今日は、 ファンキーパンキー と シナトラ の関西プチツアー最終日って事で、両バンドが来店。
ファンキーパンキー と下半期の動きについて、詰めたかったのだが、深い所までは話が出来ず・・。 やっぱり、上京した分話す回数も減っちゃったし、時間も多く取れないので、何処かで時間とって話しないとなーと思っとります。 逆に関東方面の動きに関しては、トピックス作りも順調にいってるそうです。
ツアーって事なので、てっきりトリ・トリ前の出順と思ってたら、共演の フーバーオーバー / FREENOTE もプチツアー中みたいで、どうやら暑苦しいコノ2バンドは、トップ・2番手のようだ。
彼らが帰った後、お客さんが来て試聴機を聞いておられたのですが、「 すみません・・聞けないんですが・・ 」との事。 表示パネルを見てみると ” U 2 ”の文字が! 初めて見るサインだったので、説明書を読むと・・・・・「 機構部の動作エラーです 」って全然何のエラーか分からんぞ! なので、今週中に設置予定だった新試聴機と交換して、ソコは何とか乗り切ったのだが、故障の原因が全く分からん。
この25連奏試聴機ってのが、もう生産されてないのかな?最初買った時も現品と倉庫にあるのみって言われてたし困るなー。 と思ってたら、何やらカタカタ音がするので、分解してみると、変な部品?がコロっと出てきて正常に動くようになりました。 コレってこのまま使ってても大丈夫なのかな?
シナトラ がトップ出番との事だったので、早めに閉店してライブへ! 3曲くらい?しか見れませんでしたが、「 エンドロール 」聞けたし、良しとしよう! そーいや、「 前略、道の上より 」のカバーが持ち曲であったはず!?(演ったのか?) 終演後、Vo.トキオ君と” ドジな男のダンディズム ”や” 昭和の熱き日本男児 ”をどうバランスよく見せていくかって話してました。 こないだ見た ベンベナッツ とかと見てみたいなー。
シナトラ HP http://www.sinatra.jp/
次が、ファンキーパンキー で、初期の「 かわいいベイベー 」演ってました。 あと、バラード「 光の射す方へ 」は、以前指摘したところを修正はしてきてたのだが、セットリストへの入れ所の難しい曲ですな。( Prince の「 PURPLE RAIN 」な要素が欲しいところ!) 全体的には、もっと上がって欲しかったですね。(各曲に細かなアレンジされてました。)
ファンキーパンキー HP http://www.funkypunky.jp/
そこから、一旦お店へ戻って書類作成してから再び見に行くと、予想では3曲ほど フーバーオーバー を見れるはずだったのですが、ラストの「 苺セプテンバー 」演ってるところでした。(でも、一番好きな曲なんでOKです。) 終演後、ファンキーパンキー のGt.キタ君がVo.正美ちゃんを絶賛しておった。 そこから、キタ君とライブについて深めの話をする。
フーバーオーバー HP http://www.hoover-ooover.com/
会場へ戻ると、トリの FREENOTE の途中で「 アオイクマ 」って曲を演ってた。 聞いた事無いなーと思ってたら、07年7月25日にフルアルバム「 オトノハトライアングル 」をリリースしてたんですね!(今日知りました。) そこから、本編ラストまで、Vo.千香子ちゃんは座り鍵盤で通してた。 あと、Dr.のまん前にドデカイマーシャルアンプがあって、Dr.の姿が見えず、アンプの上に首が乗っかってるような見え方だった。
アンコールでは、千香子ちゃんがギター持って、久々に聞く「 キライチューン 」演ってました。
FREENOTE HP http://www.freenote.jp/
で、ココから本題! バンドが” 楽曲の幅 ”を広げる事についてなんですが・・・・・、
極端な例を言うと、ココに「 ABC 」っていうパンクバンドが居るとして、楽曲の幅を広げたい!って事で、ブルースの曲を作ってライブで披露したとします。 初めて見たお客さんからは、単純に「ふーん、こういうのも出来るんやね。」程度だと思いますが、既存のファンの方からすると、
●「 ABC 」にもこういう曲はアリなんちゃう!
●「 ABC 」の演りたい曲だろうし、何度か聞けばしっくりくるかも?
●こんなの全然「 ABC 」っぽくない・・。
などなど賛否両論あると思います。
” ぽい ”か ”ぽくない ”かは、お客さんそれぞれの判断になっちゃうのですが、バンドとしては「 こんな感じやけど、” 幅 ”として認識してくれるはず! 」と思ってライブで披露しています。
だからと言って、ファンの方に受け入れるベキだ!とは言いません。 折角、お金払って時間潰して ”楽しませてくれるはず! ”と思い、足を運んでくれてるわけで、バンド側も ” 幅 ”を広げたいのであれば、ファンのニーズに応えないといけなし、「 この曲って ”ぽい ”よねー! 」と言ってもらえるクオリティの楽曲やライブパフォーマンスをしていかないとね。 「 俺らのヤル事に異論のある奴は来なくていい! 」っていうスタンスが、受け入れられているバンドも居ますが、誰もが納得するようなライブが出来てこそ言える話で、なかなかそういうバンドって少ないです。
でもね、バンド側の意見も凄く分かるんですよ。 何時までたっても、昔の曲ばかりが評価されて、常にその曲を超える為、今の自分を超える為に、「 よーし!これならば! 」と思って新曲を披露してる訳なんですよ。 今までの ”ぽい ”曲なら作れるが、やっぱりバンドとしては、新境地を開拓したい訳で、” 幅 ”を広げないといけない時期もあるんですわ。
ファンの方達には「 暖かく見守ってあげて 」なんて、ヌル~イ事は言いません! どんどん、厳しい意見言ってあげてください。 今まで、一番長く見てきてるファンだからこそ、” ぽい ”と ”ぽくない ”の判断が出来ると思います。
ただ、バンドとしては、既存のファンの方達を放ったらかしにして、先に進もうっていう気持ちはなくて、もっと多くの方に聞いてもらえるよう ”幅 ”を広げないといけない時期があるって事は分かってあげてください。
ファンの方達も立ち止ってるよりは、進化していくバンドが見たいだろうし、周りの人にも胸はって「 私、このバンド好きなんです! 」って言いたいだろうしね。
バンドには、 ”幅 ”を広げなきゃいけない時期があるのは分かるが、ファンの方達が ” 幅 ”として認識出来ない事を演ってるのであれば、それはエゴの押し付けになると思うので、100%迎合するわけじゃなく、上手く押し引きのバランス取って欲しいのだ! ホント、みんなで一緒に上がってく様子を見ていきたいんですわ。
かなりの長文になっちゃった・・読んでくれた方、お疲れ様でした。
コメント
はじめまして、ちょくちょくブログ覗かせてもらってます。
吉見さんの書かれてる事、まるで自分に向けて言われてる様で、すごく心に刺さりました。
ファンとして成長してゆく姿を見たい反面、変化や進化を正面から受け入れられないもどかしさ・・・そんな自分が悲しくて、「これからの新しいモノについていけないのなら、私が引けば済む話なのかな」って思ったりもしました。
でも、そうじゃないんですよね。
上手く言えないけど、この日記を見て、色んな事に気付くことができました。
結局、私はバンドが大好きなんですね。
一緒に上がっていきたい。ずーっと見ていきたい。
吉見さんの日記に、すごく元気もらえました!
ありがとうございました☆
長文失礼しました~。
私は無理だと思います
この問題もチケット問題と同じで、ミスマッチの世界だと思うんですよね
ただ、双方が受け入れられるかどうか?だけで
誰もが納得する様な事は無いでしょうね
残念ながら…
>いちファン さん
そう言って頂けると有難いです。
バンドあってのファン、ファンあってのバンドなので、
好きなバンドさんと一緒に上がっていってください!
>かちさん
どうもです!
かなり良い意見です。
他にも同意見の方からのメール来ました!
(関係者の方からですけどね。)
「誰もが納得する様な事は無いでしょうね。」
-何時かは、誰もが納得している瞬間に立会いたいもんですね!
プリンス Prince – Purple Rain
パープル・レイン
トム・キャットと言えば「ふられ気分で Rock'n Roll」、高橋真梨子と言えば「桃色吐息」、そしてプリンスと言えば「パープル・レイン」。いずれも1984年のヒット曲です。プリンスの場合はもちろん一発屋ではないですが、世間では未だにこの曲のイ