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くるりの25回転 大阪編

 今日は、ここ最近のオミクロン株の蔓延によって、来店予定のキャンセルや見に行く予定にしていたライブの延期もあって、今年初の銭湯へ行くつもりにしてました。           昨日の晩に、見放題 実行委員長 民やんから連絡があり『 明日 くるり のライブ行きます?チケット1枚余ったんで! 』との事。          そりゃー ” 今年初の銭湯 ”と ” くるり のライブ ”だと比べる間もなく「 マジで!!行きますっ! 」と即答。

 くるり のライブなぁ・・多分、2000年前後?メジャーデビュー後に見たっ切りなんですよねー。          ファーストコンタクトとしては、98年リリースの「 ファンデリア 」でね。          当時はバリバリにタワレコ梅田マルビル店でインディーズバイヤーをしてた頃。          飛ぶ鳥を落とす勢いで、インディーズ音源の売上がうなぎ登りだったので、CDラックも5つから7つ→9つと増えてた頃やね。            リリースの数も多くて、全国各地から注文用のカセットテープやCD-R
が送られて来てて、週に50~70アーティストの音源を聞いてました。          サブバイヤーの男の子と聞いてから2人で注文枚数を決めてました。          その時に送られてきてたのが1stの「 もしもし 」と2nd「 ファンデリア 」のカセットテープでね。            先にカセット2本を聞いたサブバイヤー君が狂喜しながら「 これ凄いッス!100取って展開しましょうよ! 」と言うて来た。         メインバイヤーのワシとしては、当月の予算組みやら売り上げ予想の関係から「 んー・・行っても50かなー?初回30で良い? 」な返答をした記憶がある。         後日、納得しなかったサブバイヤー君が京都までライブを見に行って来たらしく、フロアの様子を事細かに説明してくれて、ワシも「 確かに音源は良かったし・・フロアの反応がそうだったんなら・・100行くか!! 」で展開したんですよねー。        結果はバカ売れしました!やっぱ現場は大事やね。          まぁ、そんな与太話は置いといて、雨模様の中 会場となる大阪フェスティバルホールに着きましたー!          
 くるり結成25周年記念「 くるりの25回転 」ホールワンマンライブですっ!( 全国で大阪・東京のみでの開催! )勿論、完全ソールドアウトしています!

 民やんが持ってたチケットが ” 2階席、最前列 ”と言う親族や大手関係者が座る超絶VIP席で恐縮・・。             そんな超絶VIP席ってのも嬉しいんだけど、それよりも1階じゃなくてホッとした。            ホールの1階席だと困るのが・・どのタイミングで立ったり座ったりするのかが分からんって事。             折角の椅子席ホールライブなんで全曲ゆったり座りながら見たいんやけど、前席や隣席の方達が立ち上がっちゃうとステージ見えなくなるし、立たないと周りの雰囲気を壊しちゃうので不本意ながら席を立ったりするのがモヤモヤしちゃってね・・。          そういった意味では、2階だし最前列だし立つ事無くゆっくりステージを見れるのが嬉しいね!

実際の光景!

 ライブの方は、25周年と言う事もあって、ガチ初期の「 ランチ 」「 虹 」からスタートして、メジャーデビュー後の代表曲オンパレード ~ 15分休憩 ~ サウンド幅が広がった頃や最近の曲 という2部制で、本編で約2時間半くらいかな?           まだ東京公演が残ってるのでセットリストは言いませんが、一部が熱かった・・だってね!「 ばらの花 」 「 ワンダーフォーゲル 」 「 ワールズエンド・スーパーノヴァ 」ですよ!!           2部の方は・・すみません、数曲しか分かりません!「 さよならリグレット 」 「 琥珀色の街、上海蟹の朝 」 「 ふたつの世界 」 くらいしか知りませんでした。        2部の中だと、2部の2曲目に披露したサイケでファンキーな曲が格好良かったな!!( 曲名分からんけど )           編成は、Vo.Gt.岸田繁、Ba.佐藤征史 の2人に、リードギター / ドラム / キーボード / キーボード / パーカッション / バックボーカル / コーラス / 管楽器(サックス、オーボエなど )2名 / マニュピレーター の総勢12人が曲毎に編成変更があって、1曲毎に岸田君のギターも変更されてた!          2階から見てたんで分かったけど、ドラムの後ろにギターテックさんが2名居て、6~7本のギターを取っ換え引っ換え忙しくしてました。           インディーズバンドにあるチューニングタイムが無いので、曲への移行がスムーズだし、現実に引き戻される事なく浸ってられますね。          アンコールで2曲演ってたんですけど「 そりゃー この曲は演らなきゃね! 」を披露してました!         いやぁー何もかんもが完璧過ぎて、それこそクラシックを聴きに来てる感覚になるよな!         各楽器陣の演奏する姿も2階・最前列のエエ角度から見れたので、かなり勉強になりました!        誘ってくれた 見放題 実行委員長 民やんに感謝ですね!!!心残りは「 東京 」がセトリに入ってなかった事!
 2階から客席を見てると子供を連れた夫婦の方達も結構居られてね。         恐らく高校生くらいに くるり の音楽に出会って、社会に出て同じ くるり の音楽が好きな女性に出会って、結婚して、子供が出来て・・くるり のサウンドを聞かせ育てた子供が一緒にライブを見れる年齢になって・・ってのが25周年なんですよね!            このまま活動を続けて40周年くらいになれば3世代に渡って同じアーティストに影響を受けるファミリーも出てくるよな!          そう考えると続ける事ってドラマがあるよなー・・世のインディーズバンドも先ずは10周年を目指して頑張ろうな!

※ 22年2月11日@東京ガーデンシアター
「 くるりの25回転 東京編 」
ワンマンライブ

くるり HP https://www.quruli.net/

 普段は、200人キャパのライブハウスで集客数30人以下のインディーズバンドばかり見てるんで、年に1~2回はホールクラスのライブを見ておかないとバンドに対して未来へ説得力のある話が出来ないのでね!          どういう事かと言うと、ワシのする話がライブハウスキャパがMAXになっちゃうのが理由です。          それとは逆に、大手メディア関係者も大挙して見に来られてましたが、そういった方達にもガラガラのライブハウスで頑張ってるインディーズバンドを年に1~2回で良いので見に来て欲しいもんだ!         でないと彼らのする話のミニマムがZeppクラスの内容になって、バンドの現状とそぐわないので。          頑張れば届く未来の話をして欲しいのに遥か彼方で想像も出来ん大きな話をされても実感が湧かんもんな

音楽
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