今日は、今夏8月~9月にかけて、得意のアコースティック編成でツアーを敢行する ココロオークション のBa.大野君が来店。 来店して、先ずは療養中のGt.テンメイ君の現状報告を聞く。こればかりは焦らずゆっくり待つしかないね。 今日の用向きは、そのアコースティックツアーの特典を作成して欲しいとの事だったので、用意された素材群を大野君の指示を受けてデザイン開始ー!
作業をしていると「 新曲が出来たんで聞いてください! 」と Andend boom のGt.凜太郎君が来店。 大野君と面識あるようで互いに「 おぉー久々ー! 」と旧交を温めていた。 折角なので・・と、大野君と2人で新曲達を聞く事にする・・ 音源を聞いていると、凜太郎君から「 これらの楽曲を持って、どう動いて行こうか?と思ってて。 」との事だったので、大野君からメジャー先達者として見解を述べる。 その見解を補完するようにワシからも意見を言わせてもらう・・大野君もワシも言ったキーワードが「 コンセプト 」だった。 この事は全てのバンドにあてはまる話ではないのを先に言っておきますね。 Andend boom のサウンド、凜太郎君の言う方向性、アニソンと言うワード・・それらを判断しての「 コンセプト 」なので。 アニソンと言っても範囲が大き過ぎるし、世のバンドの多くがアニソンタイアップは欲しいと思っている。 もっと深く狭く細かく太く濃く尖らせたピンポイントなコンセプトだね。 例えば・・●●●監督の▲▲年に公開された「 ■●▲ 」というアニメのこの場面をイメージして作った曲!くらいピンポイントでOK。 そこまで狭くしちゃうと汎用性が無くなって広がらないのでは?な心配もあるが、100の内99の反応が無くても、小さくとも深く狭く細かく太く濃く尖らせた 1 に突き刺さって穴を開ける事が出来れば、その小さな 1 を広げれば残りの反応の薄かった99からも興味を持ってもらえるので。 これがネットの無い時代だと、小さな 1 は小さな 1 のままだったんだが、現代で言うと小さな 1 もネットのおかげで距離を越えて千や万に繋がったりするんでね。 何故、大企業がこぞって個人の趣味・志向・生活パターンの分かるビッグデータを収集しているのか?を考えてもらえれば。
※ 19年12月8日@心斎橋VARON
「 ANSER OUR MOVE 」
初ワンマンライブ
Andend boom HP http://www.andendboom.com/
凜太郎君が帰った後、大野君も「 僕らもコンセプトの必要性を感じてまして。 」と話し出して、彼の考えている今後の活動の軸となるコンセプトを聞く!確かに、君達のサウンドには必要なコンセプト! となると・・80年代の歌謡曲~90年代のJ-POPは研究しないとだね! 楽曲自体もそうだけど、プロの作詞・作曲家の事も掘り下げないと!ワシからは、筒美京平と松本隆を推しておいた! 小さな半径の生活圏での出来事・・「 朝起きて、シャワー浴びて、電車乗って、学校行って、好きな子と話して、バイト行って、一日終わって 」を歌う曲も、プロの作詞家の腕に掛かったら、ほんの1・2フレーズで表現しちゃうもんな! ガシガシとインプットしちゃってくださいな。
でも、ゆっくり療養して欲しい!
※ 19年8月9日@心斎橋JANUS
「 夏色音楽祭 2019 」
w: アイビーカラー / the shes gone / reGretGirl
※ 19年9月6日@心斎橋JANUS
「 CCR UNPLUGGED TOUR in OSAKA 」
アコースティック編成ワンマンライブ
※ ココロオークション の音源はお店にあります!
詳細は→ < コチラ >
ココロオークション HP http://cocoroauction.info/
閉店後は、梅田シャングリラでガールズボーカルを集めたオールジャンルのブッキングイベント「 シスター 」を見に行く! 2番手の Limonium から見たのだが、結成から約半年でメンバーチェンジがありつつも新しくBa.Shun君が加入して、大分と方向性は固まって来た! まだ現体制でのライブは数回かな?間違えないように・・ってのと熱量重視で挑んでいるので、細かい表現力辺りはまだまだこれから。 19年8月30日にリリースされる1stシングル「 日常と窓 」にも収録される定番曲「 人生航路 」だけは、なかなかの仕上がり!( ← 新体制になるに辺り、この曲を最初に手掛けたんだろう )
※ 19年8月30日@神戸RAT
Limonium pre.「 永久不変 」
w: Leica / SHAKILAMO! / Lailah / いつまでもそのテンポで
Limonium HP https://limoniumband.wixsite.com/mysite
3番手がワシが勝手に ” 孤高の天才 ”と思っている 葉山久瑠実 で、初めて聞く「 Best Friend 」から皮肉と羨望が入り捲くりの曲だった。 「 身の程知らずになりたい 」「 順調そうだね 」に関しても ” こんな女は嫌だ! ”ってDis全開な歌詞も紐解いてみると ” 実はそうなりたいんじゃないの? ”って勘ぐっちゃう羨望も入ってたりで、決して男性には見せない女性の怖~い裏側の部分が情念たっぷりで綴られてる。 みるきーうぇい のVo.Gt.香織ちゃん の弾き語りとで見たいんだよなー!引き合いに出すのはどうかな?と思うのだが、かおりーうぇい とアプローチは真反対だけど、痛みや闇を抱えた女性にエールを送っていると思うので。 ほんと歌詞の構成が素晴らしく凄まじいので、一度トレイラーだけでも聞いてみて!→ < コチラ >
※ 19年9月4日@心斎橋ライブバー・歌う魚
「 歌う鯛のバラッド-2周年スペシャル- 」
w: 山田エリザベス良子 / 大槻美奈 / ひろせむつみ
葉山久瑠実 HP https://kurumihayama.wixsite.com/ao-rose
4番手が初めてライブを見る Hekatone というファンクなリズムにポップスのメロディーを乗せたグルーヴィーな女性ボーカルバンド。 恐らくリズムギターを担当している彼がバンマスなんやろうなー完全にサウンドを牽引してたもんなー。 ちょっと後ろに引っ込んでいる女性鍵盤コーラスの彼女は、曲によってはグイッと前に出してあげても良いと思った。 R&B / Funk / Soul とサウンド幅が広く、なかなかアダルティな横揺れサウンドでした。 ズクナシ / OrientVespa / BrightLucyTelevision なんかが好きな人に!
Hekatone HP @hktn_official
そして、トリ出番が一人アンビエントテクノユニット nishikeke(ex.Moccobond )で、今回はギターとベースを従えた3人編成だった。 しかも、そのベースってのが元Moccobondの佐藤君かよ!! 曲は知らんのやけど、その細部まで作り込まれたサウンドは、手数の多いEDMのDJみたいやな。 Moccobondの際は、更にエレキギターを弾いてたんで見栄え的にも飽きは無かったが、今の一人ユニットとなってシーケンサーからトラック流して音をエフェクトしてたりする箇所は良いが、それ以外の所での手持ち無沙汰感が出ちゃうので、何もしなくて良いとしても忙しい見せ方は必要なのかなー?・・と。 まぁ、見え方は兎も角アレンジ力はさすがのセンスがあるな! 本人と話をしたところ「 アイドルの作曲含めサウンドプロデュースしたいです! 」と言ってたので、もし『 自分に合った楽曲が提供されていない気がして・・。 』と言うアイドルは依頼してみるのはどうでしょうか?
nishikeke HP https://www.nishikeke.com/
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