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映画「Sound City」を見て・・。

 今日は、まだライブハウスデビューしてない高校2年生のロックシンガー かりんちゃんが来店。         以前から、ちょこちょこ日記には登場させてるんだが、動きがあったんで宣伝がてら書いて行こう!         何度かお店に来る度に宿題を持たせているが、そこは学業優先の高校生なんで、期限は決めずに出来たら持ってくるスタイルで交流を続けてた。         最大の懸案だったアーティスト名がようやく決まった!         「 Cettia 」というプロジェクトのVo.Gt.かりんちゃんって位置付けにするんやね。       この「 Cettia 」ってのは、彼女が好きな鳥のウグイスの学術名なんかな?多分、そんな感じ。         作詞はともかく作曲に関しては、洋楽からメジャー邦楽、インディーズまで聞きこんでるだけあって、なかなかのセンスの持ち主。( 去年の見放題’12も見に行ってたみたい )        まだまだ顔が子どもなんで、その辺は” 見られてる ”意識を高めて行けば、ナンボでも雰囲気出てくる。         名前が決まった事で発表となりましたが、初ライブが決まっております!
※ 13年6月5日@南堀江Knave
CLOUD ROVER presents 「 風来暴 vol.14 」
w: ココロオークション / ロマンチップス / フレデリック / シグナルデイズ

 この面子の中で、オープニングアクトとして出演します!        ステージ度胸はありそうなんだが、こればっかりは立ってみないと判らんし、コッチも見てみないと判らん。         さてさて、どうなりますやら・・当日までに色々仕込んでみます!

丁度、店に来てた GRIKO のDr.ピクミンと

 かりんちゃんは、帰る前にピクミンと番号交換してた!この辺の積極性も買いだな。           ・・で、GRIKO のピクミンは、こないだ大量生産したばっかの期間限定(~8/31まで)のシングル「 惑星のテラス / THE MORNING BELL 」が速攻無くなっちゃったそうで、更に追加生産しに来てた!       既存曲の練り直しに大分と時間掛けてるなー!ライブもガンガン入ってるんで、なかなか新曲まで手が回らないのかな?         ここから「 hoshioto’13 」→「 あっ、良いライブここにあります。2013 」→ 「 ネコフェス2013 」→ 「 見放題2013 」と4つフェスが続くんで、大きな弾みにしたい所だね!
GRIKO HP http://grikorock.com/
 ピクミンと話した後、早めに閉店して2ndLINEで行われている 真空ホロウ のワンマンライブ「 “Pe(r)son A” TOUR 」を見に行く。        17:30から始まってたようで、着いたらすっかり後半戦。        その後半戦で、聞きたかった2曲「 闇に踊れ 」「 サイレン 」を演ってくれてたんで運が良かった!         見るたびにゴリゴリ度が上がってるなー!それに比例して、お客さんの汗の量も増えてる。         アンコール無しで潔く終わったんだが、客電点いて物販が始まっても鳴り止まないアンコールへの要望。         大分経ってから登場したメンバーが演ったのが「 アナフィラキシーショック 」で、演奏中にドラムが展開間違ったとかで「 おかわりちょうだい! 」「 おかわりありがと! 」みたいなやり取りを何度か繰り返してた。( その度に飛ぶ声援 )        バズマザーズ / KEYTALK / NAMPA BOYS とか合いそうだけど、個人的には ココロオークション と演って欲しい。
真空ホロウ HP http://shinku-horou.com/
 ライブ終わりで、とあるDVDを探しに梅田へ出向く・・。       今日の夕方くらいかな?お世話になっている MORG のメインエンジニア門垣さんより電話があり「『 Sound City 』って映画知ってます?音楽に携わるならマストで見ておいた方が良いですよ! 」との情報を頂く。         何だろ?と後で、予告編をジックリ見てみたら、以前に映画紹介サイトで記事は目にした記憶があるな。         その時は『 スタジオや録音、機材の映画ね・・難しそう。 』でスルーしたんだっけ。        とにかく見ておけ!との事だったし、丁度、ヨドバシカメラに行く用事もあったんで、DVDを探しに行く事にした。         
MORG HP http://www.morg.jp/
 所用を済ませた後、タワレコNU茶屋町店へ行って、DVD探訪しながらウロウロ・・。         お! KANA-BOONの展開やっぱデカイ! tricot が試聴機の1番に入ってる! ギャーギャーズも試聴機に! あぁ・・Scenarioart の100円限定シングルは売り切れか・・と、ひとしきりフロアをうろついた後、DVDをゲットした!!

 早速、お店へ戻りパソコンからスピーカーに配線して、ビールと薄味カールを用意して再生ボタンをポチッ!!         ここから、あらすじやネタバレ含むんで、まだ見てない方は下の方まで飛ばしちゃってください。
 冒頭は、元ニルヴァーナのドラマーで現フー・ファイターズのVo.Gt.・・そして、本作品の監督を務める デイブグロール が、若かりし頃、全てを捨ててロスにある伝説のスタジオ「 Sound City 」に向かう回想から始まる。           そこから、そのスタジオ「 Sound City 」の成り立ち~このスタジオの代名詞となってる世界に4台という特注のコンソール「 NEVE 80series 」について。          オープンリールで一発録りのアナログ録音、ドラムの録り音の抜けが素晴らしく、この「 NEVE 80series 」の特性とのマッチングが最高で・・とエンジニアさんの話が続き、このスタジオが始めたレーベル業務から排出された Fleetwood Mac / Tom Petty & The Heartbreakers / FEAR との出会いや偉業の紹介。         この後、Rick Springfield が登場してきてテンション上がる!        そうか!「 Jessie’s Girl 」はここで録られたのか!!        時代的にこの辺りまでは、スタジオが隆盛を誇ってて全米チャートの10位の内半分以上がこのスタジオで録った音源だったとか。           80年中盤辺りかな?世にCDが登場しレコーディングもデジタル機器が増えてくる。          頑なにアナログレコーディングに拘る「 Sound City 」にも陰りが見え始める・・。        もうダメかも・・を救ったのが、冒頭シーンに繋がるニルヴァーナで、かの名作「 NEVERMIND 」はここで創られたのだ!         デジタル機器が席巻してくる中、ニルヴァーナの成功のおかげで息を吹き返す。          Rage Against the Machine / Nine Inch Nails もここで録ったのかー。           そんなスタジオも時代の流れには勝てず、2011年5月にスタジオが閉鎖・・。          そこに立ち上がったのが、監督であるデイブ・グロール!!何をしたかと言うと・・そこからは本編で!
 最初は、録音技術や機材の話で、アナログ録音がデジタル機器に押されて貴重なヴィンテージ機材や録音技術が無くなっちゃったって話がメインなんだろう・・と思ってたが、全く違ってた!          ストーリーとしては、スタジオの歴史を時系列に追っているのが主題としてはあるが、本質としては ” 音楽との向き合い方 ”” 音楽の素晴らしさ ”がメッセージとして伝えられてて、この「 Sound City 」ってスタジオや核となる「 NEVE 80series 」と言うコンソールは、そのメッセージを伝えるためのツールだったのかも?        サブタイトルにある ” REAL TO REEL ”ってのも最初は「 オープンリールを使った本物のアナログ録音 」って意味で捕らえてたけど 「 人と人を音が繋ぐ 」って意味にも取れるなー・・と。          音で言うと、映画の中でふんだんに音楽が流れているんだが、DVDからでも各年代の音の違いが判る。         アナログ録音時代~80’sの派手派手装飾時代~アナログ録音+デジタル機器時代と、この音の違いもこうやって比べてみて気付く事も多い。          レコーディングって目線で見れば、このクラスのアナログ機材や録音技術が、どんどんロストテクノロジーになってて、経験出来る場所も限られてきてるのは難しい問題だ。         Pro-toolsなどの機能向上により、シビアなREC経験が無くても、何度でもやり直し出来るし、幾らでも補正出来ちゃうし・・それを前提でRECに望んでる子達も居て・・。          ワシなんかは、ギリギリ4トラックのカセットテープを使ったMTRでやり直しの出来ない状況で録ってたんで、何となくの感覚は知ってるんだが・・。         出来無かった事が出来るようになるってのは、デジタルの良い所なんですが、個人的には想像を形にする手段として使って欲しいかなー。         レベル不足を埋めるための補正としてのデジタルは、なるべく最後の手段で考えて、練習で詰めて来て欲しい。
 音源制作者必見の映画と聞いてたが、バンドマンも見るべき映画だと思うのです。          音に対する真摯な姿勢と日々の研鑽、如何に自分達が ” 音に甘ちゃんだったのか! ”が判ると思うよ。          手軽に音楽が創れる時代だけど、プロを目指すならプロフェッショナルから歴史・技術・思考を貪欲に学ばないとね。         斯く言うワシもまだまだレベル不足・・まだまだ学ばないと!         ドキュメンタリー映画としては、リスナーの方も普段知れない裏側が見れたりするんで、音楽が好きなら楽しんでもらえると思いますよ。
Sound City 日本版HPは < コチラ >

音楽
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