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志谷ケンイチ&後藤雪絵

 今日は、ポカポカ陽気の小春日和で、ドライブにぴったりの天気でしたね!          そんな「 何かを予感させる一日 」に向かったのは、奈良は大和郡山にある √thumm が持つプライベートスタジオ STUDIO HORYUJI で2度目の訪問!        「 大人の遠足 」に参加するのは、HOOK UP RECORDS オムニバス音源収録の為に、コラボ曲を作成してもらった 志谷ケンイチ( コルクス )& 後藤雪絵 の2人だ!
 元々、志谷君には誰かとの共作要請をしていて、彼が選んだのが 雪絵ちゃんでした。         SUTUDIO HORYUJI に着いて、まずは √thumm のsujin君と僕とで打ち合わせ。          前回、 ギャーギャーズ のRECではレコーディングを経験させると言う意味合いもあってか 「 NOな箇所を指摘して、その場で経験・矯正させていく 」方向に行っちゃって、彼ら的には勉強になったとは言うが、後になって ” ノビノビ録らせてあげたかった・・ ”と反省した事も確か。         一日で作って・録って・仮MIXまでと言う縛りがあったので、仕方の無い部分もあったが、√thumm のsujin君と「 今日は、アラ探しよりも環境作りを重視しよう!気持ち良く録ってもらって、素の部分を引き出してあげよう! 」と言うテーマで望んだ。
 始めに、デモ段階の音を聞いて、4人で録る順番を決めていく。       2・3度一発録りと別録りを試して、録り音をチェック。       それで決まったのが、バックトラックは sujin君が作成し、楽器はアコギとグランドピアノを一発録りしていく事にした。

せぇーの!で録りました。

 歌入れの録音方法が面白く、僕も初めての経験だったのだが、クロスフェードで重なり合う部分が多く、一度通常通り別々に録ってみたのだが、それぞれの持つスウィング感に微妙なズレがあり、思案した結果・・バトンリレー方式で録ることにした。        志谷君がAメロ歌って、チェック後、間髪入れず雪絵ちゃんに交代しBメロ歌ってもらい、チェック後、即交代して志谷君がBメロ被せて・・と体でリズムを刻みながら交互に歌って行き、アイデアもどんどん出てくる。         結構2人とも、ブラックミュージックの素養があるので、歌うたびにニュアンスが変わっていく。       その場のノリでテイクを重ねて行き、補正もコーラス重ねもほぼ要らない仕上がりとなった。         ベースが入ってない事を歌のグルーヴで補完する。         更にニュアンス付けに、雪絵ちゃんが「 弾いてみたかった! 」というヴィンテージの電子ピアノ” WURLITZER ”( ウーリッツァ )を使い、広がりを持たせる。        ちょっと音の立ち上がりが遅いのが、逆にアドリヴ感を引き立ててくれる。

ニコニコ歌入れする2人

 完成の形が見えないレコーディングだったが、僕も含めその場のリラックスした空気感が影響してか、目指す場所が4人とも一緒だったみたい。         張り詰めた雰囲気でのレコーディングは何度も現場体験しているけど、今回のような和やかな雰囲気は初めてでした。        √thumm のsujin君も、「 雰囲気作りで、ここまで全員が呼吸が合うものなのか! 」とビックリしてた。        こういうレコーディングなら、何度も経験したいですね。
 その後は、√thumm のVo.lioちゃんの営む aran cafe でコーヒーを頂き、 STUDIO HORYUJI を後にする。        そして、奈良に来たなら打ち上げはココでしょ!お馴染み大盛り食堂「 がっつり亭 」へ行き、今日一日を振り返る。         志谷君も雪絵ちゃんも一度もネガティヴな言葉を言わず、ずーっとニコニコでした。
志谷ケンイチ HP http://kensoul.blog85.fc2.com/
後藤雪絵 HP http://blog.livedoor.jp/yukihouseniikitai/
STUDIO HORYUJI HP http://aranparallel.com/studio.html
aran cafe HP http://www.arancafe.net/
√thumm HP http://rootthumm.com/

音楽
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コメント

  1. お、前面にこの話題って事は朝からの電話が功を奏しました??
    その環境の空気が作品に影響与えるので、逆に仕上がってくる作品からその空気を読み取れたりします。
    なかなか言葉で説明するのは難しい領域なんですが、いい空気にしようという意識すら気付かれないようないい空気作りが究極と思います。
    佐久間正英さんから僕はそのあたりを確信させられました。
    ちなみにこちらは鬼のようなタイトスケジュールで全員ギリギリの合宿モードでテンションどころかコンディション整えるとこからですが。。。
    非日常をいい意味で日常に繋げる。
    その意味で自宅併設スタジオや独立してるエンジニアは雇用関係より更にレコーディングが日常生活、生活そのものに近いのでこういう話の理解は早いかもです。恐らく吉見さんもタワー時代より今のほうが理解が早いはず。
    そういう観点から作品を聴くと色々見えますよ。
    作品じゃなく音圧をチェックしてるような音源は今より更に聴けなくなると思いますが。。。
    STUDIO HORYUJI&ARAN CAFEよろしくっす!
    あとまつしたひろしのこんにゃく工場見学も是非。

  2. HOOK UP RECORDS より:

    >MORGカドガキさん
    志谷君・雪絵ちゃんも
    自宅スタジオのエンジニアとの距離の近さが功を奏した。と言ってました。
    事前に指摘を受けていた通り、
    僕もsujin君も、環境作りのみに徹したと言っていいくらいでした。
    この感覚!みんなに味わって欲しいですね!

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