本日、8月1日より、以前から進めていた オンラインショップ がオープンしましたー!!
オンラインショップ HP http://hookuprecords.shop-pro.jp/
いままでの方式が面倒で手が出せなかった方もクリックでお買い物が出来るので、使いやすくなってます。 あと、携帯にも全キャリア対応しています。
もう、何度「 公式HP 」の文字列を打ち込んだのだろうか? 大手CDショップに比べれば、タイトル数は少ないもんですけど、コレを全部手打ちで移動させるのが、どれだけ大変だったか・・。 見た目も大分とスッキリしてるでしょ?かなり内部をいじくってますからねー。 これまで置いておいただけに等しかった 通販ページ ですが、” CDショップ ”としての役割を果たすべく、コッチもガンガン更新していくつもりです。
もう一度、URL貼っておこう。
オンラインショップ HP http://hookuprecords.shop-pro.jp
今日、関係者の方と相次ぐ大手CDショップチェーン閉店の話をしてたんだが、まず「CDが売れなくなっている」という現実があって、配信・違法ダウンロードも原因の一環ですよねーって話をされた。 他にも、情報過多によるニーズの細分化や若者人口の減少・音楽に使う時間や費用の減少などなど様々な社会要因も絡んでいるんだろう。 そもそも聞きたい音楽が無いって意見もあるしね。( これ言われちゃうと悲しいです・・)
配信と言っても、大量にダウンロードされてるのは、一握りのアーティストのみで、ことインディーズバンドに関して配信販売はまだまだ利益に繋がってないのが現状で、CDの販売(現場での物販・ショップでの販売)は、バンド活動を続けていく為として、非常に重要なポストを占めてますね。
僕は、インディーズの配信ってのは、あくまでもライブに足を運んだり、音源を購入したりする入り口・プロモーションと思ってます。 地方の方で、近くにライブハウスもCDショップも無いって方にとっては、好きな音に触れる格好の技術とは思いますがね。 それでも、やはりCDを聞いて欲しいし、ライブにも行って欲しい! ギューっと圧縮された音では無く、いい音でジャケットを手に取って、歌詞を見て自分なりの情景を思い浮かべて聞いて欲しいのだ。 更にその先にある現場のライブに是非足を運んで欲しい。 音源で聞くのとは、また違う発見があるし、バンドのパーソナルな部分も見えますしね。
そのCDですが、残念な事に激安レコーディングや激安CDプレスによって、CD制作が身近になった反面、音源自体のクオリティやジャケット(デザイン・歌詞)までを含めたパッケージの意味・価値や重みが、バンドマン自身も薄く感じられてる現状がありますね。 予算の都合もあるだろうし、そういう所を使うな!とは言いませんが、売る側としてはバンドマンが音源を持ってきた時に「 こんな安いレコーディングで、こんな安いプレスで、とりあえず作りました!」・・・・・で聞いてみたら「 おいおい・・・ 」、ジャケット見てみて「 おいおい・・・ 」なんて事を実際経験した事もあるので、” この子達にとっての音源の意味って何やろ?・・・”って考えたり。 提供する側のバンドマンが、この調子じゃ聞く側のリスナーも段々と音源の価値や存在意義も薄くなって当然だと思います。
以前の日記にも書いたが、CDは” その時の自分達やお客さん、関わりのある人達の想いが、パッケージされているもの ”だと思うし、幸いお店に来てくれるバンドマンは、皆そういった想いを胸に音楽活動をしているナイスな奴等ばっかりです。 そのナイスな奴等の為にも、中途半端せず真っ向勝負でこだわりを前面にして、何とか陽の目を見せてやりたい! 僕がタワー梅田でバイヤーしてた頃の大盛況ぶりを、このナイスな奴等と一緒に作り上げて行きたいのだ! ( 日々、勉強ですな。) 今後もそういったバンドの音源制作や活動方法の相談にのっていくし、今だからこそ” CDを売る! ”と言う意味で、オンラインショップも開設し、お店での販売にも力を入れていくし、” 激安 ”には無い” 血の通った ”付き合いで、音楽シーンを活性化させるべく、奮闘していくのだ!( 血の通ったってフレーズが、かなりヒットしてます。)
コメント
いやー熱いっす!
うちも色々と業態を変えながらやってきましたが、結局激安ではなく本物を追求するようになったのでこの方向性は間違い無いと思いますよ。だってどんなに安くレコーディングしてどんなに安くプレスしても結果に繋がらなければ意味無いですから。単にCDを作るって事が身近になりすぎるのも困りものですね。ことレコーディングで言わせてもらえば事前のプリプロや楽器の調整は物凄く大事というかCDプレスするくらいの作品なら必須ですからね。あとはマスタリングも専門業者に出せないならレコスタのエンジニアさんも機材が無いのに無理に音圧上げようとしてぐちゃぐちゃにならないようにだけはして欲しいです。心地よく聴けないと楽しめないですからね。そしてCDを作った後もそれ以上に大事なわけですよ。作ったはいいけど売れずに解散とか悲惨ですが良く聞きますし。その点、吉見さんのアドバイスで#9や和魂人などうちの関連アーティストも本当に助かってます。激安という謳い文句より今後は中身やその場だけじゃない人間同士の付き合いでの勝負の時代と思うのでうちも頑張りますよ!
半端な覚悟じゃ入手すら出来ない機材を気合で入れてガッツリ使いこなしてまだまだ音を追求します!
お互い業界の負の連鎖を断ち切るべく頑張りましょう!
血の通い合った・・同感です。
私も制作の気持ちが解る営業をやっていくつもりです。
それにしても今のCDの厳しい現状、何かある、何か原因がある。このままではいかん。
私は今まで偏見等でやり方や方向性が悪かったかもしれない。
だから今後はもっと客観的に全体を見て、色々と検討していきます。
>MORGさん
「お互い業界の負の連鎖を断ち切るべく頑張りましょう!」
僕もまだまだ勉強ですが、音楽の持つ意味や価値を
愚直に伝えていかねば!と思います。
この社会情勢の中、安い価格に走るってのは、
群集心理としてアリとは思いますが、
価値や重みなどクオリティを下げての安価は、
後々、自分達の首を絞める事に何故気付かないんでしょうか?
頑張らねば!
>通行人さん
「もっと客観的に全体を見て・・」
僕が見てる範囲も狭いと思うんですよ。
でも狭い範囲でもコレですからねー。
マクロ的に見てる人からすれば、もっとヤバイ状況なんでしょうね。
そういう人が、何とかせねば!と行動してくれてればいいですけど、
半ば諦めの境地で、とりあえず露出使って1発も儲けて、
後は、知らん!サヨナラー!だと辛いもんがありますね。
そういう立場の方とも話してみたいです。