人それぞれに、”譲れないもの”や”変えられないこと”があると思います・・。
今日、エレクトリックギュインズのVo.マエタツ君が来店して、その辺りの濃い~話をしました。 「売れること」「音楽で飯を食べていくこと」ってやっぱり難しいもんです。 全てのバンドに可能性と方法論が無限にあるが、ソコに到達出来るのは、1~2割程度か? バンドがメッチャ頑張る事を前提にして、既存の方法でいけば、大体集客でいって200~250人のワンマンが限界かな?その辺りまでは、頑張れば行けるはず。 そこから先は、色んな方の協力や宣伝・露出、勿論「運」の力も要ると思う。
そのレベルまで行くと、今までは大丈夫なことが駄目になったり、それはちょっと・・ってことも、しなくちゃいけないようになってくる。 アーティストって、普通のサラリーマンを選ばなかった時点で、自分なりのポリシーがある訳で、”譲れないもの”や”変えられないこと”へのこだわりも絶対的なものがあると思います。 そういった「絶対的なこだわり」を持ったまま、自分のペースで活動し、世間に認知され、「売れること」「音楽で飯を食べていくこと」に繋がっていくのが、綺麗な形だと思いますが、なかなかそう簡単にはいかないもんです。 妥協するって訳ではないですけど、やはり大きくなっていくには、バランスを上手くとっていくことが大事なのかも?
理想を言えば、
●バンドとしての立ち居地をしっかりと理解してくれる方が居て、その方がプランニング・マネージメントなんかをしてくれて、バンドは本来の音源制作・ライブに専念出来る環境がある。
●全てのことを自分達のペースで、自分達発信で行い、その上で世間的に認知されている状況にある。
ってのが理想ですかね。
前者の場合は、運良くそういう方と出会えたとしても、業界内での力関係や人脈もそうだし、本気で自分達と心中覚悟で頑張ってくれる方だったら、いいんですけどね。
後者になるには、1回メジャー行って、ガッツリ固定ファンを付けた上なら、可能なんですけどねー。 どっちも実際は難しいッス・・。
僕としては、例えば日本全国の人に「音」を一斉に聞かせることが出来たとしたなら、個々のアーティストの「音」に反応してくれる人は、少なくとも必ず居るはずだ!と思ってるし、聞く側からしても、今まで聞いたことなかっただけで、「一生を変える音」と出会ってもらえるはずだ!と思ってます。 なので、僕が手伝えることと言えば、「日本の大阪の福島の商店街の2F」の、極々僅かな小さな範囲ですけど、出来るだけ”発信する側”と”受信する側”を繋げてあげられるように、頑張るッス! バンドマンも、使い古された言葉やけど、可能性を信じて、あきらめず頑張ってください! 一発逆転のチャンスは、必ず来るはずです!
※通常のCDショップでは、廃盤扱いになっている エレクトリックギュインズの「momo-nomi」預かりましたー!
electricguins HP http://www.milmil.cc/user/guins/
コメント
音楽の世界ってほんとにいろいろあるんですね。
私たちはCDを手にして、ライブに行って、
元気をもらっての日常ですが。
ほんとにどのアーティストさんもあきらめずに
音楽を続けてほしいです。
そして、吉見さんが福島にお店を開いてくれた
から、私たちも一生ともにしていく音に出会い
ました。吉見さんと出会えたことで、
変わり始めた世界です。
ほんとにありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
>オカジマ さん
まぁ、実社会からはチャラチャラしてるように
思われがちだが、同じように苦労してるわけですよ。
好きなバンドさんだけでもいいんで、
応援してやってくださいな。
「一生ともにしていく音に出会いました。」
更に言うと、その音を通じて
共通の話題が出来る友達が増えるといいなー。
と思っております。