涼しくなって来たと思った朝方、またちょっと蒸し暑かったですね。 エエ天気やったんで、大量のTシャツを洗濯したった!気分爽快!! 暑さのおかげで睡眠時間短かったが、天気良かったんでバッと起きてシャワー浴びてスーパーへお買い物! 特売されてた「うまかっちゃん」と「正麺」をゲット!5袋で278円だったよ!
昼イチから、個人レーベルさんが来店し、所属してる女性SSWのオーディション候補曲をブラインドで選んで欲しいとの相談。 アーティスト名も教えてもらえず、アー写も見せてもらえず、オーディションの趣旨+楽曲のみで選べば良いんですね?了解しました。 候補10曲の中から3曲選んで、再度聞きなおして1曲に絞ってみた! どうやら、他の曲は作詞・作曲に人の手が加えられてるが、選んだ曲は完全オリジナルだったみたい。 西野カナ風と言っちゃえばそれまでだけれど、一番感情が表に出てるかなー?ってのが決め手でした。3次くらいまで残れれば大したもんだと思いますよ。
夕方からは、以前に「 自分でイベントしたいんです! 」と相談を受けていたお姉さんが来店し、そのイベントの骨子が固まって、ようやく面子も発表出来ます!との報告を受ける。 彼女自身も鍵盤弾き語りシンガーとしてステージに立つそうで、連日ストリートで場数こなしてるみたい。( チケットも売らなきゃアカンもんね ) 今は、オリジナル1曲のみで後は全てカバー曲か・・ストリートする分には良いが、ライブハウスに出演するとなるとねー・・カバーも演るとして、最低3曲はオリジナルが欲しいところ!頑張ってねー!
※ 13年11月8日@南堀江Knave
「 音友音楽祭 vol.0 」
w: PON(ラックライフ)/ Sung(X ZONE)/ 槇原かな / ちょめ / and more..
晩から、1件来店予定が入ってたがキャンセルになってしまったので、ここ数ヶ月に頂いたサンプル音源の整理をする。 製品盤で頂いてる音源は大丈夫なんだが、CD-Rで頂いてる分で誰だか分からない音源が40枚近くも!! 聞き終わった後に、盤面にアーティスト名を書き込んでおけばいいんだがなかなかねぇー・・。 1枚ずつプレイヤーに入れて、早送りしながら記憶を辿って、この音源を誰から頂いたのか?を思い出す作業。 時間を空けて聞き直してみると、新たな発見があったりして嬉しいね! なんだかんだで、4時間近く掛かっちゃったけど、最終的にどうしても誰だか思い出せないCD-R音源が3枚残ってて・・すみません・・。
サンプル音源の話なんですけど、大抵はCD-Rで作成しますよね。 これから全国流通を考えてたりするバンドも居るだろうから、タワレコバイヤー時代の事を思い出して与太話でもしてみるか! 昔も今もそんなに変わらないと思うけど、タワレコ梅田店くらいの拠点店になると、大体サンプル音源が週に最低でも30枚多い時に70枚くらいは送られてきたり、持込みされたりしてるんじゃないかな? 今のHOOK UPでも、週に最低5枚多くて10枚くらいは頂いてたりする。 タワレコ時代は、そのサンプル音源をじっくり聞く時間ってのが、本当に取れなくて・・接客・品出し・コーナーチェック・音源の袋詰め・ミーティング・アーティストからの挨拶・インストア・その日に売れた音源のバックオーダーなどなどに忙殺されて、どうしても後回しになっちゃいます。 それでも、毎週オーダーの締め切りが来るので、残業して聞いたり家に持ち帰って聞いたりしてます。 メジャーからのリリースだと営業さんが来られて、アーティスト1つ1つについて説明してくれて「 これは、今度タイアップ決まってて・・」や「 ワンマンでこれだけ動員あって・・ 」なんかの情報をくれたりするんで、音源を聞かなくても判断はし易い。 しかし、インディーズになると、ほぼ9割方サンプル音源と紙資料で判断する事になる。 レーベル所属ならば、電話営業されたりするし、アーティスト自身が営業に来たりするんで、多少なりともの判断材料にはなるが、やはり基本はサンプル音源と紙資料。
多分、今もそうだと思うけど、ショップのCDプレイヤーってかなり古い型を使ってたりするんで、幾つか気をつけた方が良い事がある。 大量にサンプル音源を作成する場合、安価な海外製を使ったりするが、1ロット50枚の内で2~3枚はダメなのがあると思っておいた方が良い。 資金的に余裕があるならば、国産CD-Rになるかなー?パソコンでも聞ける環境にあるバンドマンやライブハウスに対しては、安価な海外製でも大丈夫だろうね。 パソコンだと、多少のエラーは読み取ってくれるからね。 パソコンじゃないCDプレイヤー環境下にある方へ渡す場合は、国産CD-Rかプレスした盤がいいね。予想してるより、古い型なもんで・・。( CDショップやラジオ・TV局など) そのサンプルCD-Rを大量に作成する時って、皆で手分けしてパソコンで焼いてたりしますよね? パソコンの設定を触ってなければ、デフォルトで最大倍速になってたりするんで、ちょっと倍速は落とした方がいいですね。 出来上がったCD-Rにシールを貼ってたりしますけど、実はコレも音飛びの原因になったりします。 プレイヤーやドライブに挿入した際に、回転のバランスが悪くて、しっかりとレーザーが当らなくて読み取らないんです・・しっかり焼けてても、そのシールの重みのせいで音飛びしたりしてます。 あとパソコンで焼く際に ” データCD ”として処理してたりすると、プレイヤーではアウトです!焼き終えた後の確認をパソコンですると、データCDが読み取れちゃうんでOKと思っちゃうんですよね。 ちゃんと「 音楽データ 」として焼かれてるか確認しておこう!
で、タワレコ時代に話を戻すと、当時はCDバブルの絶頂期だったんで、週に120枚くらいサンプル音源が来てたりしてて、それらを全部聞いて行く訳ですが・・さきほど書いたNGなサンプル音源は、聞けなかった時点で終了ーでした・・わざわざ公式HP探して、試聴サイト行って聞くなんて事は時間的に無理だったんで・・。 サンプルの聞き方としては、紙資料を見ながら1曲目から聞くのですが、大体Aメロ~1サビ終わりで次の曲に行きます。 似たような曲が並んでいるなら、紙資料に書いてあるリード曲やオンエア奨励曲をメインに聞きます。 リリース日よりもかなり前段階でサンプル音源を聞かせてもらいますが、全曲じゃなくてもOKです!REC途中だったりするならば、リードやメインの曲だけでもOKですよ。 でね、盤面にもアーティスト名だけでも書いておいて欲しいのです! 2時間も3時間も、サンプル聞いて・・次!・・サンプル聞いて・・次!ってやってると、机の周りがCD-Rと紙資料で散乱しちゃうのです。 全部聞き終わって、散乱したCD-Rと紙資料を付け合せる作業をする際に、盤面に名前が書いてないと・・すみません、懺悔します。捨てちゃった事あります。 今だと、サンプル1枚作成するのに、どれだけの時間と労力、アーティストの思いがあるかを目の前で見てるので、捨てる事なんて絶対にしませんが、当時はそんな所に思いを馳せる余裕も無くて・・「 ちゃんと、名前くらい書いておけよ!! 」な気持ちでした。
インディーズの場合だと、バイヤーと接する所って ” サンプル音源と紙資料 ”だったりします。 ワンマンで200人ソールドアウトした!自主企画にあのバンド呼んでるやんけ!なんかは、今のワシだとかなりの判断材料にはなるが、大手CDショップのバイヤーからすると全く無名だったりします。 情報を仕入れてないバイヤーの怠慢とも言えるが、逆を言えば、もっと無名のバンドでも ” サンプル音源と紙資料 ”を先ずはしっかりと作成すれば、取り上げてもらえるチャンスもあったりする訳で。 実際、aiko や orange pekoe / ellegarden / humbert humbert なんかの入り口は ” サンプル音源と紙資料 ”だけの判断だったしね。
サンプル音源の話ばっかになりましたが、紙資料も大事ですよー!やはり、バイヤーの目を惹くレイアウト・キャッチフレーズ、興味を持たせるためのプロフィールや経歴などなど・・タワレコバイヤー時代の話をすると、『 只今、地元で人気沸騰中の●●●待望の1stアルバム! 』がキャッチフレーズで、後はバンド名・タイトル・曲名だけが書いてあるテキスト資料なんかは、サンプル音源の1曲目のサビまでに!!!と来なければ終了ーでした。 ここで言う終了ーってのは、注文数がゼロか地元ならば1枚入れるくらいで考えてもらえれば。 リリース日に、お目当ての音源を捜しに行っても在庫が無かったりするのは、こういう事が原因の一つだったりするのです・・。
つらつらら~と書きましたが、大分と初歩の初歩な話なんで、もっと詳しく聞きたい!ってバンドマン居たら、何時でもどうぞー!状況に応じた話をしますです。 どうですかね?何かの参考になりましたか?
あ、宣伝忘れてた!HOOK UP店内に、サンプル音源を大量作成出来る「 デュプリケーター 」ってマシンがありますよー!1枚@10円です。 ちまちま家で作成する手間を考えたら、断然お得ですよー!( 因みにDVDも焼けちゃったりします )
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