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元気を振り絞って!

 書いては消し、書いては消しで3回目・・ちょっとリアルな話。       今日の夕方、音楽なんだけど経済の方に造詣が深い関係者の方とお話させてもらう。        「 関西は特異 」だって事。        東京・名古屋の音楽業界では、巷で言われる ” 衰退期 ”に両足突っ込んでる状態だけども、新しいシステム・考え方を実践に移す人達も居て、上手くクロスフェードして再構築の可能性も高まっているが、こと関西に関しては ” 衰退 ”どころか ” 破滅一直線 ”に向かっていて、新しい動きも小さ過ぎて、全体に影響を及ぼすことは無いだろうって見解。         一昔前は、東京はドライで、関西は人情に厚いと言われてきたが、ここへ来て逆転してる事象を体感する事が多い。         世の不景気もあるんだけど、「 目先の利 」のみに囚われてる人間の多いこと多いこと・・。         結果的に、みんなでバンドマンから搾取しちゃってて、しかも取る側も取られる側もソレに気付いていないと言う状況。         本人達が互いに疑問も持たず「 これが正しい方法 」って思ってるのがね・・。         そりゃーバンドマンも生き残る為に 「 目先の利 」だけを考えちゃうのは仕方が無い。        ウチのお店にしても、今までは目をかけてたバンドと ” ギブ&テイク ”の関係に成らなくても、それはお店に魅力が無かったせいだ!と考えて、その不甲斐なさがモチベーションにも変わっていたけど、去年下半期くらいから旗色の悪い状況が見えてきた。        趣味・マイペースで活動している人達は別として、生活リスクを背負って活動してるアーティストに関しては、周りが最低限プラマイゼロになるよう配慮して行かないといけないが 「 目先の利 」で搾取するようになると、結果、アーティスト活動が出来なくなって、搾取する側も困るのは自明。         ” 生き残ってナンボ ”” 勝ち続けてナンボ ”勿論、その通りだと思うし、そうありたいと頑張ってるつもり。        だからみんなで仕事を回しあって・・って言う仲良し理論を展開するつもりはなく、様々な企業努力は必要!        
 しかし、生き残る為にアーティストから、誰が搾取するのか?と言うパイの奪い合い競争に参加しないといけないのであれば、お店は閉めようと思う。        考え方が甘いわ!と言われるのは100も承知、継続や提案を形にして行くのに、お金は必要なのは判ってるけど、自分が食う為以外はアーティストに還元したいし、贅沢するなら音楽に関係ない仕事でアコギな事やります。        
 本気で「 アーティストの為に! 」とあらゆる犠牲払って続けてるお店も、誰かを押しのけてアーティストを搾取しに行って、そのアーティストと ” ギブ&テイク ”の関係が築けないのであれば、店舗を構えてる意味無いし、アーティストからの必要性も無いもんね。        生きてくだけなら、どんなブラックと言われる仕事でもOKだし、関西じゃなくても、もっと言うなら日本じゃなくても問題ないしね。( 音楽とは、一生付き合うけどね )
 その話をしてくれた前述の関係者の方は、関西のそういう状況を見渡して、既に東京・名古屋側にシフトしておられる。         関西に居る人達は気付いてないかも知れないが、東京・名古屋の方達と話をすると、悪い意味での関西の特異さを言われる事が増えてきてる。        「 関西の音楽シーンを盛り上げて! 」と言い続けて来たけど、この閉塞感・不安感は如何ともしがたい・・。         
 ろくな飯も食えず、時間も金も無いギリギリの状態で踏み止まっていられるのは、こんなお店でも頼ってくれて、 ” ギブ&テイク ”の関係が築けているアーティスト・関係者・お客さんのおかげ。
 なんか弱音・愚痴っぽく取られちゃう書き方しちゃってるけど、その方からされた話の内容からすると、ほんの触りだけなんだけどね。        これを読んで「 お前の努力が足りんだけやんけ! 」と思う方が多いと思うが、裏の意味を汲み取ってくれる人が何人かでも居てくれれば御の字です。         このお店でやりたい事もあるし、見たい光景もある、関西が好きだし、信じたい人達も居る、頑張りますよー!・・と元気を振り絞ろう。
      

音楽
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