(メジャー工場の中でも最高のライン)と比べて、明らかに盤自体が薄い。
(調べてみたら、不純物の混入した再生利用の可能性があるとか?)
・お店にCDのエラー度数を計るアプリがあって、測定してみたら結構なエラーが・・。
(元のマスターと比較した訳じゃないが、事前にマスターチェックされてるのかな?)
・印刷物の写真に、深み?奥行き?が無いと言いますか・・のっぺりと平面的です。
(多分、グレードの低いオフセット印刷なんだと思う。)
HOOK UP標準の”FMスクリーン印刷”との比較は < コチラ >
 これは、東京のメジャー御用達エンジニアさんから聞いた話で、「自信を持ってマスターまで仕上げた音源が、バンド側で激安と言われる海外プレスに出した事で、音質の劣化に凹まされた・・。」って言って居られた。       大御所マスタリングエンジニアだと、”どの工場のどのラインで!”と拘る人も居るみたい。        僕の経験も言うと、「音源出来ました!」って満面の笑みで持って来てくれた盤を見てみると、厚みは無いし、税関法上必須とされている原産国表記が無かったり、海外なのに「MADE IN JAPAN」表記になってたり・・音に関してはマスターがどうだったのかの検証してないから一概には言えんけど、エラーの量が・・。       それでも、出来上がった際に初めて手に取るプレス盤の重みを知っているので、貶める訳にはいかないし・・件のエンジニアさんも満面の笑みの前では言えなかったのかも?       世はデフレ一辺倒で、「何処が安いのか?」で判断されてたりもするが、企業努力で品質を落とさず安くなってるのか?品質を落としてるから安くなってるのか?では、大きく違ってきますね。       さて、音や映像だとどうだろうか?現時点だと”激安な所は、激安なだけの理由がある”って事かな。       安けりゃ、どんな音でもどんな印刷でもいいや!ってアーティストは居ないと思いたいが・・。
 ウチ?ウチも「ほんとにメジャー工場?ほんとにFMスクリーンでフルカラー?それにしては、価格が安くない?」って言われたりしてますが、一人でやってる事もあるし、ほとんど利益取ってなかったりします。       他だと追加料金の発生するデータ修正・校正やバンドによってはイチからデザイン手伝ったりしてるのも無料でやらせてもらってる。       これだけ現場に近いと、バンドの懐事情も痛いくらい分かってるし、それでも”エエ盤を!エエ音を!”と思ってるし、嘘をついてまでココに居ようとは思ってませんから!(食うだけならバイトでも何でもあるし。)       だからと言って、ウチに頼むのだ!って話ではなくて、誰かが警鐘鳴らして行かんと、最終的に聞いてくれるリスナーに申し訳ないやん?       自分達の”音”に嘘はついて欲しくないですもんね。
 音に嘘をつかず、音で食べていく・・本当、難しい事だけど、ソレを実現させている 原田茶飯事 が来店。       10年9月17日にリリースされた「 mammoth happiness 」を持って来てくれました!       たらればの話はしたくないが、前身バンドの クリームチーズオブサン では、様々な理由が重なって解散しちゃったものの、あのまま続けてればフェスバンドになれた可能性もあった。        解散後の東京移住も「 仕事のあて無し・ツテも無し・お金も無し 」の無い無いづくしゼロスタートからだったが、結果、音楽一本で勝負出来てるのには感心させられる。       ライブはインチキ臭いが、お金取れるクオリティのインチキ臭さだ!         見方を変えれば、同じ立場だったりするので、参考に出来る話も多い。
※ 原田茶飯事 の音源はお店にあります!

今作は、茶飯事バンド( 関西チーム )での音源で
酒井ヒロキ / Lainy J Groove のハマダ君らが参加してます!
●先着で缶バッヂをプレゼント!
収録曲の詳細は < コチラ >

原田茶飯事 HP http://homepage3.nifty.com/sahanji/
 次に、「 見放題 」から dai-chang が、梅田Raindogsへライブ見にいく前に来店。        今年も「 ミナミホイール 」の公認を受けて無料オールナイトイベント ” 見な放題 ”開催するんやね。      面子は、まだ発表になってませんが、去年の 神聖かまってちゃん は、ネット発信時代の到来を体感したって意味で衝撃だったなー。        今年も、何じゃコイツラーっ!!ってバンドを期待しております。
※ 10年11月13日@アメ村FANJ twice
ミナミホイール公認・無料オールナイトイベント
「 見な放題 」

見放題 HP http://mihoudai.jp/
 晩からは、 moopy のVo.Gt.松下君が、10年10月24日にリリースされるミニアルバム「 Palette 」の最終デザインチェックで来店。        先日、音源を聞いた際に思わず「 この人凄いネ! 」と言っちゃったサポートKey.木村ゆかサンも帯同しておられた。        何箇所か直さないといけないデータがあって、元データが無くどうしようか・・?と思ってたら、こんな事もあろうか!と家から馬鹿でかいデスクトップパソコンを丸ごと持って来ておった。       途中から、Ba.綾野君も合流して、ゆかサンと3人で談義してた。         松下君が馴れないイラストレーターで・・と言う割りにはキチンとしてた。         HPのアイデアもそうだけど、ジャケットの色使いにもセンスを感じる。
※ 10年10月24日@南船場ペーニャ
ミニアルバム「 Palette 」リリース記念ワンマンライブ

凄腕サポート陣を迎えてのライブは、当分無いのかもしれん・・?
moopy HP http://moopy-music.com/
※ neonsign の10年9月24日にリリースされるミニアルバム「 neither 」はお店にあります!

収録曲の詳細は < コチラ >

neonsign HP http://www.neonsignweb.com/

音楽
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