初心者にも安心のCDプレス!対面でデザイン作成!しかも無料!

初編集なのだ!

 今日は、まず奈良から レコスタ MORG のエンジニアさんが、新年の挨拶で来店してくれました。          
 レコーディング・・・・・その昔、レコスタをロックアウトしてレコーディングなんて、考えもしなかった。         やっすーいリハスタを借りて、自分達で防音して、スピーカー位置変えて・・とレコーディングしてた。         デジタル?HDDに落とす?CD-R?そんなモノは僕らの環境周りには無かったので、出来上がりのフォーマットはカセットテープだった!        一応、見栄張ってメタルテープの高いのとクロームテープの2種類使ってたりした。         それを4チャンネルMTRを持っている奴の家へ行って、ひたすらミックス!         勿論、最終形もカセットテープで、自作のラベルとか作ってた。          今、こうやって書くと時間かけてショボイ事してんなーと思われるかも知れんが、当時は何とか最高の音を届けようと必死こいてた。
 まぁ、何故こんな話をしたかと言うと、レコーディングスタジオで録音したとあるバンドのCD-Rを聞いて、個人的な好みでは無くて、どう考えても ” こうした方がいいのに ”と思うことがあった。         バンド側の話を聞いてないので何ともなんだが、決められた時間内で終わらなくて、とりあえずの形になっちゃったのか?音にこだわったとは言っているが、そういった違いに気付いてないのか?          レコスタ側にしても、” 本当はこうした方がいいんやけど・・ ”と思いつつも、時間延長だとバンド側にも負担がかかるし・・と思ってるのか?そもそも、” こうした方がいいのに ”って部分に気付いてないのか?         更に言うと、そういう音源を聞いたリスナーも、ソコに気付かないようになってたりして・・。
 来られてた MORG のエンジニアさんに、そんな事を話すと、一呼吸置いた後、「 仕方の無い状況だと思うが、違いを認識出来、本物にこだわれる ” 人 ”を育てていかないと。」との事。           小売店に関しても似たような状況があるんですよねー。          と偉そうに言った僕もまだまだ半人前なので、ソコは妥協せず精進せねば!
MORG HP http://www.morg.jp/
 その後、入れ替わりで Prof.Moriarty&Smiley-Todd のスタッフさんが来店。         08年1月27日の京都MOJOで行われるワンマンライブ「 問題発生、プロフが何かしてる 」の宣伝用で年末に録った pod-cast の編集立会いに来てくれました。          ナントカカントカ録り終えた番組ですが、僕にとっての初編集もナカナカ苦労しました・・。           最初の1時間は、ほぼ編集作業の基本作業の確認でしたね。         フェードイン・フェードアウトはどうするのか?各メンバーの音量調整は何処をいじるのか?などなど・・。
 で、編集作業本番なんですが、Ba.六田君の声が、途中から全く入っていないのです!        耳を澄まして聞いてみると、微かに突っ込みを入れる六田君の声が・・。( トーク時にマイクを離し過ぎてたようだ。)          多分、バランスを取る手法は色々あるんだと思うが、結局、六田君のしゃべり部分・メンバーと六田君の絡み部分で不自然な所はオールカットになってしまいました・・。( 全国の六田君ファンの方、申し訳ないです・・)           それだけカットしても、まだまだ番組としては、尺が長すぎるのだ。( 45分もしゃべりやがって・・)        そこからは、スタッフさんの指示の元、ちょっとした沈黙や脱線話もどんどんカット!          なんとか25分以内に納まりました。          メンバーの希望では、楽曲をフルで流して欲しいと言ってましたが、容量の都合で無理!コレ以上話の内容も削れん!        
 おそらく、近日中に彼らのHP上で聞けるようになると思いますが、所々明らかに切り貼りしただろ!って部分がありますが、ソコはご愛嬌って事でお許しを・・。         しかーし、コレで大体 完パケ までの手順・作業は覚えたゾ!         ガッツリ6時間もかかってしまった編集作業も、回数を追うごとに短くなっていくし、元々のトーク自体を30分くらいに収めてもらえれば、下手すりゃ録って編集、その場でアップロードまで持っていけるかも!?         
 pod-cast 番組やってみたいー!ってバンドが居れば、言ってくださいねー。
Prof.Moriarty&Smiley-Todd HP http://www.geocities.jp/pm_st/

音楽
スポンサーリンク
HOOK UP RECORDSをフォローする

コメント

  1. えらいかっこいい書かれ方ですが僕の育てた『人』ってまさに今のところ紅ですけどね。プレイが一流でプレイヤーの気持ちが汲めてかつエンジニアとしても一流でしかもアーティストとしてのセンス以外に作品を客観視するプロデューサー的審美眼もあったらいい感じでしょ?彼みたいな人はなかなかいないと思いますよ。ついでにレーベル運営まで経験させてるんでいずれは音楽の鉄人になってくれると信じてます。もちろん僕もプレイはともかく他は彼に抜かれないように必死ですが。ただ、時間内でいいものを作るのが本当のプロで、時間をいくらでもかけていいものを作るのは誰でも出来るというのが恩師の教えなんで何をやるにしても効率を考えて作業します。なので時間がないからそこまでって言うのは別にそれが駄目って事を言ってるわけではなくて、限られた時間でいい物を作るという事はプレイヤーの技量も上がるし、集中も切れず、迷いも少なくなってメリットも大きいんですよ。音源制作の基本は相互の意思疎通を図ってエンジニアとアーティストが同じ完成形のイメージを最初から最後まで共有する事なんじゃないですかね?
    そのためにはアーティストはいい曲を作ってプレイとアイデアを磨き、エンジニア(スタジオ)は効率と品質アップのためにちゃんとそれに必要な機材を揃えてキッチリ使いこなし、何があっても切らさない集中力を養う事が必要と思いますね。
    実際他のスタジオさんで納得でいなかったアーティストがうちでレコーディングしてくれたり、某有名スタジオのマスタリングをリテイクしたりという案件も少なくないんですが、それはスタジオが一概に責任を感じる物ではなく、アーティストの経験不足なんかもあったりしますから。まあだからこそインディーズのレコーディングでは経験をフォローできる『人』が重要なんですね。
    うちも毎日修行と情報交換、機材整備を行い、より一層よい作品を作れる環境を提供できるように頑張っております。コラムみたいな書き込みになりましたが、この手の話題は関西インディーズ必見の音楽サイトMUSICDOME内で紅とコラムを書いてますので興味を持たれた奇特な方はhttp://musicdome.jpに携帯からアクセスしてみて下さい。っというわけで長々書きましたが吉見さん今年もよろしくお願いいたします。

  2. HOOK UP RECORDS より:

    >MORGカドガキさん
    こういう考えは、どんどん広めていかないと
    クオリティの高いものが、逆にマイノリティへと
    押しやられたりするかも?なんで、
    サークルを末端まで広げたいですね。

タイトルとURLをコピーしました