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大人のロック

 まずはニュースをひとつ・・・・・。

 「路上からスターの座を目指す若者らの夢を応援しようと、大阪府堺市は4月から市庁舎前で、ストリート・ミュージシャンらの野外コンサートを開く。レコード会社や音楽事務所の関係者を招くなどし、プロ・デビューへの橋渡しも行う計画。」

 まだ具体的には、発表されてなくて分からないのですが、” 第2のコブクロ ”を育てよう!と言うことらしい。        堺市にゆかりのある30代前半までのアーティストをオーディションで選び、年に5~6回、庁舎前にステージを組んで、ライブを開催するそうだ。
 その昔、僕も大阪市の依頼を受け、文化振興の一環としての音楽部門で仕事させてもらった事があるんですが、役所の人間と全然話が噛合わなかった経験があるんですよ。        多分、何らかの形で予算配分されたのはいいが、順送りの役所人事で降りてきた人なので、功績を上げるというよりは、任期中に揉め事が無いようにする事のみに力が向いてて、「よろしく頼む。」状態でした。        音楽どころかインディーズの事なんて全然分かってないし、「コンサート開いたら、1000人くらい来るの?」やって。         コッチが企画したライブにも顔すら出さないし、府民の税金使ってるって意識ゼロでした。
 堺市が、どういうブレーンを配置して、運営していくのか見ものですね。      堺市内にも、ちゃんとしたライブハウスやスタジオがあるので、その辺を引き込んでるならOKですが、ちょっと現場感覚とズレてる人(昔、メジャー畑に居た人だからOK!とかね。)と、トップダウンでやらせれてる素人の役人が、タッグを組むんだったら、不味いかなー?という感じがします。
 民間でやるんだったら、結果出さないと、大赤字で首くくるハメになりますが、役所仕事だと失敗しても、何も変わらないし、むしろ予算消化出来たー!とか言いそう。         アーティストからすれば、「レコード会社や音楽事務所の関係者を招く」なんて言葉には敏感に反応すると思うので、ちゃんとフォローしてあげてくださいね。         
 役所の人間は部署変わっちゃえば、何も無かったことに出来るが、アーティストからすれば、このコンサートに出てた事実はずーっと残ります。        最悪なのは、2年くらいで予算削除、コンサートもやらなくなって、税金無駄使いと言われ、グダグダで終わる事・・。        そうなったら、そこに出てたアーティストは、「あー・・あのアーティストって、例のコンサート出てた人やわ・・あーらら・・」って言われる事になる。
 そうならないように、「このコンサートからメジャー決まったんです!」「このコンサートで、有名になれたんです!」と言われる登竜門的なコンサートにして欲しいです。
 今日、夕方に本日ライブのある プロペラ のDr.堀之内さんが来店してくれました。       何かお店の存在知っててもらったらしく、恐縮でございます。       ライブでは、恐そうだったのですが、気さくな方で良かったです。
 その後、今日のイベントを見に行くというお客さんと、話してたんですが、その人いわく” ありえない面子 ”だそうだ。        さっき プロペラ の堀之内さんには、「若いバンドとも対バンしてやってください!」と言ってたんですが、その方いわく「若いバンドに付いていけない部分もあるので、こういう年代を合わせてくれる” 大人のロック ”イベントだと行きやすいんです。」との事でした。        ふむふむ、そういう意見もあるのかー、勉強させてもらいます。
 閉店後は、「 YU-JI ROCK TOWN 2007 」を見に行く。        面子は、 The Turtles / プロペラ / THE PRIVATES / TIMESLIP-RENDEZVOUS という” 大人のロック ”なバンドが集結!(トップの TIMESLIP-RENDEZVOUS は見れず。)
 着いたら、 プロペラ の後半途中でしたが、この曲って「 F 」かな?聞き覚えがある・・。         そこから、2曲Vo.羽原さん、女性Gt.チイさん暴れまくりー!         Dr.も、YU-JIさんに言われるまで気づきませんでしたが、クラッシュの位置が、鬼高い所にあって、ココゾのアクセントに使ってるんですね。       「結び目」もいいですね。          青春賛歌なテンポの曲ですが、曲本編までの語りが長くて、入り所が分からないっス。         あと、「 YES と NO 」演ったんですかね?        ザ・アウトロウズ / THE 48’s とかと対バンして欲しいなー。
プロペラ HP http://www.propeller.jp/
 次が、 The Turtles で、大阪出身のバンドなのに、大阪へ来るのが” 7年ぶり!? ”ですって。(僕もライブ見るのって、10年ぶりくらいかな?)          久々の大阪って事で、ご家族や友人の方々が、多数来場されておりました。          DJ終わりで登場した Vo.松本さんを見て、「おー!そうそう!」と思ったのが、何て言うの?あのー、マジックとかで使う帽子!シルクハットでいいのかな?まぁ、いいや何時か見た帽子をカブッテおられた。          楽曲も正直、全然思い出せないんですが、各曲サビになると、「あー、聞いたことあるー!」な感じでした。        里帰りでの安心感か、地元サウナでの話や「フラッシュ焚いて写真取ってや!」など、アットホームな雰囲気。          会場からの声援(ヤジ?)も大きかったです。
The Turtles HP http://hw001.gate01.com/turtles/
 そして、トリは THE PRIVATES で、このイベントには4年連続出場とのこと!          MCで「YU-JIが、”何も無い福島にロックを根付かせるんだ!”と始めたこのイベント、出させてもらって光栄です!」って言ってた。        楽曲の方は詳しく無く分かりませんが、もうねー、演奏力もそうですけど、一体感・ライブ感ありまくりです。         さすが、83’に結成してから、ずーっと高いレベルでライブしてきただけはありますね。         1曲凄ぇカッチョエー曲あったんで、今度曲名聞いておこう!
THE PRIVATES HP http://www.privates.jp/
 うたもの / ロック / ポップス / ガレージ とジャンルは違えど、全バンド10年以上のキャリアのあるバンドで、通常イベントならトリを取ってもおかしくないバンドがズラリ!         お客さんが言ってた” ありえない面子 ”ってのは、こういう事だったのか! 
     
 こういう” 大人のロック ”イベントに大阪の若いバンドマンは、もっと見に来ればいいのにねー。          聞いた事ない!とか、好きな音じゃない!とかではなく、10年以上現場に出続けられているのには、「バンドブーム」という良い環境があったにせよ、” 何か ”の理由があるから、残っている訳で、若いバンドマンには、その” 何か ”を体感してもらいたかったんですけどねー。        
  

音楽
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